十話 我、面倒ごとに巻き込まれる
ネタ!!!
頂戴!!
by( ˊ̱˂˃ˋ̱ )なめこ
んっんっ…プハー!!!
生き返る!!
思ったより湖が近くにあって助かった。鴉モドキは不味いから二度と食べないと心に誓う。
さて、周りはすっかり真っ暗だ。俺も何だか眠くなってきた。色々あったもんな…
幸いにもチート級に強い力を持ってるわけだから襲われてピンチ!!みたいな状況にはそう簡単には陥らないだろう。
…あぁ…でも、興奮して眠れないな。修学旅行の前日みたいだ。
これは寝付くのは難しいかもな…もしかしたら眠れないかもしれない。
…
……
………
ガァ…ガァ…ガァァアアア!!…
目が覚めた。
空を見上げる。雲一つない綺麗な青空が広がっている。うん、本日は晴天なり!
周りを見渡す。一つの乱れもない騎士団みたいな人達が俺を囲っている。うん、四面楚歌!
うん、うん、うん…ふざけんなよ?
何で青空見た後に騎士団を見なきゃいけないの?
しかも、何であんな殺気立ってんの?
ん?なんか少し偉そうな騎士が集団の中から出てきた。
「人間の言葉が分かるか?この化物!分かるんだったら大人しく狩られろ!!せめてもの情けに苦痛なく殺してやる!」
偉そうな騎士は得意げにそれを言うと俺を見てくる。
えーと…こいつだけ殺っていいかな?
無性に殺意が湧いた。
…
一瞬本気であのウザさ満載の騎士を殺すか迷った。
だけど駄目だ!俺だって一応は元人間だ!人殺しはさすがに駄目だ!!
「知能もないのか?この図体だけの木偶の坊は?」
ふんぬぅーーー!!!!
飛びかかるのをすんでのところで止める。
えーと?何だ?こいつは人を怒らせる天才かな?だったら是非とも騎士などでは無く、それが生かせる方面に進むことをお勧めする。
「ひっ!ひぃ!!」
騎士達の間で動揺が走る。飛びかかるのを止めるのを悩んでいる姿が怖いらしい。
あれ?まさかこの世界の人間ってめっちゃ弱い部類か?この程度でビビるって…
これって…うん、試してみよう。
…特技!クライ!!
『ウォォオオオオン!!!』
うっは…面白いように騎士達が倒れていく。
この隙を逃すわけにはいかない。
俺はムカつく騎士の顔を踏み台にして森へと走っていった。




