18:鍛錬
文字数少なくてごめんなさい
俺はゴンザさんから球のようなものを貰った。
「これは…」
「スキルオーブと呼ばれるものだ」
このゲームにはスキルを手に入れる方法が3つある。1つはジョブのレベルを上げることで入手できるものと、武器などについてくるスキル。最後にアイテムを使って手に入れる物だそうだ。
「それは剣系統の武器使用時のみ使えるスキル『見切り』を習得できるものだ」
「使ってもいいんですか?」
「もちろんだとも」
さっそく使ってみる。
(スキル 見切りを習得)
これがダンジョン探索に必要になるのか。
「あとはルーナさんの番だ」
「はい」
「ルーナさんに渡す物は一定時間魔法攻撃を2倍に上げる『竜骨腫』と新しいローブだ」
「これってめっちゃ高いやつじゃないですか!!」
すごい驚きようだ。ゴンザさんが使わなそうなものとはいえ相当貴重なのだろう。
「そして2人にはこのギグルタウンより先の町、『フルメタルタウン』を目指してもらう。推奨レベルは85」
「それって高すぎないですか」
「65レベルの俺でもクリアできたし、君達は2人だし装備もあるから」
「とは言っても…」
「このゲームにはレベルが必要ない。スキルをある程度入手さえしてしまえばあとは武器と防具だ。カエデくんの『甲殻刀満月』は十分強力だよ」
「なら大丈夫かもしれないか…」
「無理だよカエデくん。私は杖を装備している間MPを回復できないし、お荷物だよ!!」
「じゃあ、違うのに変えたら?」
「確かに!!」
ゴンザさんはニコニコしていた。
「もちろん。ルーナは杖を変えることを禁止にする」
「あー」
こうして俺達はフルメタルタウンを目指すことになった。
フルメタルタウンに向かう道中は、冷たい洞窟だった。
「このフィールドは2つのエリアに分かれている……。あとは頑張ってね」
そう言ってゴンザさんは帰ってしまった。
果たして俺はルーナにできるだけ魔法を使わせずにこのステージを攻略できるのだろうか。
小ネタ スキルオーブ
エネミーや宝箱から出現するスキルを入手するためのアイテム。使ったら消えてしまうため流通しておらず、オークションで高く出品されている。レジェンドのスキルオーブは存在するかどうかも疑われている。




