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君の名前は


「相沢さん……!」


後ろから声をかけられた。


この声は、永瀬さんっ。


一瞬で部長のことなど忘れ、とびきりの笑顔で振り返る。


すると……、


私以上に目をキラキラさせている永瀬さんがいた。


「は、春太郎はるたろうだ……。」


へっ?


「相沢さん、ありがとう!」

「今日のあなたは、まるで春太郎のようだ!!」


……それって、やっぱり、ハムスターのことですよね??


「思い出しました!相沢さんの名前を見た時に、私の飼っていたハムスターと名前まで似てるって思ったんです。」


「なんだか、運命的ですよね」



ハムスターの名前に似てるのは、喜んでいいのかわからないけど、『運命的』、というセリフに反応してしまう。



そして、私の横に立つと、小声で言った。


「よく似合ってますよ」



――ドキン!と心臓が音をたてた。



は、反則すぎるーー!!



罪づくりな永瀬さんは、笑顔で去っていった……。





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