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びにこん。  作者: 五円玉
8/14

ジョルグの奇妙な来店

東久留米あさひ、高校1年、姉。


東久留米ゆうひ、中学2年、弟。


「先輩、きのうすごくめんどくさい客が来てたんですけど、その時先輩どこにいたんですか?」


「え? り、リーチインの中だけど・・・?」


「え? 何で?」


「そんなの飲み物の商品の整理に決まっているだろ!!」


「へー。てっきり私はクレーマーの客から自分だけ逃れ、私一人に客を押し付け、先輩は一人安全を確保していたのかと」


「・・・・・・(ギクっ)」


「・・・先輩」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」





びにこん。


第8話「剣豪」




東久留米さんには弟がいた。


それも、すごく個性の豊かな。


「ふっ・・・姫騎士よ、今日の晩餐会、西の賢者(ウェストセイジ)も来るそうだぞ」


「ああ、斉藤さんね。じゃあお酒のおつまみ買ってかないと」


「あと、狂戦士(バーサーカー)からケーキに立てる灯火をと」


「ロウソクね。って、お父さん買い忘れたのね・・・」


注意・ここ、コンビニ。


俺、東久留米さんシフト中。


さっき、東久留米弟、来店。


それ以来、東久留米さん仕事放棄して、店の端で弟と談笑。


・・・イラッ


「あ、先輩! 一人でレジ打ちお疲れ様です」


「てめぇ、よくもまあそんな軽々しく・・・」


東久留米さん、レジに帰還。


「そうだ先輩、せっかくなんで紹介しておきますね」


そして、弟にこっちへ来いと手招きする東久留米さん。


「紹介します。これ、私の弟の・・・」


「天照の神に導かれし魂を宿した古の戦士、アステリア・ジョルグだ。よろしく頼むぞ剣豪(ソードマスター)!!」


「弟のゆうひです。先輩、ふつつか者ですが弟を・・・どうか弟を、よろしくお願いします」


「うわっ、姉弟そろってめんどくせぇ!」


なんだこの濃いキャラ×2は!?


非常に面倒くさいぞコレ!!


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