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樹海の術師  作者: magnolia
7/10

6 皇都での騒動

「あっ、サーラ様! もう皇都こうと城壁が見えますよ。あとちょっとです!」


そう言っているアールトのほうが余程嬉しそうだ。

森での強行軍のせいで、休憩の度、尻が痛いと密かに嘆いていたからな…。


「――へぇ…立派だ。それに綺麗だな。」


率直な感想があった。

先の七年大戦では、皇都もあの戦禍からまぬがれるはずもなく、火が放たれ、戦場と化した。城壁は、それ以後の復興のため、兵役の代わりの労務として行われた復興事業の一つだ。


青い色味を帯びた紫雲石しうんせきを主に使っているため、篝火かがりびに照らされると暮色の空と同様、青紫に染まる。吟遊詩人たちはこぞって、皇都を“美しき青の都”とうたうようになった。



「団長、そろそろ閉門になります。私が先に衛兵に話を通しに行って参ります。」


「分かった。頼む。」


先んじてティルダをる。


「サーラ殿、午後の執政も刻限を迎えたようです。今晩は、城下の宿にてお休みいただきたいのですが。」


「わかった。飯さえ美味かったら、どこでもいいよ。あんた方は?」


「我々は、兵舎がありますので。明日、朝にでもお迎えに伺います。」


「そっか。」


道中、彼は目新しいものに興味は惹かれたようだが(特に植物に関して)、大体自分の知るものと大差ないと分かれば気にしなくなった。人と接する機会が殆どなかったと思うが、有り余るほどの知識で十分補完できるようだった。



外郭門がいかくもんの前まで来ると、話を通していたおかげですんなり通過できた。

各々馬からは降り、城下町へ入る。


途端、押し寄せる音。

宿の呼び込み、家へ帰る子供の声、叩き売りに精を出す店主、買い物途中の婦人方。


「さすが。中は賑やかだ。」


サーラ殿は人混み自体、あまり好きではないようだが、この雑多な雰囲気は気に入ったようだ。


「この辺りは、露店も多いですからねぇ。でも、結構、安値で掘り出し物が手に入ったりしますよ。」


「へぇ、いいね。」


大通りとはいえ、馬を連れた四人が横に並ぶのは難しい。

自然と前後に分かれていた。

サーラ殿は、アールトと話をしながら露店を覗いている。



そんな彼らを視界に捉えつつ、少し離れた状態で後ろに続く。

ティルダは黙々とそんな自分の隣を歩いている。

しかし、何だ。

心なしか沈んでいるような感じがしないでもない。

放っておくのもなんだしと思い、声をかけた。


「どうした。」


「…団長―――サーラ様は、先程の事をお怒りでしょうか?」


「先程…?…ってあれか? お前が天寿うんぬんって言った、」


「―――はい。」


なんとまぁ、道中ずっとそのこと考えていたのか。


青いというのか、若いというのか…。


生真面目なティルダは、あんな形での感情のぶつけられ方は慣れていないのかもしれん。隊の連中は、直接話法というか、「文句がありゃかかってこいやぁ!」という奴等しかいないしな。こちらの肝も冷える、腹の底からの怒りを浴びれば、気に病むものか。

