増税の話
防衛増税を岸田総理が発言して、最近では少子化対策を消費税増税して行うことを検討しているとネットニュースで見た。発言したのは甘利さん。甘利さん自身のSNSでその発言について説明をしていた。
近々それをやるつもりでいるというニュアンスではなく、もし実施するならそういうやり方が良いのではないか?というニュアンスのようだ。まぁ解釈は分かれるかも知れないが。
それにしても防衛増税でちょっと待ってよ!と色んな人が思っている中、それでも増税の話が出来る感覚はスゲーなぁと思う。多分解散総選挙をしたとしても、負けるはずがないとタカを括っているところもあるのだろうし、そういう話をする事で、増税しないと対策が出来ないっていう雰囲気を作って増税への下地を作っているのだろう。
増税の不安を払拭しようと、岸田首相は賃上げするよう経営者に要請したそうだ。ノブレスオブリージュの観点から考えれば、そういう行動をとって欲しいと思うが、そういう考え方で経済は動いていない。
賃上げすれば会社の利益として見せれる額は確実に下がるし、物価やエネルギーコストが上がる事を考えれば会社の利益がさらに減る。
利益は会社の評価につながる。会社の評価を下げてまで賃上げする経営者がいると岸田首相は考えているのだろうか?
利益だけではなく社会への貢献度ってヤツも評価されるような下地を作らないとアカンと思うんだけど、賃上げを要請した政府側からその提案が出てこないのは如何なものかなぁと思う。




