第23話 奥の棚には置かせない
翌朝、雨は上がっていた。
だが、王都南区の道には、まだ水が残っている。
車輪の跡に濁った水が溜まり、馬の蹄が踏むたびに泥が跳ねた。
クラリスは宿の小部屋で、王都大市の共同売場から届いた書簡をもう一度読んでいた。
エルネスタ領へ一区画を用意する。
棚代は売上の一割。
値札形式は共同売場規定に準ずる。
売れ残り撤去費は出品者負担。
詳細位置は当日割当。
最後の一文に、目が止まる。
詳細位置は当日割当。
昨日までは、そこまで気にしていなかった。
共同売場に棚がもらえる。
それだけで、少し安心していた。
だが、サラの言葉が頭に残っている。
共同売場なら、奥の棚が空いているだろう。
悪評のある品を入口近くに置かれたら、他の領が嫌がる。
クラリスは書簡を置いた。
「棚をもらえるだけでは足りませんね」
ノアは向かいで、南区の小口注文を整理していた。
「はい」
「昨日までなら、一区画を用意すると書かれているだけで、よかったと思ったかもしれません」
「よくはありませんが、受けていた可能性はあります」
「正直ですね」
「はい」
クラリスは小さく息を吐く。
「痛いですね」
「ですが、今は見えています」
ノアは短く言った。
「棚にも値段があります」
クラリスは頷いた。
棚代だけではない。
棚の位置。
隣に置かれる商品。
人の流れ。
説明できる者が立てる場所かどうか。
それらも、すべて値段の一部だ。
奥の棚に置かれれば、誰にも見られない。
見られなければ、悪評が消える機会もない。
売れなかったという結果だけが残る。
そしてまた言われる。
エルネスタの商品には、価値がないと。
「今日、共同売場の窓口へ行きます」
「はい」
「交渉します」
「棚位置を」
「はい」
クラリスは書簡を折り直した。
「王都大市に持っていく品の置き方も、そこで決めます。何を置くかと、どこに置くかは分けられません」
ノアは頷く。
「良い判断です」
「短く言うのですね」
「はい」
「少しだけ腹が立ちます」
「なぜですか」
「ラウルさんにも言われそうだからです」
ノアは答えなかった。
だが、ほんの少しだけ口元が緩んだ。
◇
王都大市の商談窓口は、南区と中区の境にあった。
広い通りに面した石造りの建物だ。
入口には、各領の商人や職人、仲介商が行き来している。
羊毛布。
香油。
金具。
薬草。
乾燥果実。
革袋。
染料。
荷が運び込まれるたびに、湿った匂いと乾いた匂いが混ざった。
クラリスは、その空気の中に入った。
王都の商売の空気。
南区の宿や荷馬車組合とは違う。
ここでは、人も商品も、並べられる前から値踏みされている。
受付の男は、クラリスの名前を聞くと、少しだけ表情を固くした。
それは一瞬だった。
だが、見落とすには十分ではなかった。
「エルネスタ家のクラリス様ですね。共同売場の件で」
「はい」
「一区画をご用意しております。詳しい位置は当日割当となります」
男は、昨日の書簡と同じことを言った。
クラリスは頷く。
「当日割当ではなく、事前に確認したいのです」
「申し訳ありません。共同売場は出品数が多いため、位置の確約は」
「入口近くでなくても構いません」
男の目が動く。
「ですが、奥の棚は受けられません」
受付の男は、一瞬だけ沈黙した。
その沈黙で、クラリスは分かった。
奥の棚。
その候補に、エルネスタ領は入っている。
「奥、と申しますと」
「人の流れから外れ、説明者を置きにくく、他領の商品に隠れる棚です」
「そのような言い方は」
「では、違うのですか」
男は返事に詰まった。
ノアは何も言わない。
クラリスに任せている。
クラリスは書簡を机に置いた。
「王都大市の規定に従います。棚代も払います。値札形式も協議します。ですが、悪評を理由に、人が見ない場所へ置かれるなら、出品条件が変わります」
「悪評などとは」
「ありませんか」
受付の男は目を逸らした。
その時、横から声がした。
「悪評があるから、場所を選ぶ。王都では普通の判断ですよ」
クラリスが振り向く。
トビアス・ベルナーだった。
昨日と同じ、柔らかい笑顔。
だが、今日は最初から隠していない。
彼は手に別の書類を持っていた。
「クラリス様。昨日は残念でした」
「ベルナー様」
「ですが、ここで強く出ても得はありませんよ。共同売場は評判を気にします。入口近くには、王都の名家や信用ある商会の商品が並ぶ。悪女の噂がある品を置けば、周囲が嫌がるのは当然です」
受付の男が困った顔をする。
止めたいが、止められない。
トビアスは続けた。
「ですから、当商会を通せばよかったのです。当商会名義なら、場所も多少は融通が利いた」
