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42.フレンドいないって罪なの?

 「「「「「五、四、三、二、一、ゼロー!」」」」」


中央広場に大きな声が響く。

情報解禁までのカウントダウンだ。

そして、ゼロと言った途端ダロンが上空に出現する。


「みんなお待たせダロン。今日は情報解禁日だろんね。さぁ情報解禁するだろん!!」


「「「「「ウォーーーーー」」」」」


すごい熱気だ。

ゲームだから暑さとかは感じないが現実なら蒸気が出てもおかしくないほどに盛り上がっている。

僕は今上空の席に座っているため下の光景に驚いていた。

すると横でりゅーさんが


「情報解禁っていつもこんな感じなんだよね。

楽しいでしょ?さぁ私たちは考察が当たってるかしっかり聞きましょうか。ねー考察班の三人方」

「いや、今回情報少なすぎ。当たってなくても仕方がない」

「そうそう。無理ゲーって話」

「諦め考察。そりゃー売上が少なくても文句一つ言えねぇ」


どうやらりゅーさんがこの前言っていた考察班の方々だったらしい。

それにしても、下の熱気とは対照的にこっちは静まってしまってる。


「ごめんねユーヤ君。この子達緊張してるのよ。考察が当たってるかどうかで」

「今回は諦めムードだから外れてもいいけど悔しい」

「俺は当たってると思うんだけどな」

「私もそう思います!!逆にそれ以外考察なんてできませんから」


このゲームの楽しみ方が十人十色だと言われていたが考察で楽しむなんて考えたこともなかったな。

まぁ僕には理解できないけど。

そう話していると下の方が静かになっており、ダロンが話し始めた。


「さぁ静かになったところで情報解禁といくだろん。今回のイベントはーー、フレンドパーティー戦だろん!!!」


「「「「「「ウォーーーーーー」」」」」」


さっきよりも大きな歓声が上がる。


「「「はぁーー」」」


逆に近くからはため息が聞こえた。


「フレンドパーティー戦なんて初めてだし仕方がないね」

「それでも悔しい」

「あぁ、悔しいな」

「次は外さないように頑張る」


次の考察は俄然やる気に燃え上がっているようで何よりです。

それにしてもフレンドパーティー戦って一体なんだろう??

その質問に答えてくれたのは他でもないダロンだった。


「さぁフレンドパーティー戦って何か分からない人も多いだろんね。説明してあげるだろん。

まず、今の迷い人の数は100万と少しだろん。

そして、新しく入ってきた迷い人は10万だろん。それに加えて弱い迷い人10万がメインだろん。そしてそのフレンドのランダム五人をパーティーとした戦いだろん。流石に20万チーム同時は難しいだろんから100パーティーずつを異空間に送るだろん。

フレンドが被っている場合は抽選で、フレンドが4人いない場合はランダムで5人揃えるだろんから心配する必要はないだろんね」


よく分からない。

それが今僕の思っている感想だ。

ひたすらだろん、だろんという言葉しか脳内に入ってこない。

するとりゅーさんが助けてくれた。


「要するに、ユーヤ君と同じ時に買った人と、その前に買ったけど弱い人の20万人とそのフレンドによるバトルロワイヤルってこと。それでフレンドが被っているプレイヤーがいたらくじで決めて、五人もフレンドいないよっていう人は余っている人からランダムで選ばれるってこと。わかった?」

「はい、何となく」

「多分私はユーヤ君と同じになるからよろしくね」

「はい!!」


「説明は以上だろん。詳しいルールは本番までもお楽しみだろん!!もしさっきの話が分からないって人は情報屋に聞くといいだろんね。それと今からフレンド登録しても反映されないから諦めるだろんね」


あれ?僕って今フレンド4人しか居ないよね?

ピッタリかもしれないけど、抽選があるからもしかしたら足りないってこともあるのか。


まっいっか。そんなこと考えても仕方が無いし、諦めて戦いの準備をしよ

うーん。説明が難しい。

伝わらんかったらすまん

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