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人間らしさってなんなんだろう
"せめて、人間らしく"って言葉がふと浮かぶ事がある。新世紀エヴァンゲリオンの第弐拾弐話のタイトルだ。この人間らしさってなんなんだろうとふと思う事がある。ちなみに今回はエヴァの話ではない。
人間らしさって言葉にはポジティブとネガティヴの両方ある
例えば己の危険をかえりみず、誰かの命を助ける人間らしさもあれば、自分の身を守る為に危うきに近づかずという人間らしさもある。両極端過ぎて、どっちやねん!と言いたくなるが、この幅の広さこそが人間らしさだとも思うし、そしてその幅の広さに対して拒絶するのもまた人間らしさだと思う。
YouTubeの神田伯山TVで、講談を見る事が出来る。講談の話には、コイツイヤなヤツだなぁって思うヤツもいれば、かっこいいなぁと思うヤツもいる。対比させる事で話をよく見せるという事なのだろうけど、どちらに対しても人間らしさは感じる。
生きる為に必要な何かを信じて、それに従って生きている。迷いがない生き様ってヤツが人間らしさの根源なのかもしれない。




