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感情論や理想論だけでは解決出来ない

ウクライナ侵攻から1年が経過した契機に、NHKでウクライナへの電撃侵攻からの72時間に迫った番組が放送された。


ウクライナ視点での内容で、国と国との争いというのは、感情論や理想論だけでは解決出来ないものだという事を思い知らされた。


電撃侵攻から2日目。

ゼレンスキー大統領のメッセージがSNSを通じて発信された。逃げ出したという揺さぶりを払拭し、ウクライナ国民を奮起させたあの動画だ。当初72時間で首都キーウは陥落すると思われていたが予想外の粘りを見せてた。国民の奮起がこの粘りの根幹と思っていたが、どうやらそれだけではないらしい。


実はウクライナ側は軍事侵攻を見越して、軍事物資を一月前から秘密裏に分散していたそうだ。ロシア側は72時間でキーウを落とすべく、要所と軍事物資の保管場所を調べ上げ、奇襲攻撃を仕掛けてキーウの無力化を図った訳だがその作戦は空振りとなってしまった。

ウクライナ軍の大半はロシアとの国境付近に配置されていたが、それでも軍事物資があったおかげで、ベラルーシ側からの侵攻に耐える事が出来たそうだ。


どんなに国民の意識があっても、防ぐ術が無ければどうしようもない。その術を確保する為の準備をウクライナがやっていた事が功を奏したというのだ。


実際に武力で攻撃された際には、言葉や意思だけでは止める事が出来ない。武力攻撃に対抗出来るのは武力しか無いという事なのだろう。

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