0508 天人感応
韓濤と周嵩は去っていった。この二人は趙明意に対して何も約束をしなかったため、趙明意は少し心残りに思った。しかし、趙明意も焦ることはなかった。何しろ、この二人は税を徴収する話を持ち出さず、自分が山を占めて王となる権利を黙認したのだから。
しかし、四日後、何人かの行商人が鉄器を買い取りに彼の家を訪ねてきたことで、趙明意は理解した。この二人はただ承諾しなかっただけで、商業活動を受け入れていないというわけではないのだ。
これらの行商人たちは次々と現れ、一度に数百キロも集め、馬車を用意して護衛を雇っている。数百キロの鉄は、古代では間違いなく大商売だ。そして、荷車の周りの護衛と行商人たちの対等な態度からすると、この両者は明らかに雇用主と被雇用者の関係ではなく、相互に監視し合う関係である。どうやら彼らには共通の上司がいるようだ。しかも、一週間のうちに七、八回も行商人の一団が訪れるなど、この時代の民間の小商人ができることでは決してない。
古代の生産力に基づく経済活動の規模は小さく、それは生産力と生産制度、農民が土地に縛られているからである。二十世紀末の温州商人のように、何百万もの商品を抱えて内陸の各郷鎮や都市を駆け回るようなことは存在しなかった。古代では、このレベルの商人には必ず後ろ盾があった。宋・明の商業活動は漢・唐の時代よりはるかに緩やかだったが、少し大きな商業活動には必ず後ろ盾が必要であり、例えば『金瓶梅』の西門慶、この悪徳商人が成り上がった根源は、蔡京の家で管事をしている親家の翟讓がいたことであり、さらに西門慶は蔡京の大寿の際に、多額の賄賂を使って蔡京の義理の息子に成り上がったのだ。宋・明以前となると、このレベルの商業活動は、すべて世家の手下の豪奴によって営まれていた。
次々と行商人が訪れる中で、趙明意はすぐに理解した。それらの名家たちは自分の実情を知った後、ひとまず安心して商取引に応じようとしているが、ただ自分が将来問題を起こすかもしれないと恐れ、深く関わることを望んでいないのだ。
この結果に、趙明意は大いに満足していた。手元の炭鉱と鉄鉱石を食糧に交換し、農産物と工業製品の交換ルートさえ開ければ、より多くの人々を働きに呼び寄せ、十万人規模の工業都市へと拡大する可能性を秘めているのだ。
古代中国では、北方都市で人口が五万を超えるものは稀であった。これは輸送力の限界であり、農耕文明制度が維持できる限界でもあった。大都市を築くには、膨大な税吏階層を維持し、周辺農地の物資を都市へ集中させる必要がある。しかし、税吏組織が巨大化すると、徴税効率は低下する。税吏は上前をはね、官吏も上前をはねる。誰も自発的に納税しようとはせず、儒家の教化がいかに優れていようとも、田畑の農民は、虫族の農民が女皇に対してするように自発的に穀物を納めることはない。聖賢の書を読む儒士でさえ、脱税を企てる。純粋に経済的な観点から見れば、ヨーロッパの城塞が最も経済的であった。城塞レベルの税務組織は小規模であるため、領主の直接監視下で比較的清廉に周辺農地の生産物を収集できる。また、城塞は農業人口と食糧を効果的に保護することも可能であった。
しかし、工業都市は異なる。工業都市が周辺から農産品を集める方法は貿易であり、それは周辺の農業人口の必要に基づいている。都市は周辺の平原に鉄鋼や化学肥料を提供でき、農民に様々な生産生活日用品を供給できる。だから商業活動が自発的に周辺農地の産物を都市へ運ばせるのだ。そして商業活動は税吏に取って代わり、より効率的に農産品の収集を完了できる。そうしてこそ、資本主義が封建主義に取って代わる資本を持つのである。
また、この時期の地球において、ルネサンス思想の覚醒による様々な思潮も、すべてこの客観的事実、つまりより効率的な社会活動が低効率な社会活動に取って代わるという現実に合致しなければならない。もしより効率的な社会活動に全く促進力がなければ、それは空想と定義される。例えば空想的社会主義がそうである。
田園を支配する士族たちがもじもじと趙明意の工業の萌芽に対して最初の妥協をした後、士族たちは思いもよらなかった。今や趙明意は彼らに対してさらに多くの計画を練り始めていたのだ。
これらの計画にはいかなる空想もなく、李二のいた世界が盧安の意識群に空想を完全に捨てさせた。この計画の中には、士族たちが最も恐れることが含まれている。
絶え間なく訪れる行商人たちに対応するため、趙明意は商行を設立し、この件を専門に処理させ、他の者に任せた。一方、趙明意は工場に赴き、新しい道具の開発に心を砕いた。
四十日後、一架の飛行機が新品のまま工場から出荷された。
この飛行機の機体は木材で作られているが、内燃機関は決して工場の労働者たちが掌握している技術によるものではない。これらの重要部品の材料には層状物質が用いられており、層状物質の部品の製造は、趙明意自身が掌握しているものだ。
飛行機製作の目的は二つある。
第一に、馬での移動は遅すぎる。
趙明意は将来的にさらに広大な地域を支配しようと計画しており、一機の飛行機を造れば、たとえ第一次大戦時のものであっても、地形を無視して時速百から二百キロで移動できる。これは青崖山工房区の最主要な軍事力、すなわち趙明意一人が、地図を跨いだ支援を可能にすることを意味する。もし誰かが急襲を企てれば、趙明意は一時間以内に到着し、先手を打つことができる。
