狂夜の暴走
はいアリスの家です
人形はどうなってるのやら
それではどうぞ!
花見から1日が経ち
俺は今出かける準備をしている
どこに行くかと言うと
アリス「あら、誘った次の日に来てくれるなんて嬉しいわね」
アリスの家だ
アリスの家は魔法の森と言う森の中にあって、ここで魔法の研究とかをしているらしい
狂夜「まぁ暇だったしな」
アリス「そうなの?まぁ取り敢えず入って」
狂夜「おう」
俺はアリスの家の中に入った
アリス「と言っても人形のと魔法の本、お菓子作りの材料しか無いのだけど」
上海「あ、狂夜さんこんにちは〜」
蓬莱「いらっしゃい」
因みに上海と蓬莱は話せるようになっていた
狂夜「俺は凄いいいと思うぞ?アリスの家、上海、蓬莱、よぅ、お邪魔します。昨日までカタゴトだったのにもうスムーズに話せてるな」
昨日は本当に「アリガトウゴザイマス」って感じだったからな
アリス「本当、朝は吃驚してこけたわよ」
こけるの?
蓬莱「上海と一緒に密かに練習してた」
上海「二人で狂夜さんを驚かそうって話てました!でも驚いてくれませんでしたね」
それは俺にとっては嬉しくてたまらないな
狂夜「こんな状況をよく体験してるから慣れてきてるんだよな〜」
本当、慣れって怖い
アリス「あんな事にしょっちゅうなってたらそりゃあ慣れるでしょうね」
上海「正直どうなったら狂夜さんの周りだけ煩くなるんでしょうね?」
俺に言われても
蓬莱「皆、興味深々」
蓬莱は淡々としてるな
アリス「でしょうね〜、話しが終わると狂夜が共通の話題話し始めて中々楽しいのよね」
上海「いつもより笑ってましたよね!」
アリス「正直今までにちょっと足りないのを狂夜が補ってくれるからつい盛り上がっちゃうのよね」
蓬莱「的確の相槌」
アリス「そうそう、狂夜そうゆうのどこで鍛えてるの?」
蓬莱も結構的確だけどね
狂夜「鍛えてないよ、慣れだよ」
アリス「慣れって怖いわね〜」
うんうん
アリス「あ、お菓子作って来るから待っててね〜」
狂夜「お、ありがとな」
上海「大丈夫かな?」
狂夜「何が?」
蓬莱「主人、狂夜が来るかもしれないから掃除しようって話してて掃除してたら」
アリス《いたっ、あいたっ、むげっ、あぎゃ〜!》
蓬莱「まず缶から始まって、魔道書、重たい箱、止めにタンスで潰されてました」
上海「あの時は結局主人は気絶してて私達だけで片付けたよね」
ほぅアリスにそんな一面が
以外とお茶目なのね
アリス「上海、蓬莱!それは言わない約束でしょ!」
上海「あ、主人が起こった」
蓬莱「逃げろ〜」
アリス「こら待ちなさい!」
そんな三人の鬼ごっこを見ていて妙に和んだ
〜五分後〜
アリス「ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ…」
アリス沈没
上海「やった!勝ったよ!」
蓬莱「いえ〜い」
アリス「貴女達…一体どんだけ…体力あるのよ」
因みに俺はずっとニコニコして見守ってた
上海「狂夜さん、凄い和んでますね」
狂夜「いや〜心の癒しになったよ」
蓬莱「実は疲れてた?」
蓬莱が心配してくれている
狂夜「ここに来て疲れては無いけど、主に魔理沙、萃香のせいで疲れた主に精神的に」
上海「あの二人ならしょうがない」
蓬莱「だね」
アリス「じゃあ改めてお菓子作って来るは」
狂夜「お、アリス復活か」
アリス「くれぐれも、また変なこと言わないように」
上海&蓬莱「は〜い」
そしてアリスは台所へと向かった
狂夜「………」
蓬莱「………」
上海「………あっ狂夜さん魔道書読みます?」
この沈黙を上海が破った
狂夜「お、いいねそれ」
蓬莱「取ってくる」
狂夜「ありがとな」
蓬莱が本を探しに行って2分後
蓬莱「はいこれ」
狂夜「ありがと」
本のタイトルは【基本から特大魔法まで大集合】と書いてある
狂夜「………このタイトルは魔道書としてどうなんだ?」
上海「結構怪しいですけど主人でも出来ない魔法が多すぎてずっと放置してた物です」
放置て…
まぁ読んでみますか
もくじ、攻撃系1〜50、防 御系51〜100、移動系101〜125、その他諸々
移動系25もあるのね
そして0ページになんか書いてる
ふむふむ…ほほ〜
つまりはこの魔法を全て頭に叩き込んでくれる魔法らしい
えぇ〜っと…発動の方法は〜
【イメージ】
ここでもイメージか!
