能力奪取
【プレイヤーステータス】
名前:ツキ
能力:
「解除Lv1」
「瞬間加速Lv1」
体力:Lv5
筋力:Lv4
敏捷:Lv5
ステータスポイント+1
ショップポイント+20
―――まあとりあえず、色々確認したし行こうか。能力を奪えるってのは面白いな、
…ならやることは一つだ。
「参加者全員ぶっ殺す……」
呟くと同時にまた叫び声が聞こえる。
…叫び声のした方向…森の中に入り数分程度歩くと、少し開けた場所があった。
そこでは、すでに誰かが戦っていた。
「行け!奴らを殺せ!」
「うおおおおぉぉ!」
「きゃぁぁぁぁ!!」
怒号、悲鳴、武器同士のぶつかる音…。なんともうるさい場所だな。しかもこんな状況でグループを組むなんて…馬鹿げた頭だ。
視線を巡らせる。
…そこには2グループあった。
一方はガタイのいいヤンキー男がリーダーに、チャラい男4人、合計5人のヤンキーグループ。
反対側には、軍人のような服を着た成人男性がリーダーに、男3人と大学生くらいの女3人、合計7人の軍人グループだ。
数的には軍人グループの方が多いが……見た目的には圧倒的にヤンキーグループの方が強いよなぁ。
「まあ…俺には関係ないがな」
「能力発動、瞬間加速」
その瞬間、一直線にヤンキーリーダーを通り過ぎる。
「あ?」
間の抜けた声を発した瞬間、ヤンキーリーダーの首が遅れて地面に落ちる。
そして笑顔で挨拶する。
「やあ!」
他のヤンキー達が動揺する暇も与えず次へ。能力を発動したまま一瞬で懐まで潜り込み、下からアッパーを入れる。
…瞬間加速を足ではなく腕に込めた一撃。ヤンキーの首から上が空中に舞い、残った胴体が力なくドサッと地面に倒れる。
その流れのまま、他3人の首をハルバードで薙ぎ…斬る。
1分もしないうちにヤンキーグループ5人を惨殺する。
俺は顔を拭い、笑顔で言う。
「はあ…スッキリ!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「ステータスポイント+4」
「ショップポイント+80」
「能力「筋力強化」「治癒促進」「聴覚強化」「筋力増加」を奪取しました」
…お!能力も奪取完了っと。この能力を奪う快感が堪らないな……。
…っと、残ったのはどうしようかな〜。
軍人グループの方へ視線を向ける。軍人リーダーがこちらを向きながら盾を構えている。
「あ、あなたは……敵ですか?」
こちらをとても警戒しているようだ。なんかめんどそうだし殺しちゃうか。
別に正義の見たかって訳でもないし……。
「どっちだと思う?」
軍人はニヤリと笑う俺を見て叫ぶ。
「シ…シールド発動!」
「…お?」
軍人が叫ぶと、軍人が持っている盾から光が漏れ、円状の防壁が展開される。
「おお〜、すごいな」
俺は感心しながら、興味本位でシールドに触れる。
軍人は怯えたように俺を見ながら言う。
「た、戦うつもり…ですか?出来れば見逃して貰えないでしょうか…?」
まあ…正直見逃してもいいけど……。
「能力欲しいから、死んでくれ」
俺はそう言い終え、少し間を置いてから告げる。
「能力発動、瞬間加速」
能力を腕に集中して発動させ、ハルバードを横に薙ぐ。
……一閃。その一閃はシールドを真っ二つに斬り、軍人の胴体をも両断する。
「アハハッ!」
そのまま後ろにいた男を心臓目掛けて突き刺す。
「ぐはっ!」
ズブッという鈍い手応えと共にそんな声が聞こえたが、気にせずその後ろに隠れていた女に上から振りかぶり、振り下ろす。…脳天からかち割れ、見るも無惨になる。
そして、後ろからお粗末な奇襲を仕掛けてくる男の腕を弾き、ハルバードで首を切断する…。
奇襲を仕掛けてきた男の落とした斧を拾い、逃げようとして背中を見せている女目掛けて放つ。
「能力発動、瞬間加速」
加速した手から解き放たれた斧は、一直線に女の後頭部にあたり、血しぶきと共に倒れる。
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「プレイヤー撃破!」
「ふう…。」
…残り一人。
顔に付いた血を拭いながら残っている男の方に視線を向ける。
「く、来るなぁ!!」
鉄製の剣を向けてくる。
初期武器の素材は人によって異なるのか?俺は未だに石器なのに。
「すぐ楽にしてやるから、な?」
血の付着したハルバードを薙ぎながら男に向かって歩く。
横目でチラッと女の方を見るが、ハンマー?のような鈍器を胸に持ったままへたり込んでいる。戦意はなさそうなので気にしなくて良さそうだ。
「うわあああ!!!」
男は叫び声をあげながら剣を振りかぶって突っ込んでくる。恐怖ゆえか、無防備すぎる。
「ズブッ……」
男の首を一突き…。
男は声にならない音を漏らしている。
首からハルバードを抜き、女の方を向く。後ろからバタッと倒れる音がしたが興味はない。
女は体を震わせながら、
「た、助けて…」
俺は目の前でしゃがみ、女が持っていた鈍器を取り上げて笑顔で言う。
「痛いのは一瞬だから。ね?」
そう言い放つと、鈍器を振り上げて女の脳天目掛けて振り下ろす。
―――鈍い音…。「ふう、流石に興奮しすぎたかな」
【プレイヤーステータス】
名前:ツキ
能力:
「解除Lv1」
触れたものを解除します。
「瞬間加速Lv1」
瞬間的に加速します。
「筋力強化Lv1」
指定した筋力を強化します。
「治癒促進Lv1」
自分の体の治癒力を促進させます。
「聴覚強化Lv1」
聴覚を強化します。
「筋力増加Lv1」
指定した筋力を増加します。
「シールドLv1」
自分、または周りを保護する物理的シールドを展開します。
「毒耐性Lv1」
毒に対する耐性が少し着きます。
「復元Lv1」
触れたものを最高数分前まで復元します。
「環境適応Lv1」
周りの環境に適応しやすくなります。
「思考加速Lv1」
思考を加速させます。
「運上昇Lv1」
運が少し上昇します。
「自動回復Lv1」
体が時間をかけて自動的に回復します。
体力:Lv5
筋力:Lv4
敏捷:Lv5
ステータスポイント+12
ショップポイント+240




