第一話 引き籠もりが呼ばれた補習
おはようございます、こんにちは、こんばんは、神風という者です。
今回は、青春(?)物語です。
小説を書くのって楽しいんですけどすぐ飽きちゃいますよね。
そんな飽きやすい人が書いた物語が、今始まる!
第一話 ~引き籠もりが呼ばれた夏の補習~
「あ~...もうやだ...帰りたい...」
8月。それは夏休みという長期間の休みがある最高の月...なのだが。
それは違う次元の話。
この街には歳問わず、学生ならば補習に行かなければいけないのだ。
赤点しか採らない俺、『絡鞠菊也』は、今学校で補習をやっている。
去年は60点代で、そこまで悪くもない(正確にはちょっと悪い)成績だったのだが、今年、2,30点代をバンバン出すようになってしまったため、補習に通っている。
折角の夏休みなのに...。
「頑張ろうよ!あともうちょっとだから!」
隣から話してきたのは、皆の天使『鹿島馬梨香』。
作者さんよぉ...もうちょっといい名前にしようよぉ...。
「読んだ?」
「お、おう...ガンバル...」
馬梨香にこんなこと言われたら、頑張るしかないであろう。
で、馬梨香は頭が悪いから来ているのではない。
馬梨香は子供の時から病弱で、ちょっと運動しただけでも発作が起きるほどの重病だった。
"あの日"なんて特に大変だったな。
その病気のせいで、学校は休みばっかだ。
だから復習をやっているらしい。
「う~す。お前等頑張ってるか~」
「せ、先生!?なんでいるんですか!?」
「いや、俺一応校長だし」
「そうでしたっけ...?」
「はぁ...」
このいかにも馬鹿そうな先生(?)は、『島津蛾婆』。
作者さんのネーミングセンスはどんだけダメなんだ。
まあこの人だしいっか。
「ところで、この前やった英語のテストどうでしたか?」
「馬梨香が英語のテストで100点以下取る訳無いだろ」
「そうですよねー...あはは...」
「先生俺のはー?」
「ああ...お前のか...いやいや...お前スゲェよ...」
「え!?そんなにいい点だったの!?見せて!」
「本当にスゲェよ...ほら...12点だってよ...」
「え...」
どこがスゲェのかわかんねええええ!!
てか12点!?過去最低じゃないか!?
「お前さぁ...何勉強したらこうなるんだよー...なぁ?」
「あははは...」
「まずよぉ...ここはおまけに見逃しておいたが...名前書けよ!」
「まあそうかっかしないで」
「いや!流石にこれは怒るよ!?なんなのこれ!?」
「まあいつものことじゃん」
「いつもあっちゃ困るんだけど!?こちとらお前のテスト見つけるのにめっちゃ苦労してんだぞ!?」
「それより、どこ間違えてたの?」
「えっとだな...まず①の、『Do you know?を日本語に訳せ』ってところ...なんだよ『どーゆーの?』って!?」
「いや、だって読み方的にどーゆーのじゃないですか」
「読み方じゃないの!日本語の意味を書くの!それから...」
ここからは菊也の珍回答集を、ゆっくり早くお読みください。
『あなたは誰ですか?』を、英語で書け
A.DARE?
『I am,You are,This is,That is』の短縮系を書け
A.私はあなたのこれとあれ
『apple,orange,cherry,coffee』このなかで、果物ではない物を、一つ書け
A.全部
『A:Do you have a cat?
B:No, I do not have a cat. 』これを日本語に訳せ
A.どーゆーはべあ猫?
のー。いどのティーはべあ猫。
「酷い。酷すぎる」
「あはは...勉強したのに...」
「えぇ!?これ勉強したの!?」
「あ、してないわ」
「おい!」
神風エスケープ
どうでした?普通の小説じゃないでしょう。
だって...小説なんて書いた経験ほとんどないから変になっちゃうんだもん!
あー、それにしても最近忙しいです。
学校めんどくさいです。休みたいです。
引き篭りたいです。
ですがそれは許されない。
本当にもうヤダです。
最近ついてません。
というかいつもついてません。
英語は調子いいけどそれ以外の教科全くできません。
Help me!(助けてください!)
というわけで、次回は『引き籠もりが呼ばれた補習2』です!
ご期待(しないで)ください!