まぁ取り敢えず始めますか
〜少年魔法覚え中〜
アリス「ただいま〜って何やってるの!?」
上海「狂夜さんが魔法覚えてす」
アリス「もしかして一番最初の頭に叩き込む魔法使ってる!?」
蓬莱「うん」
上海「どうしたの?」
アリス「頭に直接作用する魔法は頭がショートして死んだり、性格が変わる可能性があるのよ!」
上海「えっ!?」
蓬莱「でももう手遅れ」
アリス「うそ…終わっちゃった…」
上海「どうなるの?」
蓬莱「狂夜」
狂夜「やぁアリス、上海、蓬莱」
三人『………』
上海「いつも通りですよ?」
アリス「つまり大丈夫って事?」
狂夜「アリス」
アリス「何?」
狂夜「この魔法試したいから、試してもいい?」
狂夜「貴女の体で」
アリス「!?」
蓬莱「やばい…」
上海「主人!狂夜さんに尻尾が!」
アリス「え?…うそっ!?」
狂夜「【ガイアファイア】…まずは基礎からだよ」
狂夜から炎の玉が発射された
だがその大きさは
アリス「私の何倍あるのよ!これ!」
私の5倍以上はある
蓬莱「【砂嵐】」
上海「【ガラスの壁】!」
蓬莱が勢いを緩め、上海がガード
上海「駄目です!保ちません、ここから避難を!」
今は呆気に取られてる場合じゃない!
アリス「基礎魔法!【テレポート】」
アリス達はなんとか避けた
狂夜「へぇ…避けるんだ、じゃあ」
【遣らずの雨】
アリス「この魔法の効果は…不味い!」
【サイレントヲォール】
緊急時用の防御魔法
上海「あの魔法の効果はなんですか!」
アリス「あの雨に当たったら動くのが遅くなり、肺の活動を低下させるから当たったらまず次は無いでしょうね」
蓬莱「それはあっちも同じみたいですけどね」
狂夜は自分で防御をして身を守っている
蓬莱「【蠍の針】」
上海「………弾かれたね」
蓬莱「硬度も相当あります、しかも魔法を放ってくるつもりです」
【タナトスの槍】
上海「【シャボン玉の結界】」
上海のスペルで槍はシャボン玉の中に入り込んでしまった
そして雨が止んだ
アリス「【七つの人形】」
剣をもった人形が回りながら敵を中心に当たり合う
狂夜「っ…【狼の遠吠え】」
その人形たちは狂夜の咆哮で吹き飛んだ
紫「そろそろ暴れるのやめてもらいましょうか」
狂夜「がっ…」
突然出てきた紫の扇子で狂夜は気絶した
アリス「………相変わらず凄い強度ね」
紫「よく頑張ったわね、それとそこの人形達、そう確認無しでこうゆうのはしないように」
上海&蓬莱「は〜い…」
アリス「で、この狂夜どうするの?」
紫「もう暴走はしないし見た目が変わっただけで害は無いから大丈夫よ」
アリス「よかった…それじゃあ狂夜寝かせて来るわね」
紫「えぇ、じゃあ帰らせて貰うわね」
紫「…本当、あの人の体はどうなってるのやら…」
まさかの狂夜暴走
次回はまだ決めてません
ですが明日には必ず出ますのであしからず
それじゃまた