トカゲはケモミミセックスを見て興奮したようです
トカゲの巣からトカゲ放尿プレイで脱出したトカゲちゃんは砂漠を進む。
今起きた。まだ日は天高く昇っている。少し前のトカゲ乱交ファイアーダンスのせいであまり眠れない。あいかわらずエルノールは腕組みして座っている。寝てるのだろうか?モリュケちゃんとナオトちゃん相変わらず元気に砂の城を作っている。寝ないと美容に悪いぞチミたち。私は元気に城にボディプレスをかましてあげた。輪に入り一緒に城を作りはじめる。
「なー、マスターって俺のことどう思ってるんだろうな?」ナオトちゃんがいきなり口走る。
「ん?さあどうでもいいんじゃない?」私は天守閣を作る。ここのエビ反り置物がですね。
「どうでもよくない。村にいた頃は男たちが毎晩相手をしてくれたんだ。で、可愛い可愛いって褒めてくれて…でもマスターはそんなことしてくれない。いつか捨てられないかと思うと…。」むむむ、ナオトちゃんはあれか。セックス依存症ですか!?私もです早くイケメンエルフと濃厚ニャンニャンしたいです!
「わかるわかる。ちんちんが出たり入ったりするだけでなんであんなに気持ちいいんだろうね!あ、私の尻尾使う?」
「いらねーよ!真面目に聞いてくれよ!ここはマスターともっと親密になるしかない。どうやって誘えばいいかな?」
「押し倒して無理やりやればいいのよー。あ、魅了の魔法を使うともっとベストだねー♪」モリュケちゃんの言うことはアテにならないな。間違いなく。
「俺自分から男誘ったことないんだよ。いつも男達が寄ってきてたから。なあテギル…どうしよう?」
「ふふふ、恋愛のスペシャリストの私にまかせなさい。私もセックスしたくてたまらない病ですから。」
「でもテギルー。じゃああのリザードマン達とやればよかったでしょー。」
「シャラップ!!」渾身のチョップ炸裂。モリュケちゃんはエビ反りになる。
私達はエルノールから離れてテントの端っこに集まる。
「…そんな感じですかさずボディタッチよ。これであの唐変木もイチコロって寸法よ。」
「う、うんありがとう。やってみるよ!」ナオトの耳が自信なさそうに伏せる。
「困ったら合図してね。プランBでいくから。」
「それは遠慮するけど…よし、行ってくる。」ナオトちゃんがエルノールの元へ向かう。ふふふ、これは…濡れますわあ♪(濡れるトカゲ)
「あの、マスター。水飲んだほうがいいですよ。」ナオトちゃんはコップを2つ持っていく。
「ん、ああありがとう。」エルノールはコップを受け取り飲み始める。ナオトもコップを地面に置き、わざわざ遠い方の手でコップをつかむ。これですこれ、わざわざ遠い方の手でコップを持ち上げる仕草に男はキュンとくるのです(たぶん)!
「砂漠は暑いですねマスター…。」ナオトは尻尾をクネラせてエルノールのローブをなぞる。
「当たり前だろう。しっかり英気を養っておけよ。お前は大事な人材なんだから。」
顔を赤らめるナオトちゃん。コラお前が惚れてどうすんねん!惚れさせるんだよバカタレ!
「あ…う、えーと。暑いからちょっとローブ脱ぎます。暑いですねー。」若干棒読み気味でローブを脱ぎ薄着になるナオトちゃん。
「まあテントの中ならいいだろう。だが外に出るときはちゃんと肌を隠せよ。」
「は、はい。マスターもローブ脱ぎませんか?暑いでしょう?」
「いや、私は大丈夫だ。」
困った顔でこっちに顔を向けるナオトちゃん、大丈夫まだイケる!
「あ、脱いだらなんか寒くなってきましたー温まりたいなーマスター。」
「…ローブを着ればいいだろう?」
困った顔でこっちに顔を向けるナオトちゃん、もっと強引に!野球のキャッチャー並みのサインジェスチャーを送る私。
「…失礼しますマスター。ま、マッサージです。お疲れのようですし。」エルノールの体をもみ始めるナオトちゃん。いいぞその調子。
「意外と筋肉あるんですねマスター。硬いです…。」
「どうしたナオト。いつもと違うぞお前。」
「あ、その。ま、マスターは俺のことどう思ってます?」
「大事な人材だ。」
「そ、そうなんですか。できればあの…もっと大事な存在になりたいです。」
「?」
「し、失礼します!!」
エルノールのローブの下をめくるナオトちゃん。さすがにエルノールも慌てる。
「おい、何をする!?」エルノールが慌ててローブを押さえる。
「うわあああああ、もっと愛してくださいいいい!なんでもします!!」
「こ、コラ!いい加減にしろ!」もがくエルノールとナオトちゃん。いい、これはいい!
