199 竜皇国王太子夫妻
今日無事に竜皇国の三箇所で魔道具門が安全に使用され正しい数値と結果を残せたことにルディノールは安堵していた。
魔道具門の製作にかなりの時間と失敗を繰り返し眠れない日々だったからだ。父上から魔道具門の完成を何度も急がされ…自分自身のプライドで助けを求めることができなかったし悔しかった。そんな自分に葛藤して悩んだ。
でもユキノアから私も王子達の教育に失敗したけど今は周りに相談して解決に向かっているから周りに聞いてみよう!といわれヴァリアードに相談して本当に解決した。悔しいより色々と議論をぶつけ合い楽しかった。
「そうだな…楽しむ。忘れてたんだな…あっ!これも忘れていた。」ユキノアの為に作った桃の飴が魔空間に入っていた。ユキノアにイヤーカフで話しかけた。
「ユキノア?今から部屋に行ってもいい?」
「はい。大丈夫。」
入室のノックをした。「ユキノアにこれを渡したかったんだ。桃の飴。クロリナラドに教わって作ったんだ。ルノアが考えていつでもクロリナラドが寂しくないようにルノアの魔力を入れて飴にしたそうだよ。仕事中もクロリナラドが目を瞑り幸せそうに舐めていたから…ユキノアにも作りたくなって…いつもありがとう。」ぎゅっとハグをした。
「私もルノア様から聞いて作りました。口を開けてください。ルーノ」口の中にユキノアが桃飴を入れてあげた。
「これから二日は忙しいからユキノアの飴を食べながら頑張るよ。」
「はい。長くかかりましたが…前回の竜皇国への侵攻に手引きした者をようやく裁けますね。別件ではありますが…不誠実な方はやはり変わりませんでしたね。勢力が変わりますから隙を作らず慢心せず引き締めていきましょう。ルーノも気をつけてくださいね。」
「あぁ…ユキノアも気をつけて。必ず何かあればイヤーカフで連絡だよ」ルディノールは執務室に帰っていった。




