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01-09 プロポーズ

スミカです。今朝もまたセラルド姫様のお叱りから始まりました。

「スミカ!昨夜も全然ダメだったではないですか!鍛錬をやり直しなさい!旅の間何をやっていたのですか!?」

……あの、叛徒掃討の旅に何をお求めだったのでしょう……とは言えませんね。


「其方たち相変わらずいちゃついておるな」

「お父様!?」

「陛下!?」

珍しくどこかぐったりした陛下が扉にいらっしゃっていました。


「少々お前たちに恨み言を言いたくてな リマドのことだ セラルドがスミカを落とした後でな。

 陛下、私、失恋してしまいました……なんてすてきな心の痛みなんでしょう……と言ってきてな。以後毎晩情をせがむのだ 正直体がもたん。」

「うわ~」「うわ~」

つい姫様と反応が重なってしまいました。


「まあ、それは良い。

 ところでお前達、特にスミカ!いつになったら求婚するのだ?いつまでもずるずると延ばして良いものではないぞ。

 よし、私が見届けてやる。今ここで求婚せよ。」

「お父様!すてき!」

「えっ!?」

陛下に煽られて乙女状態の姫様って面倒な展開しか思いつきません。


「おまちなさぁぁぁぁい!そんな面白いことを私抜きでやるなんて!この世界を滅ぼしますわよ!」

「お母様も!」

「ええっ!?」

また面倒な方が加わった……転移魔術じゃなくて走って来たよリマド様……


期待で私を見つめる皆様方に、いつの間にかミアンさんたち侍女組まで加わって。もう覚悟を決める時ですか。

「セラルド姫様、どうか私と結婚して下さい 私の命と力の全てを捧げ、姫の長く苦しい道を共に歩みお支えしたく思います。」

「はい、喜んで。」


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