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空を自由に飛びたいなぁ
田舎に帰って野良仕事をしていた時に、空を見ると一羽の鳥が視界に入った。おそらくトンビだろう。カエルなどの小動物を探しているようだった。
空を飛んでる鳥を見ると、♪空を自由に飛びたいなぁ♪というワンフレーズがふと浮かぶ。だが、鳥は自由に飛んでいるのだろうか?風が吹く中、鳥は翼の角度を変えてバランスを保ちながら、陸の小動物を探す。他のところに飛ぶのも、生きる為に必要だから飛んでいる。
どこに向かうかの選択肢は自由かもしれないが、生きる為という枷が常にある。それを自由に飛んでいると言って良いのだろうか?
鳥は生きる為に飛んでいる。好き勝手に飛んでる訳じゃない。




