↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/2

第2話 軍事国家メリディウスの秘密

 バルトロの手帳。


 それは、若き旅人たちに託された、あまりに不器用な「地図」。正史が語る英雄たちの旅路の裏側には、常にこの汚れた革表紙があった。


 記されているのは、裏社会の掟と少しばかりの酒の肴、そして、彼らを見守る温かな温もりだった。


――――――――――――――――

【依頼内容】


 メリディウス兵の強さの秘密は王宮で作られている「とあるメニュー」にあるらしい。その秘密を分析するためにレシピを入手せよ。


――――――――――――――――


 厳重に警備されているメリディウス城の地下。三人は、手帳に書かれた抜け道を慎重に進んでいた。


「こんなに厳重なのに、バルトロのおっさんは、よくもまあこんな抜け道を知ってたもんだ」

「そこまでして手に入れたいものなのだろう」


 ヒソヒソと話しながらも、素早く地下を抜け城の裏口から地上に出る。目指すは王宮の調理場。その調理場の奥に、目的のレシピがある。


 城を裏から回ると、勝手口からそっと忍び込んだ。今はまだ夜明け前の誰もいない調理場に、三人は無事に潜入を果たす。


 奥の部屋に入ると、一冊の分厚いレシピ本が置いてあるのがすぐに分かった。三人は音も立てずに近づくと、「秘伝」と書かれたページをめくった。


 そのページを見たとたん、ジークの顔つきが変わる。


「……これ」


 ジークは目をこすった。


「……プリンだよな?」

「ええ、プリンね…… 間違いなくプリンね……」


 一瞬の間。三人に静寂が訪れる。


「マジか……。あのおっさん、これを食べたかったんだな……」

「……そのようね。わざわざレシピまで盗ませて……」


 アルトリウスは真顔のまま、一人呟いた。


「なるほど。つまり、これがメリディウスの強さの秘密だな」


 エリーゼとジークは、顔を見合わせた。


「絶対に、違う!」


――――――――――――――――


 こうして、手帳に記された小さな騒動を越えて、若き旅人たちの歩みは、また次なる地へと続いていくのである。


 ――続く。


⚔️ 三人の出会いと冒険。そして圧倒的なワクワク体験と感動のストーリー。


可愛い顔で魔力を拳に乗せて「物理で殴る」魔導少女エリーゼと、訳ありな男たちが織りなす痛快・王道冒険ファンタジー!

破天荒な三人の冒険を描いた『本編』も、ぜひ★評価やブックマークで応援していただけると嬉しいです!


▼ 完全完結済みの本編はこちらから読めます!

https://ncode.syosetu.com/n7427mp/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。