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制裁という名の攻撃
制裁って言葉だが、これはれっきとした攻撃である。その行為にどんな正当な理由があったとしても受ける側を追い詰めるのである。それは物理的だったり、経済的だったり精神的だったりする。
例えば懲役刑を科す場合、刑務所に送られ物理的な行動制限をかけ、管理されてる環境下に置く事で精神的に追い詰める。一応、刑務所内で働いた分のお金は出所後に渡されるがそれでも経済的にはその先も安泰ってわけじゃない。
犯罪を犯したものがうける制裁だが、これは公正の為に必要な処置だとは思わない。これは攻撃であって、その犯罪を犯せばこうなるという抑止の意味合いが強いと思う。
制裁を受ける前に、そういう攻撃されるのならやめておこうとなれば良いが、そんなの関係ないとなったら実際にその制裁を下さなければならない。
ハッタリではなく、制裁は下す覚悟は持ってなきゃならんのである。中途半端にやったらナメられるだけだ。その攻撃の意思をしっかり示さなければならない。
ただ、抑止の為の制裁も意に介さない他人がいるのがなかなかに困るところではあるが。




