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13歳になった

「「レイン!誕生日おめでとー!」」


パーン!


「ありがとう!」


今の(パーン!)は、母が火魔法で小規模な花火を爆発させた音だ。地球のクラッカーみたいな感じだな。


「これで教会に行ってスキルや加護が分かるようになるな!うちの子は頭がいいから女神様に祝福を多く受けるだろうな!」


「うふふ、そうですね。レイン、教会にはいつ行くの?」


「今日は誕生日を祝いたいから、明日以降かなって思ってるよ。」


早くリースに会いたいけどね。


「あらそう、それじゃ、今日は盛大に祝わないとね!」


「そうだな!レイン!いっぱい食えよ!」


「うん!冒険者になるためには力を付けないとね!」


「そういえば、レインが初めて『冒険者になる!』って言った日には、ああ、やっぱり私たちの子供だな。って思ってたのよ。」


「え!?母さんと父さんって冒険者だったの!?てっきり母さんは今までずっとポーション屋をやってたと思ってたんだけど!?父さんも大工として今まで生活してきたと思ってたよ!?」


「何を言う!この引き締まった筋肉を見て冒険者だと思わないだと!?」


「いや、大工として働いていたからそんなムキムキになったのかと思ってたよ!」


「うふふ、私達はね、レインが生まれる2年くらい前まで、一緒にパーティーを組んで魔物とか狩ってたのよ?」


衝撃の事実!


「へー、そうなんだ!冒険者になるのって辛かった?」


「私の家が冒険者になれ、冒険者になれってうるさかったのよ。私の両親はね、元Bランクだったのよ。冒険者として活動していた時の楽しい事とか、辛い事とか、嬉しい事とかをずっと聞かされていたの。そんなことを聞かされ続けていたら、冒険者になりたくなっちゃうじゃない?」


「俺は親父たちに、『自分の道は自分で選べ』って言われてたからよ、だったら楽しそうな道を進もうと思って冒険者になったんだよ。あ、そうそう、冒険者になるための試験があるんだが、案外簡単だから、冒険者にはすぐなれるぞ!」


「ほんとに!?やった〜!」


「でも、冒険者になれるのは15歳からだからそれまで特訓しとけよ!」


「うん、分かった!」


「さぁ、食べましょう?料理が冷めちゃうわ。」


「お!そうだな!ってことで…」


「「「いただきまーす!」」」




次の日…


「それじゃ、行ってきます!」


「行ってらっしゃい。気をつけるんだよ。」


「はーい!」


俺は教会に向かって全力でダッシュした。教会は、『大図書館』を通りすぎて、大体200mくらい進んだところにある。白を基調とした建物だ。地球でよく見るやつだ。

数分後、教会に着いた。扉を開くと、受付の人が座っていた。


「ようこそいらっしゃいました。」


「あの、洗礼を受けたいんですが。」


「かしこまりました。年齢確認の為に、こちらの水晶に触れてください。」


「分かりました。」


青色の水晶に触れると、水晶の中に「13」という文字が浮かび上がって来た。


「問題ありません。では、少々お待ち下さい。」


数分後…


「準備が整いました。こちらへどうぞ。」


「はい。」


中へ進んでいく。そして、他の扉より一回り大きな扉を開くと、大きな像があった。


「リース?」


「はい、こちらはリース様が1度降臨された時に画家が書いたものを造にしたものです。こちらの像に祈りを捧げてください。」


「分かりました。」


俺は片膝をつき、手を胸の前で組み、目を閉じた。



その瞬間、少しん浮遊感に襲われた。

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