ギルドに帰ってきた
魔物の森を出て数十分、冒険者ギルドに戻ってきた。
「すみませーん。魔物狩って来たんですけど、どこで換金したらいいですかね?」
受付嬢の人に聞いてみる。
「でしたら、右側のカウンターで出してください。」
「いや、多分魔物が入らないと思うんですけど…」
「え?そんなにですか?それでは『解体場』に行ってください。」
言われた通りに解体場へ行く。大きさは小学校のグラウンドくらいだと思ってくれればいい。
その中の強面なおじさんに声をかける。
「あのー、魔物ってここに出していいですか?」
「おう、いいぞ。って、お前はこの前のボウズか。」
「え?俺の事知ってるんですか?」
「おう、あの時チラッと見てたからな。お前、強いだろ?」
「まぁ、それなりに。」
「んじゃ、ここに出してくれ。って、どこにあるんだ?」
「ああ、今出します。」
【アイテムボックス】:魔物全出し
すると8mくらいの魔物の山が出てきた。
「おいおいおい!どうやったらこんなに魔物を狩れるんだよ!?つーか今どっから出した?」
「【アイテムボックス】使えるので」
「いや、【アイテムボックス】使えるのかよ!?それにしたって容量多すぎだろ!?うわ!しかもSランクまで入っていやがる。どこにこんなのいたんだよ」
「魔物の森の奥深くにいました。でも、ただの大きい龍でしたよ?」
「それが俺達にはただの大きい龍じゃねぇんだよな…Sランクってのは国1個滅ぼすくらいのパワーはあるぞ…」
「で、これ買取ってもらえますか?」
「おう、ただこれだけの量になると3、4日かかるな。」
「それじゃあ、4日後に来ますね。」
「分かった。それまでには終わらしとくぞ。」
そして俺は『解体場』を出て、家に帰った。
両親がCランクになってる事にめちゃくちゃ驚いてたが、「女神様と付き合ってるんだからそれくらいいいか。」と、変な納得の仕方をして落ち着いた。
その日俺はぐっすりと眠れた。疲れてたみたいだ。




