第三十五話 ギルド改革
お久しぶりです。内政パートが終わるまであと何年かかるやら…
学校令を発布してから二ヶ月がたった。各々のギルドなどが専門学校を作ってそれなりに通う人もおおくなってきた。
しかし、その中で人気の出なかったギルドも多々あった。そのうちで最も人気が出てないのは冒険者ギルドの専門学校だろう。
理由は簡単なところにあった。それは軍学校を作ったからだった。
この世界には普通のラノベに出てくるような魔獣はいる。それこそジキョン時代には軍と冒険者の合同で魔獣退治は行われた。
ただ、ブロールーケ共和国となってからは魔獣退治は基本陸軍の練習代わりともなっていた。
更にダンジョンというものもあった。しかしこれも軍の演習代わりに使われてしまった。
するとどうなるか。冒険者は依頼のためならどの国へも行かないといけない。しかし他の国に行ってしまうとブロールーケみたいな生活は一時的にできなくなるし、チイトヒ教の国では我が国は魔敵とされており、最悪の場合命が取られる……ということもあり得た。そのため冒険者ギルドの学校へ行く人自体が少なくなっていったのであった。
「お願いします!援助金をください!それがないと我がギルドはやっていけません!」今日は冒険者ギルドとの会合の日だ。そして議題に上がるのはもちろん冒険者ギルドの学校の援助を求めるというのであった。
「うーむ、どうしようか」そう悩んでいるうちにネーモトカが「というか冒険者は旅人って感じがするんだが」ということをいい、利島はひらめいた。それならこの国の冒険者ギルドを旅人 ギルドにし、学校では各地の案内所の係員などを育てればいいじゃないかと。また、この世界では旅人を憧れる人は多いが、ギルドは存在していなく、ギルド=会社と言えるようなこの世界では旅人になったとしても金は稼げず、基本はその土地で稼いでから別の土地に行くというスタイルで現代日本の人々が考えるスタイルとはかけ離れたものだった。
すぐさまその提案を冒険者ギルドのマスターに提案してみた。詳しい内容はこうである。
①旅人ギルドはギルドに登録している会員より宿などの情報等を提供してもらい、その見返りとしてそれに応じた報酬を渡す。
②ギルドの学校では旅の心得や、護身用の武術、もしギルドに来た情報を伝えたいというものがいればそのことについて学ばせる。
冒険者ギルド長はこの提案に対して最初は全く受け入れようとはしなかった。そのため交渉を打ち切り、支援金もなくすといったら、手のひらを返すように旅人ギルドとなる案に賛成し、冒険者ギルドは旅人ギルドとなったのである。
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