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猛獣グラウル

【プレイヤーステータス】

名前:ツキ

能力:

「解除Lv2」

触れたものを解除します。

「瞬間加速Lv1」(筋力増強)

瞬間的に筋力が増強し、加速します。

「自動治癒Lv1」

自分の体を常に自動的に治癒します。

「シールドLv1」

自分、または周りを保護する物理的シールドを展開します。

「毒耐性Lv1」

毒に対する耐性が少し着きます。

「復元Lv1」

触れたものを最高数分前まで復元します。

「環境適応Lv1」

周りの環境に適応しやすくなります。

「思考加速Lv1」

思考を加速させます。


体力:Lv5

筋力:Lv4

敏捷:Lv5

ステータスポイント+12

ショップポイント+240

―――森の中を進んでいると、突然通知が来た。


「イベント発生!」


……イベント?


眉をひそめる。


「詳細:エリア12で猛獣イベントが発生しました。該当エリアから離脱するか、猛獣を討伐してください。

猛獣の討伐時、貢献度に応じて特別報酬が与えられます。それではご武運を!」


それではご武運を!だと?ふざけているのか?


……エリア12って……ここだぞ?


――ドスン!


その瞬間、背後から地響きが鳴り響く。


ゆっくりと後ろを振り返る…。

そこには成人男性の5倍はある巨大な影が、低く唸り声をあげて木々を押しのけながら歩いていた。

反射的に木の後ろに隠れる。幸い、猛獣は俺に気づいていないようだ。どうしようか…。


「倒すしかない……よな。」


そもそもエリア12はなぜか参加者いない。……なぜかは知らないが。

だから選択肢は限られている。


問題はどう殺すか……だ。


真正面から突っ込むのは愚策でしかない。あのサイズ、まともにやりあえば潰されるだけだ。

……あれができるか?最初に能力を貰ってからずっと考えてたやり方を……。

能力がLv1の時に試してみたけど出来なかった…。だがLv2なら……今ならできるはずだ。


…静かに猛獣の背後に回り込む。


「猛獣グラウルLv34」


猛獣…グラウル…?しかもLvって……俺ら参加者にはLvなんて概念は無いから基準が分からん。

どれくらい強いのだろうか。


そして地面を蹴り、猛獣に向かって走り出す。


「能力発動、瞬間加速」


猛獣に向かって一気に加速し跳躍。そのまま猛獣の頭に飛び乗る。


「グルァァァァ!!」


猛獣は驚いたのか頭をぶん回し、耳をつんざくような雄叫びをあげながら前方に突進する。

……だがもう遅い。出来るはずだ……俺の能力なら…。


手のひらを猛獣の頭に置く。


「ふう……。」


息を整える。


そして触れた手に意識を集中し、その言霊を発する…。


「能力発動、脳の機能を…解除」


…能力を発動した瞬間、猛獣の雄叫びが力無く止まっていく。

巨体から力が抜け、突進の勢いのまま前に転がり落ちる。


「うわあああぁぁ!?」


突進の勢いに巻き込まれ、投げ飛ばされる。

ドゴッ!!っという鈍い音とともに背中から地面に叩きつけられる。

衝撃で視界が曇り、全身に衝撃と激痛が走る。


「ぐぅ……いった…!」


普通の人間なら落下死していただろうが、地面に衝突する直前にもう一度瞬間加速を発動したためこの程度で済んだ。

自分の反射神経に感謝だな。


「能力発動…自動治癒」


じわりと背中の痛みが引いていき、体が癒されていく感覚がする。

だが能力を何回も連続で発動したため、頭痛がまったく治らない。能力による頭痛は能力では治らないのか……。


………そして一息つく。


「ふう……作戦が上手くいったな。」


そう思い、ふと視線を横に向けると、そこには…道。……というには大きすぎる破壊の軌跡が残っていた。


「あの熊…爪痕残しすぎだろ」


ボソッと呟き、驚いていた瞬間。


「猛獣グラウルが討伐されました!」

「貢献度に応じて報酬を精算します」

「イベントを終了します」


腕輪から通知が来る。しっかりと死んだようだ。


…すると、腕輪が光り出す。


「猛獣グラウルを討伐しました!」

「素晴らしい業績!」

「追加能力を付与」

「追加ステータスポイント+3付与」


さらに。


「イベント発生から5分以内に終了させました」

「素晴らしい業績!」

「武器進化の資格を付与」


軽く笑う。


……我ながら素晴らしい業績。

能力とステータスポイント……ここまではもう驚かなくなったな。

そして……武器進化?あぁ、この石製のハルバードを進化させてくれるのか?


立ち上がり、ハルバードを取り出すと、目の前にウィンドウが出てくる。


「進化させますか?」


そんなのもちろん……


「YES」


その瞬間、ハルバードが白く光り出す。


「……この光るのは謎だな。」


そして光が消えていく。


…そこに残っていたのは、銀色の刃、灰色の手持ち部分、滑らかな曲線…。


「こ、これは…!」


新しいくなったハルバードを思わず持ち上げる。


「……やっと石から鉄製になった!」


これはすぐに詳細を確認だ!


えっと名前は……「灰色の空」?前の「壊れかけの石器戟」から変わりすぎじゃないか?だいぶ出世したな。

…まあいいか。めでたいことには変わりないし。

んじゃ、能力も見てみるか。


「能力一覧」


「解除Lv2」

触れたものを解除します。

「瞬間加速Lv1」(筋力増強)

瞬間的に筋力が増強し、加速します。

「自動治癒Lv2」

自分の体を常に自動的に治癒します。

「シールドLv1」

自分、または周りを保護する物理的シールドを展開します。

「毒耐性Lv1」

毒に対する耐性が少し着きます。

「復元Lv1」

触れたものを最高数分前まで復元します。

「環境適応Lv1」

周りの環境に適応しやすくなります。

「思考加速Lv1」

思考を加速させます。

「猛獣の威圧Lv1」

猛獣のような威圧を発します。


目を細める。


「猛獣の威圧」……?


なんか微妙〜な感じだな。……まあ一旦保留かな。

それより自動治癒のLv上がってる!…まあ原因は多分、瞬間加速で体を酷使したからか。


……その場で軽く体を伸ばしながら、


「ん~、…じゃ行くか」


新しい能力を奪うべく、破壊された後を背にして緑に染まる森の中に入っていくだった。


【プレイヤーステータス】

名前:ツキ

能力:

「解除Lv2」

触れたものを解除します。

「瞬間加速Lv1」(筋力増強)

瞬間的に筋力が増強し、加速します。

「自動治癒Lv1」

自分の体を常に自動的に治癒します。

「シールドLv1」

自分、または周りを保護する物理的シールドを展開します。

「毒耐性Lv1」

毒に対する耐性が少し着きます。

「復元Lv1」

触れたものを最高数分前まで復元します。

「環境適応Lv1」

周りの環境に適応しやすくなります。

「思考加速Lv1」

思考を加速させます。

「猛獣の威圧Lv1」

猛獣のような威圧を発します。


体力:Lv5

筋力:Lv4

敏捷:Lv5

ステータスポイント+15

ショップポイント+240

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