クラリスは何も言わなかった。
トビアスの言葉は嫌らしい。
だが、完全な嘘ではない。
王都では評判も場所代の一部。
その冷たさは、昨日ノアが言った通りだ。
クラリスは一度、息を吸った。
「ベルナー様」
「はい」
「評判が価格の一部だということは、理解しています」
トビアスの眉が少し上がった。
「ほう」
「ですが、評判を理由に、価格決定権と販売名義を渡すことはできません」
「強情ですな」
「はい」
クラリスは頷いた。
「ですが、強情だけで来たわけではありません」
彼女は持ってきた小さな包みを開いた。
中には、四つの品が入っている。
手戻し布。
捨てない布。
半値で売った羊毛布の見本。
そして、古い羊毛布から作った摩耗見本札。
どれも派手ではない。
美しい商品でもない。
だが、それぞれに札がついている。
手戻し布
荷を扱う手首用
戻り札・初回直し付き
捨てない布
荷台・台所・詰め物前の分類用
用途別販売
羊毛布見本
半値で落とした価値の説明用
売り物ではない
摩耗見本札
毛向き・使用後確認・直し箇所の説明用
売り物ではない
トビアスが鼻で笑う。
「地味ですな」
「はい」
クラリスは否定しなかった。
「だから、奥の棚には向きません」
トビアスの笑みが止まる。
受付の男も、クラリスを見た。
「派手な品なら、遠くからでも目を引きます。香油や宝飾品なら、奥でも人を呼べるでしょう。ですが、これは説明がなければ価値が見えません」
クラリスは手戻し布を取った。
「これは、ただの布ではありません。戻り札と直しがあって初めて商品です」
次に、捨てない布。
「これは、余り布を安く売るものではありません。用途別に分け、無駄にしないための商品です」
次に、羊毛布の見本。
「これは、売るために置くものではありません。かつて半値で売った布の価値を、なぜ落としてはいけなかったのかを説明するための見本です」
最後に、摩耗見本札。
「これは、使われた後の布です。新品では見えない価値を説明するために置きます」
クラリスは受付の男を見た。
「ですから、必要なのは入口ではありません」
「では、どこを」
「荷物を持つ人が止まる場所です」
受付の男が瞬きをする。
「荷物を持つ人?」
「共同売場の入口近くは、貴族や上客が通るでしょう。そこは欲しません。ですが、裏側の搬入口へ抜ける通路、荷を運ぶ人が一度足を止める場所があるはずです」
ノアが少しだけ目を細めた。
トビアスも黙った。
クラリスは続ける。
「私たちの商品は、目立つためのものではありません。手に取って、説明を聞き、使う人が自分の手を見るための商品です。ならば、入口よりも、荷を持つ人の通り道が必要です」
受付の男は、机の下から配置図を出した。
ここで初めて、紙が出てきた。
ノアはそれを見る。
大きな共同売場。
入口側。
中央棚。
貴族領の品。
大商会の協賛棚。
そして奥。
さらに裏へ抜ける通路。
搬入口に近い横棚。
そこは、入口からは遠い。
だが、荷を運ぶ者、補充する者、実務の人間が必ず通る。
ノアは小さく頷いた。
「ここです」
クラリスも見た。
通路横の棚。
入口ではない。
だが、奥の死に棚でもない。
「この棚を希望します」
受付の男が困った顔をする。
「そこは、通常は補充品や業務用の試供品が置かれる場所です。貴族領の商品には、少々」
「ちょうど良いです」
クラリスは言った。
「私たちは、貴族に見せるためだけに来るのではありません」
その言葉は、クラリス自身に返ってきた。
王都で悪女と呼ばれた自分。
王都の評判を気にして、領地の商品を半値で売った自分。
その自分が今、入口の一等地ではなく、荷を持つ人の通り道を選んでいる。
恥ではない。
逃げでもない。
商品に合う場所を選んでいる。
ノアが静かに言った。
「良い棚です」
クラリスは少しだけ口元を緩めた。
「短いですね」
「はい」
トビアスは面白くなさそうに配置図を見た。
「そんな場所では、貴族客は来ませんよ」
「はい」
クラリスは即答した。
「ですが、使う人は来ます」
トビアスは言葉を失った。
◇
受付の男は、すぐには承諾しなかった。
当然だ。
共同売場には割当がある。
他領との兼ね合いもある。
だが、彼は配置図をしまわなかった。
「通路横の棚は、展示物の規格が少し異なります。箱や説明板を置く余地はありますが、見栄えはあまり」
「構いません」
「人通りはありますが、買い手というより、運び手や補充係が多い」
「構いません」
「隣は、馬具の修繕油と、安価な荷縄の予定です」
ノアが言った。
「むしろ良いです」
受付の男がノアを見る。
「良い?」
