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狼?いえ、フェンリルです  作者: 嫌奈 舐め子
10/29

十話 我、面倒ごとに巻き込まれる

ネタ!!!



頂戴!!


by( ˊ̱˂˃ˋ̱ )なめこ

んっんっ…プハー!!!


生き返る!!


思ったより湖が近くにあって助かった。鴉モドキは不味いから二度と食べないと心に誓う。


さて、周りはすっかり真っ暗だ。俺も何だか眠くなってきた。色々あったもんな…


幸いにもチート級に強い力を持ってるわけだから襲われてピンチ!!みたいな状況にはそう簡単には陥らないだろう。


…あぁ…でも、興奮して眠れないな。修学旅行の前日みたいだ。


これは寝付くのは難しいかもな…もしかしたら眠れないかもしれない。


……

………


ガァ…ガァ…ガァァアアア!!…





目が覚めた。


空を見上げる。雲一つない綺麗な青空が広がっている。うん、本日は晴天なり!


周りを見渡す。一つの乱れもない騎士団みたいな人達が俺を囲っている。うん、四面楚歌!


うん、うん、うん…ふざけんなよ?


何で青空見た後に騎士団を見なきゃいけないの?

しかも、何であんな殺気立ってんの?


ん?なんか少し偉そうな騎士が集団の中から出てきた。


「人間の言葉が分かるか?この化物!分かるんだったら大人しく狩られろ!!せめてもの情けに苦痛なく殺してやる!」


偉そうな騎士は得意げにそれを言うと俺を見てくる。


えーと…こいつだけ殺っていいかな?


無性に殺意が湧いた。



一瞬本気であのウザさ満載の騎士を殺すか迷った。


だけど駄目だ!俺だって一応は元人間だ!人殺しはさすがに駄目だ!!


「知能もないのか?この図体だけの木偶の坊は?」


ふんぬぅーーー!!!!


飛びかかるのをすんでのところで止める。


えーと?何だ?こいつは人を怒らせる天才かな?だったら是非とも騎士などでは無く、それが生かせる方面に進むことをお勧めする。


「ひっ!ひぃ!!」


騎士達の間で動揺が走る。飛びかかるのを止めるのを悩んでいる姿が怖いらしい。


あれ?まさかこの世界の人間ってめっちゃ弱い部類か?この程度でビビるって…


これって…うん、試してみよう。




…特技!クライ!!



『ウォォオオオオン!!!』



うっは…面白いように騎士達が倒れていく。


この隙を逃すわけにはいかない。


俺はムカつく騎士の顔を踏み台にして森へと走っていった。







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