3人から加護を貰った。
リースと恋人になった。めちゃくちゃドキドキしてる。
「そ、それで、この2人の加護を受けるのかな?」
「そ、そうだね。ファリスト、ロンスト、お願い出来るか?」
「うん、いいよ!リースの初の恋人だからね!死なれちゃ困るからね!d(˙꒳˙* )」
「うん、あのリースの初恋の相手だ。最大級の加護をあげるよ。」
「…『あのリースの』ってどういうこと?」
「ふふ、リースはね!基本、人間に対しては無愛想なんだよ!」
「そのリースが人間に恋をしたって言うんだから、『あのリースの』って言いたくもなるよ。」
そうなのか。ん?んじゃあ、今まで転生させてきた人間に対しては、「~~♡」みたいな喋り方はしてないのか。なんか安心した。というか、もうキャラが崩れちゃってるな。♡が付いている感じがしない。
「そこまでだよ!それ以上言ったら怒るよ!」
「あぁ、コワイコワイ(∩´﹏`∩)じゃあ、加護あげるね!」
「僕もあげるよ。」
2人が近づいてきて、俺の額に手を当てた。
何かを流し込まれている感じがする。暖かいものに包まれている感じもする。
「はい、終わったよー!最大級の加護を授けたからね!」
「今まで授けた事がないほどの加護を渡したからね。死ぬんじゃないよ。」
「そして、私からも!♡」
思いっ切りリースに腕を引っ張られた。
「え?」
そして頬にキスをされた。
……え?
「え?ちょ、え?」
「最大級の加護を授けたよ//、無理をして死なないでね。」
「う、うん。分かった…え?」
頭の整理かつかない。リースにキスされた?え?ホント二?…
実はこの男、恋愛経験が無い。しかも女性耐性もない。ということは…
「ええええええええ!?」
混乱する事になる。
「はい!もう時間だよ!レイン!♡//あ、私の恋人になったことは家族の人に知らせていいよ!♡//」
「うう、うん、わわ、分かった。じ、じゃあ、また今度。」
「うん!♡またね!♡」
その瞬間、光に包まれた。