その警護は何のためにやっているのか?
例の件、警備体制に問題があったという話があるが、今回はそこから少し外れた話。
そもそもその警護は何のためにやっているのか?暴漢や刺客から要人を守る為である。つまり用意する側も武力を向けられるリスクがある事を知っている筈である。武力を向ける理由は個人的な恨みや政治的な思惑など様々だが、今回はそこのところは置いておく。
武力を向けられる事は分かっていても、実際に武力を向けられたら非難する。この行動に対してアッシは違和感があるのだ。
武力を向けられる事があるとわかっているなら、武力を向けられない様に努力する事が大事だ。その努力が足りなかったという話にならず、武力を行使する側を責めて、自分達には非がないとする事に、違和感があるのだ。
とはいえ、武力行使が悪くないとは言わない。武力行使は最終手段。それを使わずに目的達成する事を考えなきゃならん。
ただ他人から見たら、何でそんな理由で武力行使したのかと思うようなことでも、その人にとっては最終手段を行使しなければならないところまで追い詰められていた可能性はある。
武力を使わずに問題解決するのが理想だが、それでも武力を行使してくる人がいるとわかっているなら、単に理想を語るのではなく、それを抑止する行動が必要だとアッシは思う。




