反逆児アトラス／アトランティス戦記 第一部 ～沈み行く大地の二人～

アトランティスの国々の位置

アトランティス９カ国と、シュレーブ国中央にある聖都シリャード

アトランティスの歴史上、大陸中央の肥沃な地域で勢力を広げたシュレーブ国を、他の国が囲むように位置しています。大陸から離れてルージ島があり、ルージ国が屋さめています。中央にルードン河が流れ、その畔にアトランティスをまとめるシリャードがあり、アトランティス議会が置かれて９つの国を統率しています。シリャードは宗教都市国家としての性格も持っています。

平面的な白地図ではわかりにくいのですが、大陸中央は土地の肥えた穀倉地帯でそこを支配するシュレーブ国は豊かな財政をしています。その北のレネン国は国土の広さこそ他国に劣りませんが、国土の大半が作物も採れない山岳地帯で国力に劣ります。大陸北西部のフローイ国もまた、国土の多くが森や山岳地帯ですが、銀など鉱山に恵まれて財政は潤っています。

その辺りは、戦乱が進むにつれて作品に描写してゆきます。