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鬱々日記  作者: 由紀
10/21

10日目

私はいつも思う。

今は病んでいるのか、いないのか。

今の自分は素の自分なのか。

何が本当の自分なのか分からない。

心に穴が空いた私に、幸せが訪れる気がしない。

病んでいたが故に、普通の生活は無理なんじゃないかって。

一度病めば、幸せになるための考えが出来なくなる。

私は、死にたくなる。

理由はない。

でも、その時、無性に死へ心が向かう。

一度死にたいと思ってしまえば、理由なんて要らなくなってしまうのかな。

死は安楽。

それを、私は理解してしまっているからなのかな。

アルコールについての授業を受けた時に聞いたアルコール依存症とあんまり変わらないのではと思ったりする。

アルコール依存症は、「理由の為に酒を飲む」から「酒を飲むための理由を探すようになる」らしい。

要は、途中から「理由」が「建前」と変わってしまう。

私はこの状態ではないかって思う。

最初は「理由があって死にたい」だった。

でも途中から「死にたい理由を探す」状態になっていた。

偶に、「死にたいから、それ相応の建前とか無いかなー」とか、自転車をこいでいる時にふと思う。

アルコールが快楽であり、死は安楽。

あんまり変わらない。

私は死に酔っているのかもしれない。

でも皮肉な事で。

死にたい死にたいと思えば思うほど、私は生を実感する。

本来なら、達成感などで得られる「私は生を実感しえる」感を、私は死への欲望により得ているというわけだ。

楽しいことは記憶から消えていくのに、嫌な思い出は残り続ける。

忘れられないし、何より忘れる恐怖の方が大きい。

忘れたら、自分がかつてのクズに戻りそうで怖い。

戻りたくない。同じことを繰り返したくない。

というわけで、今日はここまで。

じゃあね。

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