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タイトル未定2026/07/28 17:08

 朝目を覚ますと僕は15歳になっていた。つまり今日は僕の15歳の誕生日なのだ。


 幼いころに両親を亡くした僕は、昨日までパン屋さんで働いて生計を立ててきたが、そのパン屋さんは昨日やめた。今日から僕は冒険者になるのだ。


 朝食のパンを食べて亡き両親の形見である鎧と剣とマジックバックを身に着けて家を出た。


「あ、フローラ」


「ロイ、あなた、冒険者になるって言ってたのは本気だったみたいね」


 家の前に幼馴染のフローラがいた。彼女は壁にもたれて腕を組み、僕を待っていたみたいだ。


「フローラ、僕を待っていたの? それにその恰好……」


 フローラは真っ赤なビキニアーマーで背中に大剣を背負っていた。


「あんた、これから冒険者ギルドに行くんでしょ? あたしも一緒に行くわ」


「だって、きみは高校生じゃないか」


「学校はやめたわ」


「やめた? なんで?」


「あんたみたいな弱虫に冒険者が務まるわけないでしょ。だから私が一緒になってあげるって言ってるのよ」


「え? ちょっと待っ……」


「つべこべ言ってないでさっさと行くわよ。あんた見てるとイライラするわ」


 僕はフローラに手を引かれて冒険者ギルドへ向かった。


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