まぁそれでも。


「…彼がそんな御仁に見えるなら、お前もまだまだだな。」


弾かれたかのように顔が上がる。


「っいえ! …私が気に病みすぎているんです。そんな方とは思いません。」


「だったら、それでいい。しばらくは側にいることも増えるだろう。気に病むくらいなら、己の手で失態は挽回して見せろ。」


「っはい。」


ようやく、ティルダの揺らいでいた視線が戻る。

自分にもこんな時期があったかと、ため息混じりに思う。

気を取り直し、前を行く二人を見るため顔を向けると。



「団長。」


ティルダの硬い声があった。


「ああ、何かあったようだ。」



気付いたら、前の二人とずいぶん離されていた。

間には人の垣根。

徐々に大きくなる喧騒けんそうはその向こうで起こっている。

人混みを掻き分けながら先へ急いだ。



















 ***




















「なんか、騒がしくないか…?」


「ええ…。珍しいな、どうしたんだろ?」



二人とも、右手側の通りから騒ぎが段々近づいてくるのが気付いていた。

音がはっきり聞こえてきたかと思えば、それは女性の悲鳴。

そして、大通りにまろび出たのは、まだ年若い少女だった。


「あっ、サーラ様!?」


慌てるアールトを尻目に、既にサーラは彼女に向かって走っていた。


「立てる?」


助け起こそうと彼女の手を見て、顔をしかめた。

転んだのだろう、既に手のひらと足から血が滲んでいる。


「っあ…!! お願い、お願い、助けて! お、お姉ちゃんがっ…!」


涙声でそう搾り出すように声を出す。


「落ち着いて。何があった?」


自分では止められないのだろう、大きな瞳から涙が零れ落ちる。


「お姉ちゃん、攫われちゃうっ! ちゃんとお金返したのにっ…足りないって! あ、あいつら、嘘ばっかり!」


「ととっ…サーラ様、待ってくださいよぉ!」


やっと追いついたアールトも尋常でない様子の彼女に困惑しながらも眉をひそめる。


「い、一体どうしたんです?彼女は?」


「それが、」


「おいおいおい、人聞きの悪い事言うなよぉ? なぁ、おちびちゃん。」


サーラが話を続けようとしたところに野太い声が重なった。

びくっと少女の肩が震える。

それでも、泣き腫らした顔を上げ、気丈にも振り仰いだ。


「どこが!? お姉ちゃんを返してよっ!! この人でなし!」


「言うに事欠いて、人でなしとは。口が過ぎるな。」


さらに現れたのは、どうやらそれなりの地位にいる男だった。身なりがいい。

その男が現れたことで、更に少女の顔が歪む。怯え、ではなく怒りで。


「あんた…! 親切ぶって、近寄ってきて! お姉ちゃんには恋人がいたのに! 騙して借金作らせてっ…!! それでもお姉ちゃん、がんばって働いて全部返したわ! なのに、足りないからその分は妾にすることで帳消しにするなんて…最初っからそのつもりだったんじゃない!!」


ぼろぼろと涙をこぼしながらも、男二人に食ってかかる。


「馬鹿な言いがかりだな、利子分が足りていなかったんだ。期日までに全額返済できなければこちらの条件をのむと証書に書いていた。まだ子供のお前には分からないだろうが、ね。」


「そんな訳ない! だったら、何であの証書を破いたの!? お姉ちゃんだって知らないって言ってたもの!」


「ああ、悪かったなぁ。あんまお前の姉ちゃんが暴れるから、つい手元が狂っちまってよ。」


げたげたと笑う。




「―――分かりやすい構図だ。」


ぼそりとサーラは呟く。


「アールト、お前でこの場、納められるか?」


「…無理だと思います。僕、今、隊服着てないですし。それにあの男、中位貴族です。まあ、どこかの道楽息子でしょうけど。」


「そうか。じゃ、ちょっと手伝ってくれ。」


「え…そりゃ構いませんけど。サ、サーラ様…もしか、して…?」


小声でやり取りしている間も、口論は続いている。



「っ破ったって駄目よ。控えがあるもの! 皇国商連に作ってもらった契約時のものの写しよ。これがあれば嘘なんかすぐ分かるわ!」


「…そりゃぁ、頂けないなぁ。」


「っと、取り上げろ!どうせハッタリだ!」


裏返った声が、却って男の主張が怪しいものだと印象づけた。

すでに周囲には、何事かと人だかりができている。


指図を受け、男は少女に腕を伸ばそうとした。

瞬間、サーラは前に出て、少女に向けられた手をすげなく払い落した。


「アールト、お師匠からの教えでな。“か弱き女性と子供は先んじて守るがほまれ”ってことだから。」


「ぇええええ!? いや、そりゃ確かにそうですけども!」


「彼女を連れて下がってろ。ついでに皇国商連まで一緒に行ってやれ。俺は場所が分からないから。」


そう言って、人混みの輪に二人を押しやる。





「あんだぁ!? お前!」


手を払われた男が居丈高に叫ぶ。それに対してのものはあっさりしたものだ。


「―――通りすがりの者だよ。」


「お前、先程の小娘の話を真に受けたのではないだろうな!? あれは立派な取引だっ!」


「…そんな風にはとても見えなかったんでね。確か皇都では、商取引は自由だが、証書をたばかるのは重罪だったとおもうけど。」


「たっ、たばかってなぞおらん!」


「なら、彼女が嘘をついていると?」


「そ、そうだ!」


「それなら、彼女が皇国商連に行くのには何も問題ない。嘘なら罰せられるのは彼女だし。」


「う、うるさいうるさい! 誰に口をきいているつもりだ!」


「そりゃ簡単。身分笠に着て脅してしか女性を落とせない、目の前の卑怯な駄目男にさ。」



…シ――――ン。


沈黙は、時と場合により何よりも雄弁だ。

 



