プロローグ
これは、東の国に住んでいた狸獣人の少女が、助けてくれた竜人の恩に報いるため、小さな夜間営業の薬屋を営む話。
そして、ご先祖の「金長様」のように、商売繁盛、無病息災、家内安全と人々の願いを叶えていく。
のちのち『女神様』と崇め奉られる存在になった彼女の名は、オタケ。
小さく、タレ目の彼女は、つい撫でてしまいたくなる愛らしさがある。
ビックリしてしまうと、ポンとタヌキに変化してしまうが、それもまた、御愛嬌。
そして、ただのタヌキでないことも、御愛嬌。
恩人リンドヴルムを心の奥で密かに慕い、決して目立たぬよう慎ましい生活を心がけているのに、何故か皆の注目を浴びてしまう残念な子。
一生懸命に生き、精一杯頑張る彼女が起こす騒動は、皆を笑顔にし、幸せを撒き散らしていく。
そして、日々成長する彼女を、リンドヴルムや街の皆は、温かく見守る。
お暇な方は、一緒にオタケを見守ってあげてください。
多分、ホッコリ、ニッコリ、温かな気持ちになれるはず。
それでは、『薬屋たぬきの恩返し』、はじまり、はじまり~。
これは、既に別の場所で掲載していた作品で、プロローグを抜くと全七話となっています。
当て馬令嬢リベルタの毎日更新が出来ない代わりに、こちらを掲載させていただきます。
楽しんでいただけたら嬉しいです。




