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お知らせ
ここで、ヒルダ、ハント、そしてノーマン――三人の物語はひとまず幕を下ろします。
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
私はずっと、ヒルダは「善人」でも「悪人」でもない人物だと思って書いてきました。(読者の皆さんが彼女をどう感じてくださったのか、実はずっと気になっています。)
彼女の心には消えることのない怒りがあり、その炎は人生の最期まで消えることはありませんでした。
だからこそ、同じように過去を背負い、狂おしいほどの愛で自らの傷を埋めようとしたノーマンこそが、彼女に最もふさわしい相手だったのだと思っています。
一方で、ハントはいつも「目の前の相手」ではなく、「自分の理想の中の相手」を愛していました。
もし彼が最初からあのような選択をせず、ヒルダと誠実に向き合っていたなら、結末は変わっていたのでしょうか。
……それは私にも分かりません。
次回作では、ヒルダの息子・エイデンが成長した後の恋物語を描いていきます。
ノーマンの愛読書は『虐げられた奴隷少女は、孤独な大公に溺愛される』。
そして恋に落ちたエイデンは、少し照れながら『婚約破棄された令嬢と兵士の秘密の恋〜辺境に咲く禁断の花〜』を読みつつ、婚約破棄をきっかけに辺境へやって来た異国の令嬢のことを想っています。
もちろん、ノーマン、ヒルダ、ロイ、エリカたちも再び登場します。
ヒルダたちの世代が残した物語は、本当にここで終わるのでしょうか。
それとも、エイデンやティムたち次の世代が、母親たちが果たせなかった願いを受け継いでいくのでしょうか。
次回作は、前作よりも恋愛と日常を少し多めに描く予定です。
ぜひこれからも、エイデンたちの新しい物語にお付き合いいただければ嬉しいです。




