運営さんのお話
運営さんのお話です。
これからもたびたび管理者として出す予定です。
ちなみに社長は女設定です
「社長ついに捕まりましたよ!!」
「ん?何がだ??」
「何言ってるんですか!今日は半年に一度のフェニックスの降臨日ですよ」
「あぁ、どうせ上位プレイヤーが集まってしらみ潰しに探したんだろ?私は冒険の中で偶然見つけて欲しかったんだがな。誰一人発見されず十年経っちまったらな?」
「それは自分も同じ気持ちですよ。いくら難易度が高くても三年ぐらいで発見されるはずでしたのに、フェニックスに気づいたのが発売日から五年経った時でしたからね」
「まぁ捕まったんならようやくあのイベントが出来るってわけか」
「いやー大丈夫ですかね?社長が勝手に手を加えたせいで難易度が爆上がりですが…」
「いや、あれは全滅するイベントだから問題ないぞ?それよりも倒される方が問題だな」
「そうですか。それでどんなイベントでしたっけ?自分は一切そのイベント手を入れてないのでよくわかってないのですが」
「そうか。あれは私が全部一人でやったんだっけな。教えてやってもいいがお前もイベントの日にプレイヤーとして楽しんだらどうだ?」
「システム管理とかがあるので難しいと…」
「じゃーそれは私が変わってやる。その代わり私の最高傑作を見るといい」
「分かりましたよ。でもなんでこんなイベントを作ったんですか?」
「いや特に考えてないぞ?強いていえばこれを作る前日に人間が地球の害虫みたいな本を読んだからかな?」
「つまり適当ってことですね?」
「いや、ストーリーはしっかりしてるぞ?無理やりフェニックスの子供を奪った人間にフェニックスが怒って倒しに来るって話なんだが現実にありそうだろ?」
「まぁありそうですけど一つ質問してもいいですか?」
「いいぞ」
「なんで奪うって表現なんですか?普通にテイムって言えばいいじゃないですか?」
「あーそれか。いやー私が勝手にやったことなんだがフェニックスの子供はテイムしてなくてもホームに持っていける仕様にしてるんだ。テイムもできるけど難易度的に相当頭のおかしくて運がいいやつしか出来ないぞ」
「その条件がめっちゃ気になるんですが。聞いてみてもいいですか?」
「特別だぞ。まず第一条件としてフェニックス子供を1番最初に見つけないといけない。これだけでも結構の難易度だ」
「確かに。十年かかりましたもんね」
「予想外だったがな。それで次にフェニックス子供の好感度を70%まであげる必要がある」
「70ですか。これは結構楽な方じゃないですか?
なつき度でテイムするモンスターは90%とかいますからね」
「確かにそうだがフェニックスがなつき度テイム最難関になっている。フェニックスは一日で消えてしまうからな」
「そうか!なつき度テイムは1週間かかるものもありますからね」
「一応なつき度の上がる称号を持っていて一日中遊んでれば取れるんだけどな。それで三つ目か。三つ目はなフェニックスの前で死なないといけない」
「うわっ、鬼畜すぎません?あの森って毛玉猫しか出ませんよね?」
「一応死ぬようでゴブリン、ゴブリンロード、オーガロードの順番で三体ずつ出すんだが最近のプレイヤーは一定以上の強さになっているから余裕だからな。日を増す事に鬼畜になっていく仕様だ」
「じゃー十年かかってしまったってことは」
「新規以外不可能だな」
「鬼畜ですね。確かにそれだけ難しければテイムなんて不可能ですね」
「いや、まだあるぞ?」
「え、それは社長頭おかしいですよ。テイムさせる気あるんですか??」
「断言しよう、ない!!私は皆殺しにしたいのだ」
「そうですか。それであと何個あるんですか?」
「あとたった1つだぞ?」
「1つですか。教えてくれます?」
「最後はな、テイム枠が5個以上で1匹もテイムしてないプレイヤーだ」
「2つじゃないですか。まぁ分かりましたよ、それは不可能ですね」
「そうだろ?私もそう思う。あの時は楽しすぎて付け足しすぎたと反省しているよ。後悔はしていないけどな」
「わかってます、社長が馬鹿なのは。それでイベントはいつにします?」
「二日後だな。いやー楽しみだ」
ブックマーク二桁に乗りました。
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