試験をした
「それじゃあ、行きますね。」
「おう!ドンと来いや!」
それじゃ、お言葉に甘えて…ちょっと強めの魔法で行きますか!
右手に魔力を纏わせて、火は危ないから水で行こう。イメージをしつつ、人差し指に魔力を集めて…撃つ!(この間約2秒)
「水弾!」
試験官の顔スレスレの位置に撃つ。そのまま試験官を通り過ぎて行って壁に当たると、水弾の大きさどおりの穴が空いた。穴から外が見える。人はいなかったみたいだな。安心安心。試験官の人とそれを見ていた受付の人が固まってる。
「…今の魔法はなんだ?」
「え?水弾ですけど…」
「水弾!?中級魔法じゃねぇか!なんでそんなものが使えるんだよ!?Cランクの奴らでもそうそういないぞ!」
今の会話にでてきた『中級魔法』というのは、魔法にはランクがあって
初級<中級<上級<超級<絶級<神級
というランクがある。超級から上は、ssランク以上じゃないと使える人が居ないらしい。神級は人間で使える人は居ないらしい。まぁ、ファリストのおかげで神級の魔法使えるんですけどね。
「うーん、こんな魔法使いは見たことがないな…」
苦笑い気味に受付の人が呟いた。
「え?俺は剣も使えますよ?」
「「え?」」
なんでそんなに驚かれているんだろう?
「いやいや、無理だろ。魔法があんなに強いのに剣も使えるなんて。」
「やってみます?」
「…分かった。やるか。」
数十秒後…
「「( ºΔº )」」
「…」
なんか、固まってらっしゃる…多分振り下ろされた剣を剣の鞘で高速でバラバラにしたからかな?
「…うん、もう既にSランクの域だろ?」
「そうですね。Cランクに手も足も出させない試験なんて聞いたことがないよ。ギルマスに相談するか。」
「その必要は無いのじゃ!」
不意に後ろから声が聞こえてきた。
「あ、ギルマス!」
「分かっとる。全部見てたからの。」
…みんな、言わなくてもわかるよな?ギルマスはのじゃノリだった。
「なかなか強いの。あと無詠唱じゃったしの。魔法神の加護も持ってるじゃろ?」
なんかバレてる気がするから肯定しておこう。
「はい、持ってますよ。」
「そうじゃろうな。ふぅ、こんなこと初めてなのじゃ…ギルマス権限でここに宣言するのじゃ!この者をCランクとするのじゃ!」
…( ^o^)<エエエエエエエエエエエエエエエ(心の中)
めっちゃ飛び級してるー!
「ちょっと待って下さい!飛び級過ぎません!?」
「ん?なんじゃ?お主だったらもう既に低く見てもSランク位の力あるじゃろ?でも一気にSランクまで上げると不審がられるからCにしておいたんじゃ。ありがたく思うのじゃ!」ドヤァ
「あはは、なんかすみませんね。ウチのギルマス、見る目はいいんですけど、色々とやり過ぎちゃうんですよね。でも、僕もCランクなのは異議無しです。」
「俺もだぜ。こんな強いのにFランクからとか苦情が来ると思うぜ。」
冒険者ランクはF、E、D、C、B、A、S、SS、SSSの9つある。
「それじゃあ、Cランクで冒険者登録お願いします。」
「分かったのじゃ。」
これで冒険者になれた。