「こ、こ、このクソガキを黙らせろ! さっさとあの小娘も追え!」



赤くした顔できいきいと叫ぶ貴族の道楽息子。

せっかくの身なりも全く意味がない。

おとった内面が強調される分、いっそ滑稽味こっけいみすら感じさせた。


のそりと図体のでかい男が前に出る。


「…やぁれやれ。馬鹿だなぁガキ。余計なことに首突っ込んで。痛い目見るだけだぜぇ?」


「それは遠慮したいな。痛いのは嫌いなんだ。」


「そぉかそぉか…だったら一発ですませてやるよ!」


話し終わると同時に男が振りかぶった拳は、あやまたず当たり、生意気なガキは地面に転がっているはずだった。


だが。


「終り? 確かに痛くもないけど。」


そう言って平然と立っている。

外套がいとうのフードすらかぶったままだ。


「よく避けたじゃねぇかぁ…っ次はどうだ!」


左腕からの打ち下ろし。

しかし、またも当たらない。


「当てる気あるの?」


くそっくそっ!と悪態をつき、凶悪な拳を右に左に繰り出すが、直前までそこにいたはずの相手がいない。怪力でならした豪腕ごうわんも虚しくくうを切るばかりだ。


「っなにをしてる!? さっさとしろっ!!」


後ろでがなり立てる道楽息子。

依頼主のその様子に不味いと思ったのか、男は腰のものに手をやる。


「これでどうだぁ!?」


抜刀一閃。

キィンと澄んだ高い音がほぼ同時に響く。


「―――刃物を抜くときは、同等の危険を負うと知ってたほうがいいね。」

 

「しゃらくせぇ!そんな得物えもので抑えきれるかよぉ!!」


男が甘く見たのも無理はない。

男の大刀を受けたのは、短剣だったのだから。


一合。

二合。

交わる刃。


続く剣戟けんげきの中、先に顔色が悪くなったのは男の方だった。

すぐにつくはずの決着が。

こんな短剣と子供の腕で大刀を受け流し、かわし続けるなど不可能のはずなのに。



貴族の道楽息子も唖然としていた。

その腕を見込んで、金で雇ったごろつきだ。それが少年にいい様にあしらわれているのだから。

さすがにその様子から、自分達が劣勢だと思い至ったようだ。自分だけでも逃げる気か。それとも少女を追いかける気か。人混みの輪から抜け出そうと逆方向に身体を向けた瞬間、鋭い声があった。


「タートゥス!」


男と剣を交わしながらも、周囲に目を配っていたとしか思えない。

外套を纏った少年の声に呼応して、逃げ道に立ち塞がったのは巨大な馬だった。


「ひぃっ!?」


「自分でけしかけておいて、途中退場はあんまりだろ? そこで見てな!」


たかが馬だとあしらうのは無理だった。

馬体に見合った重そうなひづめで、石畳をがっがっと鳴らしているさまは、“出ようとしたら蹴殺す”と嫌が応にも感じさせるものだ。

男はへたりと腰を抜かし、座り込んだ。




ティルダ達が人ごみを抜け、ようやく目に入ったのはそんな場面だった。


「サーラ殿!?」

「サーラ様!?」


驚き、思わず声を上げる。

加勢せねばと、前に出かけた自分達に声があった。


「いらないよ! それよりそっちの男拘束しといて。」


そう言ったとおり、彼に手助けは不要だった。

幾合目かも分からないが刃を合わせたその刹那、自身の上体を斜め後方に引き、相手の上体を崩す。刃に沿って短剣を流し、鍔元つばもとで両手持ちに代え、大刀をからめ取る。男の手からいとも簡単にそれは飛び、さらに彼は流れるように身体を間合いに入れ、がら空きになっていた男の顎を下から肘で突き上げた。


