8話 幸運少女
投稿遅れてすいませんでしたぁぁぁ!!!!!!
そこにいた少女はボロボロの服に身を包んでいた。そしてその少女に襲いかかろうとしているのが、良く分からないモンスターだ。ゴブリンなのはわかるんだが、物凄く赤い。そのゴブリンが少女に襲いかかった。
俺がもうだめだ!!と思った瞬間その少女はこけた。ゴブリンは何がおこったのか分からないような顔をしたが、すぐにまた少女に襲いかかった。今度こそもうだめだ!!と思った瞬間ゴブリンのあたまに上にコンクリートが降ってきた。
「ちょっと!!助けて!!」
「お、おう。すまん。いま助ける。」
そう言って俺はゴブリンに向かっていった。
「親父はその子を守っててくれ!!」
「わかった!!」
このゴブリンは赤いからレッドゴブリンと名付けよう。このレッドゴブリンはステータスはそこまで高くは無さそうだ。なのでそのまま斬りつけたら倒せた。あっさりと。レベルアップは...なかったみたいだ。
「大丈夫か?」
「うん。ありがとう。」
「どうしてこんなところに?」
「逃げて来たの。」
「逃げて来た?」
「そう。ここからずっと北の方に行ったところに避難してたんだけど、そこに狼の大群がきて、それで.......。」
どうやらこの子は他のところから来たみたいだ。
「それは大変だったな。俺は親父と二人で生活してるが、余裕がない訳じゃない。もしよかったら俺たちについてくるか?」
「うん。そうする。」
「わかった。」
そして俺たちはシェルターへ戻っていった。
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「ここが俺たちのシェルターだ!!」
「わー!!すごいね!!こんなときにこんなにしっかりとした設備を作れるなんて。」
「辺りの家とかは使い物にならないからなこうしないと安心して日の光を浴びられないからな。」
「じゃあまずは自己紹介ね!!私の名前は|金谷乃愛よ。よろしくね!!」
「おう。よろしく。俺は五十嵐矢高だ。んで、こっちが俺の親父の矢次だ。」
「よろしく。」
「で、乃愛はステータスとかって知ってる?」
「?ステータス?知らない。」
「そうか。なら教えよう。」
それから五分くらい解説した。乃愛は親父とは違い、直ぐに分かってくれた。そのステータスを地面に書いて貰った。(地面はアスファルトで、軽石で書いて貰ってる。
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金谷乃愛
年齢 16歳
職業 ギャンブラー
レベル 2
次のレベルまで7
世界ランキング 125259052位
HP 8/8
MP 16/16
攻撃力 4
防御力 2
力 3
素早さ 6
器用さ 22
知能 15
運 77(+15)
スキル
ギャンブルLV1
称号
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ちなみに親父はこんな感じだ。
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五十嵐矢次
年齢 42歳
職業 ハイクリエイター
レベル 8
次のレベルまで 23
世界ランキング 18538
HP 36/36(+5)
MP 36/36(+50)
攻撃力 24(+30)
防御力 24(+20)
力 36(+40)
素早さ 17(+15)
器用さ 36(+30)
知能 8
運 24
スキル
上級料理LV1 裁縫LV1 上級鍛冶LV1 上級工事LV2 伐採LV1
モノづくりLV2 上級錬金術LV1 上級付与術LV2 上級紋章LV2
称号
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ギャンブルLV1
成功したときの効果がSLV×2倍上がり、失敗した時の効果が15÷SLV倍にあがる。
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うっ羨ましい。こんなに運があるなんてぇ。俺は運が無いことだけが欠点だからな。
ってかこれってまさかチート臭くない?
これって簡単に言うと、攻撃に成功した時のダメージがあがって、失敗した時の硬直時間が長くなるみたいな奴か。うーむ。これはチートだな。だが、乃愛はステータスが低いからな戦闘には使えそうにない。
まぁ保留だな。
「へー。こんなのがあるのねー。ゴブリンとかがいるからゲームの世界みたいだなーって思ってたけど、本当にこんなものがあるのね。びっくりしたわ。」
「そうだな。それと相談がある。」
そういって出来るだけ寒いところにおいてあった肉を出した。
「この肉をどうするかだ!!」
テレテレテレレテーレー
こんな音楽がなりそうなそんな大事件だった。
「おっお前そんなものどこで...あぁガチャか。」
「ガチャ?なにそれ。」
「伝えてなかったな。そう。俺は食べ物やいろんなモノを出せるガチャスキルを使えるんだ!!」
新キャラ登場です。主人公がチートになってくるのはもう少し先ですね。