「村で磨いた技できっと満足させてみせます。夜はいつでも呼んでください!どうもナオトです!!」尻と尻尾をピーンと伸ばし、エルノールの股間辺りに顔をうずめてクンカクンカし始めるナオトちゃん。ちょっと女子としてはドン引きだけどいいぞもっとやれ!陰ながら応援する私とモリュケちゃん。
「オナニーばかりじゃ体に悪いですマスター!実は影でコソコソやってるんでしょ、それとも禁欲生活が長いんですかーいけませんー!俺が諌めてさしあげますううううう!」
「ちょ、おま!離せ!一旦離れろナオト!なっ!」ピーンと伸びたケモミミと尻尾のままエルノールにしがみつくナオトちゃん。エルノールはナオトちゃんの肩の橙色の毛を引っ張って引き剥がそうとする。だが無念、人外ナオトちゃんは人間より力が強い。素晴らしい人外!!
「お、おいテギル、モリュケ!助けろ!!」こっちを見つけて助けを求めるエルノール。うーん、この唐変木どうしてくれよう。女の子の誘いを断るなんて言語道断です。お仕置きが必要ですね。
「はーい、プランBいきまーす!」すかさず私はエルノールの両腕を押さえる。そしてモリュケがエルノールの腹の上にとぐろを巻く。
「ぐほ…な、何を!?」エルノールの慌てる姿は中々に新鮮ですねー。ふふふ、気に入った。うちのナオトちゃんをファックしてもいいぞ。
「ふふふ、エルノールくんいけませんなー。女の子がこんなに誘ってるというのに。さああきらめてすべてを私達に委ねなさい!」女王様ばりに声高々に叫ぶ私。
「うーん、私もエルノールとしたくなってきたー。きっと魔力の高い強い子が生まれそうだなー。アタシも混ざっていいかなー♪」モリュケちゃんナオトちゃんのために自重してください。
「ふざけるなお前ら!いったい何が目的だ!」ぐぬぬ、こいつ全然気づいてないじゃないか駄目過ぎる。
「女の子3人ハーレム状態で何も起きなかったのが不思議だとは思わんかねエルノールくん。さあ、ちーんちん!ちーんちん!」ナオトちゃんが顔を真赤にしてエルノールのローブの下を捲っていく。おお、エルノールいい足してるじゃないか。毛がないですなー…もしかして包茎の可能性もありますなあ可愛い♪
「こら、やめろ!離せー!!」ジタバタもがくエルノール。突如地面がゴゴゴと揺れ出す。大地もこの一時を歓迎しているようです。素晴らしい。
「ふふふ、モリュケちゃん。魅了かけちゃってー。」
「はーい、エルノールはナオトにホの字になるーホの字になるー♪」モリュケちゃんの手のひらが怪しく光り、エルノールの顔に迫っていく。
「……!!マズイ、早く離れろ!今すぐだ!!」エルノールが暴れだす。
「大丈夫大丈夫。ナオトちゃんとお楽しみした後はちゃんと魔法解けてるから。」
「戦闘準備をしろ!早くしないと…。」そういえば地面の揺れが大きくなってる気がする…ってか超揺れてる。テント脇にあった樽がガタガタ言い始め横倒しになる。揺れに耐えられずモリュケちゃんがエルノールの上から転がり落ちる。私も立ち上がってなんだなんだと辺りを見回す。ナオトちゃんが尻尾をおっ立ててエルノールの股間をクンカクンカする。
突如近くに大きな砂柱が立った。十数メートルもの大きな砂の柱。散った砂嵐がテントを襲い、テントの中が砂で視界が塞がる。
「な、なんだなんだー!?」
「うわあー、何なのよもー!」
「うわああああクンカクンカ!!」
「…ドラゴン!」
「え?」
砂嵐がおさまってそこにいたのは。地面から大きく伸びた柱。いや、先っぽには大きな牙と口が…まるで釣り餌で使うワームのような。うねうねとしたその地面から大きく伸びた芋虫っぽい何かはこちらのテントに向かって頭をもたげた…。




