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久一の弓道  作者: フリーダム
20/30

第20話 信頼

未來と俺を除くものは皆、解散した。

「久一。」

未來が話しかけて来た。俺は未來とスポドリを買いに行く約束を思い出した。

「あぁ、スポドリを買いに行かないとな。」

「いいよ、私だけで行くから。久一は帰って休んで。」

「じゃあ、なんでおれを読んだんだよ。」

「少し話がしたくて…」

「じゃあ、スポドリを買いに行きながら、話そう。」

「だから、久一は休んで…」

俺は未來の話を聞かず、俺は未來の手を掴み、痛い足を我慢して走った。

「ちょ、久一!」

俺は未來の言葉を聞かず、スポドリが売ってる店に着いた。

「はーっ、はーっ…」

俺と未來は息切れをしていた。俺の足はブルブルと震えていた。それに気がついた未來は、

「久一。足、平気?」

「あまり、平気じゃない。だから早く買おう。」

「うん…」

俺と未來はダンボールのに入ったスポドリを買った。それを俺が持ち店を出て、弓道場に向かった。その間、会話は無かった。ただ、横に並んで歩き、気づけば弓道場に着いた。それを弓道場のフロアに置き、俺と未來は帰路に着いた。未來が俺に話があると言ってたので俺から切り出した。

「未來、話ってなんだ?」

「えっ?」

「さっき、俺と少し話がしたいって。」

「あぁ、うん。」

「じゃあ、話してみて。」

「じゃあ、少し久一には辛いかもしれないけど我慢して。」

「あぁ、わかったよ。」

「久一、今日の事で部長失格って思ってる?」

俺はまさか未來がその話をしてくるとは思わなかったので、少し驚いた。

「どうなの?」

「あぁ、思ったよ。そして、俺は部長に向いてないことも。俺は自分の事ばっかで周りを見てなかった。失格だよ。」

「私は久一が部長失格だなんて思わない。」

「未來は優しいからだよ。」

「私だけじゃないと思う。きっと龍先生も陽一くんも塔矢くんも。」

「じゃあ、なんだって言うんだよ。」

「失敗。」

「は?」

「だから、今日は久一は失敗したの。」

「失敗…」

「久一。私はここで久一が部長をやめてしまうほうが失格だと思う。それじゃあ、久一が言っていた自分の進化はできない。絶対に!」

「未來…」

話していると、俺と未來の家の間にいた。

「久一、部長やめないよね?」

「……。」

「久一!」

「あぁ…」

すると、未來は笑顔になった。そして、俺に抱きついた。

「ちょ、未來。」

「久一、頑張って。私は応援してる。久一ならきっとやれるよ、私は信じてる。」

「未來…」

「だから、部長をやめないで頑張って。」

未來は俺から離れた。未來は少し顔を赤していた。

未來は俺の顔を少し見て、家に入ろうとする。

「未來。」

未來はドアの前で立ち止まる。

「俺、頑張るよ。絶対に部長をやめずに頑張るよ!」

すると、未來はまたこっちを向く。長い髪がなびく。そして最高の笑顔で、

「うん。」

と言って、未來はドアを閉めた。

今日は失敗した。でも、明日からまた頑張ってやる。それが俺の意思だ!


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