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びにこん。  作者: 五円玉
6/14

孤独、それはキミのすぐそばに・・・

「♪もーいーくつ寝ーるーとー」


「・・・・・・・」


「♪ジャ〇プの合併号が発売ぃ」


「お正月はっ!?」




びにこん。


第6話「くり済ませたい24日」




とある12月のある日、バイト中。


「もうすぐクリスマスですねぇ」


「そうだな・・・」


「先輩は何かクリスマス、予定あるんですか?」


「・・・それ聞く?」


「聞きます」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・友達と・・・まぁ、わいわい」


「ふぅん・・・」


「・・・・・・・」


「・・・・・・・」


「・・・・・男だけでですか?」


「・・・・・・・」


「・・・っふw」


「がああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! 今笑ったか!!?」


「・・・寂しっw」


「あんたはだーっとれ!! ってか、しょうがねぇだろ!! 俺モテないし、女の子と会話する機会とか・・・」


「・・・・・・ははっw」


「だあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」








「じゃ、じゃあ東久留米さんはどうなんだよ、クリスマスの予定!!」


「え? 私ですか?」


クリスマス。


それは、天国(リア充)と地獄(非リア充)が最も近づく(環境的に)とされている、キリスト万歳的な日である。


神様、なんで世の中平等じゃないの?


「私はですね・・・」


「・・・・・・・・」


「・・・ふふ、なんと男の子と一緒にわいわいします!!」


「ぐはっ・・・!?」


思わず吐血。


「今年は女友達と男友達とれっつカラオケ! その後はご飯!」


「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


俺こと、平壌大志は絶望した。


・・・全てに。


「・・・勝った!」


「性格悪っ!?」


「ってことで、今年は楽しいクリスマスになりそうです!」


「くそおおおおおぉぉぉぉ」








その年のクリスマス。


平壌サイド。


「悔しいからクリスマスの日にバイト入れてやった。もう俺は誰も信じない」


「僕もだよ平壌くん! 嫁は友達とハワイ行っちゃってさ・・・」


「店長・・・今日は共に働きましょう!!」


東久留米サイド。


「パソコン準備オッケイ。スイッチオン!!」


「まずはキャラソンを流して・・・きゃあ! やっぱり歌也くん(アニメキャラ)のキャラソンサイコ~!!」


「つぎはモニター(アニメ再生中)の前でお夕飯!! 半額のケーキうまっ!!」


「・・・あはは、なんでだろう? 楽しいハズなのに目から汗が・・・あれれ?」


「・・・ぐすん」







みんな痛かった、心が。







次話から週1掲載になります。よろしくです。


「先輩先輩! この小説、マニアックなネタ多すぎませんか?」


「・・・個人的にはタイムリーネタが多いような」


「ですよね? これ、後々ネタ不足で悩みそうな・・・」


「そこ触れちゃダメよ! 作者が早くもネタに悩んでるとか・・・っは!!」


「・・・・・・」


「・・・・・・」



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