「荷を扱う手の近くに、手を守る布を置けます」
受付の男は、黙った。
トビアスが舌打ちしかけたのを、クラリスは見た。
小さいが、確かに見た。
悪評で奥へ押し込もうとした。
だが、クラリスたちは奥の棚を断り、別の意味を持つ棚を選んだ。
入口ではない。
だが、死に棚でもない。
見栄えでは負ける。
だが、用途では勝てる。
受付の男は、しばらく考えた。
「仮押さえ、という形なら」
クラリスは頷いた。
「ありがとうございます」
「ただし、説明者を置く場合は、通行の妨げにならないように」
「承知しました」
「それと、共同売場の規定上、値札形式は合わせていただきます」
「形式は合わせます」
クラリスは言った。
「ですが、価格はエルネスタ側で決めます」
受付の男は一瞬迷ったが、頷いた。
「価格は出品者側の申告制です。ただし、極端な価格の場合は確認が入ります」
「確認には応じます」
ノアが静かに言った。
「内訳も出せます」
受付の男は少し驚いた顔をした。
「内訳を?」
「はい」
ノアは手戻し布の札を指した。
「布代、直し一回分、戻り札管理、説明時間。入っています」
受付の男は、困惑したように札を見た。
トビアスは低く言った。
「そんな値札、客が嫌がりますよ」
ノアはトビアスを見た。
「買い叩く人は、嫌がります」
クラリスは咳き込みそうになった。
受付の男は顔を伏せた。
笑いを堪えたのかもしれない。
トビアスの顔色が変わる。
「失礼な」
「はい」
ノアは頷いた。
「失礼しました」
謝ったが、言葉は引っ込めなかった。
その時、受付の男が低く咳払いをした。
「ただし」
クラリスは視線を戻す。
「通路横の棚を使う場合、周囲の出品者から苦情が出る可能性があります。特に、搬入口側の棚は商会同士の協賛枠とも近い。悪評の件を気にする者もいるでしょう」
トビアスの口元に、わずかに笑みが戻った。
受付の男は続ける。
「仮押さえはできます。ですが、正式決定までは、他領と商会の調整が必要です」
クラリスは頷いた。
「承知しました」
勝ったわけではない。
場所を見つけただけだ。
次は、その場所に立つ理由を周囲へ示さなければならない。
トビアスは、今度は何も言わなかった。
言わなくてもよかったのだろう。
共同売場側の調整。
他領からの苦情。
商会の協賛枠。
外圧は、すでに別の形で残っている。
◇
窓口を出ると、通りには少し陽が差していた。
雨上がりの石畳が光っている。
クラリスは配置図の写しを胸に抱えていた。
正式決定ではない。
仮押さえ。
しかも、入口の華やかな棚ではない。
だが、奥の死に棚ではなくなった。
自分たちで、置く場所の意味を選んだ。
「勝ったのでしょうか」
クラリスが聞く。
ノアは首を横に振った。
「まだです」
「ですよね」
「ですが、負ける場所からは外れました」
クラリスは小さく笑った。
「それは、勝ちに近いのですか」
「商売では、かなり大事です」
クラリスは通りの向こうを見た。
荷車が通る。
濡れた縄を持つ男。
箱を担ぐ若者。
市場の片付けをする女。
彼らの手が、クラリスには少しだけ見えるようになっていた。
以前なら、入口近くの華やかな棚を欲しがっただろう。
王都の人に見てもらうために。
悪女ではないと示すために。
だが、今は違う。
誰に見てもらうべきか。
そこから考えなければならない。
ノアが言った。
「次は、置き方を決めます」
「置き方」
「はい。手戻し布、捨てない布、羊毛布の見本、摩耗見本札。すべて置けますが、同じ役割では置けません」
「売るものと、説明するものを分けるのですね」
「はい」
クラリスは頷いた。
「売るものは、手戻し布と捨てない布」
「はい」
「羊毛布の見本と摩耗見本札は、売るためではなく、半値で落とした価値を説明するために置く」
「はい」
「羊毛布の見本は、置くべきでしょうか」
ノアは少し考えた。
「置くべきです。ただし、一枚だけです。売るためではなく、比較のために」
「比較」
「半値で売った布と、手戻し布と、捨てない布。価値が落ちたものを、どう戻すかを見せるためです」
クラリスは胸の奥が少し痛んだ。
半値で売った布。
それは、まだ自分の失敗の形だ。
だが、隠すだけでは戻らない。
「持っていきます」
クラリスは言った。
「ただし、飾りにはしません」
「はい」
「説明します。私が」
ノアは一瞬だけ、クラリスを見た。
「よろしいのですか」
「はい」
クラリスは少しだけ手を握った。
「悪評があるなら、私が横に立つべきです。商品だけを置いて、私が隠れるわけにはいきません」
ノアは静かに頷いた。
「良い判断です」
「それは、短くても嬉しいですね」
「はい」