「がぁっ!?」


呻き声を上げ、蹈鞴たたらを踏んだあと、男は大の字に転がった。




「ったく…こっちは腹が減ってるってのに。余計な運動した。」


めんどくさそうに、短剣を腰に戻す。


「団長。そっちの男、女性をさらってる。証拠は、アールトが確かめに行ってるけど。」


「一体、何があったんです?」


「…あー、まあ。アールトが戻ってきたらまとめて話すよ。」


ぱん、と外套を払い、サーラ殿が顔を上げると、どっと人垣から歓声が沸いた。


「やるなぁ、ぼうず!!」


「かっこよかったぞ!」


指笛や、拍手も混じっている。

大変な盛り上がりようだ。



自分とティルダは困惑するしかない。

どうやら町人と貴族の揉め事に首を突っ込んだようだが。

…まだ皇都について、一刻も経っていないというのに。


ああ、胃が痛い。

出会った当初から振り回されている感があったが。

彼も上司と同じ気性なのだろうか。いや、理由なくこんな事態になったわけではないだろうし。それに面白がって顔を突っ込んだとは思えない。


悶々と考え込んでいたら、アルの声が耳に入ってきた。


「そこまでです! 皇国商連で確認できました。証書は確かに本物。そのような人身の自由を奪う代償は記されておらず、無効です!!」


隣には見知らぬ少女を連れている。


「あ、よかった。確認取れたんだね。」


「――って、男のびちゃってるし!? あ、団長。ティルダも。」


「アールト―― 一体全体、何がどうしてこうなったのか教えてくれるか?」


「あ、団長。それより先にして欲しいことがあるんだ。この子のお姉さん、どこに連れて行ったか問い詰めるから、助けてやって。」


そして少女に視線を向ける。


「ごめん、名前も聞いてなかったね。君の名前は?」


事態の展開についていけなかったのか、茫然としている少女はしばらくして自分が訊ねられていると分かったようだ。慌てて名前を口にした。


「あっ、た、助けていただいてありがとうございました! 私マーヤです。マーヤ=エグベリ。お姉ちゃんはスティナっていいます。」


「ん、分かった。じゃ」


そう言って腰を抜かしている男に近づき、しゃがんで目線を合わせる。


「嘘つきはあんただったみたいだね。スティナさん返してもらうよ。行き先教えてくれる?ちなみに痛くない方法と痛い方法、どちらかで聞くけど。早く答えないと選択肢は無くなるよ。」


「きっ、きっ、貴様! 誰に向かってっ」


「さっさとしろって。身分で俺をどうにかするのは、現時点であんたには無理だから。早く答えた方が身のためだよ。ね、団長?」


ここで自分に振るか。

しかしよくよく己の立場を理解している。皇帝の招聘しょうへいで皇都にやってきている以上、彼の身柄の安全は保障されている。だが確固たる地位はない。それに対し自分であれば、治安維持も仕事の一環であり、役職で黙らせることもできる。ため息をどうにか呑み込んで、へたりこんでいる男に仕事用の視線をくれてやる。


「皇帝直属軍、第一師団師団長のシュルヴェステル=マンティサリだ。聞いたとおり、自分の状況をかんがみて素直に話したほうが利口と思うぞ。」


「だ、第一師団!? なんでこんなところにっ…!?」


それは上司に言ってくれ。


「…自分の立場が分かったなら、攫った婦人の場所を言うことだ。」


身分を笠に着るやからは、大抵、自分より上の者には滅法めっぽう弱い。

自分がやらかしたことをやっと客観的にも理解できたのか、血の気が失せている。阿呆としか言い様がないな。


「…弐の通りの奥にある、屋敷におります…。」


項垂うなだれたまま、ぼそぼそと告げた。


皇国守護代こうこくしゅごだいより追って沙汰がある。縛についたのち、裁院に連行する。神妙にするがいい。――サーラ殿。」


「うん、ありがと。」


「では私が行ってまいります。」


「あ、いや。団長もいいけど。この子とティルダも連れて行って。妹がいれば安心するだろうし。多分、男に乱暴に連れて行かれたんだと思うんだ。きっと男だけだと怖いんじゃないかな。」


「ね?」とティルダと、マーヤと名乗った少女に振り返る。


「皇国守護代だっけ?そういう人達が来るまで、アールトと俺でここは見張っておくから。」


「わ、私からもお願いします! お姉ちゃんを助けに行きたいです!」


「…致し方ありません。ではアールトは残しておきます故、ここでサーラ殿はお待ちください。ティルダは馬を連れて来い。それと、マーヤといったか。君もティルダの馬に乗って来なさい。」


彼は実に状況を見た上での、気配りと判断ができる。嫌になるほど。

これ以上、もたもたしても仕方あるまい。サーラ殿から目を離すのは不安だったが、弐の通りは馬ならすぐだ。


「アールト、サーラ殿の警護と、守護代の報告は頼む。俺の名を出してかまわん。」


「了解しました!」


「…くれぐれも、騒ぎを大きくはするなよ。」


小声でアルに釘をさす。

少女を馬に乗せ、既に跨って待機しているティルダを捉え、自分も馬に乗りその場を離れた。




なんか、団長 気の毒な役回りになってます。

おかしいな、一応騎士団では幹部だし、偉いんですけど。なんだか中間管理職のサラリーマンみたいだ。

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