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04-24 慙愧

エスティーカです。

セラルドお母様の洗脳が解除され、スミカお父様との話し合いの場がもたれました。

ソフィアちゃんがまだ眠っているので、代わりに私が娘として同席しました。


お母様の目に涙が浮かび、絞り出すように切れ切れの言葉が漏れます。

「ごめん……ごめんなさい……スミカ……エスト……ソフィア……わたし……」

「大丈夫、気にしてないよ、セラルド」

「気にしてないはずないよ!だって……私、食用人間に抱かれたんだよ!食用人間の子供を妊娠してるんだよ!それに!この子を産むしかないんだよ!」

お父様の頬が赤くなります。お母様を見つめる目がどこかうっとりしているような……

嫌な予感がします。


「まさかお父様、食用人間の子供を妊娠したお母様にドキドキしていませんよね?」

「そ……そんなこと……あるわけ……ない……よ?」

嫌な予感的中です。セラルドお母様の涙が止まりました。

「え?何それスミカ!自分の妻が不倫して不義の妊娠して興奮してるの!?」

「お父様、こういう時は正直に仰った方がいいですよ。」

「……実は……少し……いえ、かなり……いえ、ものすごく萌えてます!」

「お母様、これ、おあいこじゃないでしょうか?」

「……もう……スミカに寝取られ属性があったなんて……やっぱり、再会したお母様がお父様の妃になってたことがトラウマになってるの?」

「……はい……」

「ねえスミカ、こんな私だけど愛してくれる?」

「それはもちろん!」

「でも、ごめんねスミカ……

 洗脳は解除されたけど私、元の心がどうだったか分からなくなってるよ……」

「大丈夫、セラルドから頂いた心の欠片から少しずつ以前の感情を戻すよ。」


私の理想の家族の幻想が崩れた気もしますが、とりあえず落ち着きどころは見つかったようです……

でも、こんなのソフィアちゃんにどうやって説明すればいいんだろう……?

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