◇
宿へ戻ると、サラが帳場で荷札を整理していた。
クラリスが通ると、サラは顔を上げた。
「あの、共同売場は」
「奥の棚ではなくなりました」
クラリスが言うと、サラは目を丸くした。
「そうなんですか」
「まだ仮押さえですが」
「どこに?」
「搬入口へ抜ける通路横です」
サラは少し考えた。
「そこ、荷物を持つ人がよく通りますね」
「はい」
「じゃあ、見る人は見ます」
その言葉に、クラリスは少しだけ肩の力が抜けた。
貴族の褒め言葉ではない。
商人の保証でもない。
宿の娘の、通路を見ている人間の言葉だ。
「ありがとうございます」
サラは慌てて首を振った。
「いえ、私はただ」
「ただ見ていることが、大事な時があります」
クラリスが言うと、サラは少しだけ黙った。
それから、小さく笑った。
「それ、父に言ったら喜びます」
ノアが横で言った。
「宿の帳場は、良い売場観察場所ですね」
サラは首を傾げた。
「売場?」
「人がどこで止まり、何を見て、何を避けるか。よく見える場所です」
サラは帳場の外を見た。
濡れた外套を脱ぐ客。
荷物を置く御者。
食堂へ入る商人。
言われて初めて、自分の見ていたものに名前がついたような顔をした。
「そういうのも、仕事ですか」
ノアは頷いた。
「はい」
クラリスも言った。
「仕事です」
サラは、少しだけ背筋を伸ばした。
「なら、見ておきます」
その返事は、まだ少女のものだった。
だが、クラリスには聞き逃せなかった。
また一つ、誰かの見ていたものに名前がついた。
◇
夜、小部屋の机に、四つの品が並んだ。
手戻し布。
捨てない布。
半値で売った羊毛布の見本。
古い羊毛布の摩耗見本札。
ノアはそれぞれの原価と手間を書き出している。
クラリスは、説明文を考えていた。
最初の一文で止まる。
エルネスタ領の羊毛布は、品質の高い――
違う。
クラリスは線を引いた。
品質が高いと書くことはできる。
だが、それだけでは何も戻らない。
次に書く。
これは、半値で売られた布です。
手が止まった。
胸が痛い。
クラリスは、その一文を消そうとした。
筆先が、紙の上で迷う。
消せば、少し楽になる。
王都の共同売場で、自分の失敗をわざわざ晒さずに済む。
悪女と呼ばれた令嬢が、半値で売った布を前に立つ。
その姿を、誰がどう見るか。
笑う者はいるだろう。
また言われるかもしれない。
領地の商品を安売りした愚かな令嬢だと。
だが、消しても、残る。
帳簿には残る。
職人の顔にも残る。
ミリアの実家の原毛にも、ガルドの怒りにも、クラリス自身の中にも残っている。
消せば楽になるだけだ。
価値は戻らない。
クラリスは筆を持ち直した。
消さなかった。
ノアが気づく。
「クラリス様」
「はい」
「無理に書かなくても」
「いいえ」
クラリスは首を振った。
「ここから始めなければ、説明になりません」
ノアは黙った。
クラリスは続きを書く。
これは、半値で売られた布です。
けれど、半分の価値しかなかった布ではありません。
売り方を間違え、届け方を間違え、守るべき値段を落とした布です。
筆先が震えた。
ノアは何も言わない。
クラリスは続ける。
私たちは、この布の値段を戻すために来ました。
ただし、同じものを高く売るためではありません。
使う人、直す人、運ぶ人、作る人が続けられる形で、もう一度値段を置くためです。
クラリスは筆を置いた。
息が浅くなっていた。
ノアが静かに言った。
「良い説明です」
「短いですね」
「はい」
「でも、今はそれで十分です」
クラリスは笑おうとして、うまく笑えなかった。
机の上の半値布を見た。
逃げたかったもの。
隠したかったもの。
それを、王都大市に持っていく。
入口の華やかな棚ではない。
荷を持つ人の通り道に。
そこで、クラリス自身が説明する。
悪評があるから、奥へ押し込まれるのではない。
悪評があるからこそ、説明できる場所を選ぶ。
そのための準備が、ようやく始まった。
ノアは帳簿の端に、短く書きつけた。
【共同売場】
【希望位置:搬入口通路横】
【理由:使用者導線】
【販売品:手戻し布/捨てない布】
【説明見本:半値羊毛布/摩耗見本札】
【注意:悪評による奥棚誘導】
【未解決:周辺出品者からの苦情可能性】
クラリスはそれを見て、静かに頷いた。
値段を下げる手は、まだ伸びてくる。
だが、こちらもようやく、置く場所を選び始めている。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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