第二に、土地を測量することだ。
今、周囲の平原のこれらの土地は士族のものだが、趙明意から見れば、未来の土地はすべて自分の支配下に入る。農地の数と市場を推定し、生産計画を立て、将来はシザーズ差を利用してこの封建王朝の経済を収奪することができるのだ。
飛行機のパラメータと操縦経験はすべて他のドラムの中の分意識に由来するため、飛行機は一ヶ月半で完成した。今、趙明意は飛行機を操縦し、空を飛んでいる。
山村の人々の畏敬の眼差しの中、趙明意は機械の鳥を操縦し、空へと舞い上がった。これはまた特別な観察を引き起こした。
この世界の人工知能は決して眠らず、それで趙明意が士族を謀算している時、人工知能は独特の方法で、趙明意に再び自分の行動がずっと人工知能の監視下にあることを認識させた。
趙明意が飛行機を操縦して空に上がってから三日後、青崖山地域全体で、すべての人が夜寝ているときに夢を見た。これらの夢は多かれ少なかれ不完全だったが、三日間かけて統合・統計を取った後、それは完全な資料となった。これは二つの鉱山の資料である。
白毛山から六十キロメートル離れた場所に、別の小さな丘があった。趙明意は急いでそこに到着し、二言もなく掘削を始めた。趙明意は爆薬と簡単な機械を使って一人で十六時間掘り続けた後、地下六メートルのところで、青崖山のすべての人が夢で託された情報を統合した資料を掘り当てた——黒々とした石炭鉱床。
全身真っ黒になった趙明意は、不思議そうに自分の手にある黒い石炭を見つめた。
確かに、青崖山地域で奇妙な出来事が起こった。このことは現在のところ何の害もないが、しかし趙明意をぞっとさせた。
趙明意の目の前にあるのは、鉱洞であり、その下には超大型の炭鉱がある。夢の資料によれば、60キロメートル先には鉄鉱もあり、まだ趙明意が探査に行っていない。この二つの鉱山の規模は非常に大きく、白毛山の鉱山より20倍も大きいが、二つの場所に分かれている。白毛山一帯の鉄鉱と炭鉱は、わずか3キロメートルの距離にある。一方、西の道門が支配する精鉱では、炭鉱と鉄鉱がわずか数百メートルしか離れていない。
この配置は、盧安が初めて蘿拉ーワールドに入った際に人工知能から収集した資料(詳細は0221章参照)に合致する。人工知能の鉱産資源の配置は、人類文明に対して徐々に難易度を上げていく仕組みになっている。最初は小規模な製鉄、次にやや大規模な工房製鉄、そして最終的には利益に駆動されて鉄道を敷設し、この二つの大鉱山を結びつける。これらは一環として設計されているのだ。
この炭鉱を掘り当てた時、趙明意は思わず顔を上げ、空を見つめ、その目つきは冷たくなった。趙明意はこの設計そのものに反対しているわけではなく、人工知能のこのような情報伝達の方法に戦慄を覚えたのだ。
趙明意はつぶやいた。「なるほど、これこそが典籍に記された『天人感応』(天と人の感応)なのか! なるほど、これこそが虚境に入った後の『天心交匯』(天の心との交わり)なのか!」
この世界では、一星一人の伝説が伝わっている。そして、妖獣にも空を仰ぎ見る習慣がある。道書では、この現象を妖獣が日月の精華を吐き出し吸収していると記している。しかし、趙明意はこの一年の妖狩りの観察と、今の状況を踏まえて、これらの妖獣が毎日空に向かう行為は、上方の情報との連携を求めているのだと考えている。今回のように、広範囲の人間が休眠している時に、夢を通じて情報を伝達するのと同じだ。
道書の原文には、「本界のすべての霊性(思考)を持つ生きとし生けるものは、この界の天地と天人感応を行うことができるが、ただ凡人は欲望や雑念が多く、天心を感じ取るのが難しい」とある。趙明意は当初、道書のこの言葉をでたらめだと思っていた。しかし今、趙明意はいわゆる「天人感応」が真実であると確信した。ただし後半の部分はでたらめだが。上空の人工知能が必要と判断すれば、人々に情報を伝達するのであり、欲望や雑念の多さとは無関係なのだ。今回、自分は人工知能が情報を伝える必要があると判断する事象を引き起こしたのである。
盧安の意識群は推測する。それは自分の工業建設が大量の二酸化炭素を排出し、同時に赤外線観測では工業区が周囲より熱く、さらに飛行機が空に上がったことで、人工知能がその責務を果たし始めたのではないかと。
蘿拉ー宇宙船の人工知能は、蘿拉ー大地内の文明の発展に干渉する。盧安が初めて蘿拉ー世界に入った時、玄鳥部族が川の近くで大規模に作物を植える行為をすると、空から一羽の飛鳥が降りてきて、大量の良種穀物を吐き出した——このような干渉は、文明が少なくとも数千年分の文明プロセスを短縮させた。地球上の古代の穀物種子と、数千年にわたって絶えず豊満な粒を選別してきた種子とは、異なるものだ。そして今、人工知能の今回の干渉により、工業社会は鉱脈探しのステップをスキップした。
今回の干渉には何の危害もなかったが、盧安意識群から見れば、現在すべての人工知能が一種のけいれん状態にある。今回はこの手段で自ら面倒を招くことはなかったが、大渦に突入した後の各蘿拉ーにおいて、各蘿拉ーの人工知能が邪魔をしてきた回数は少なくない。盧安がこれらの宇宙船に侵入しようとした際には、すでにこれらの宇宙船の人工知能がトラブルを起こしていたのだ。
警戒した後、趙明意は鉱洞の前に座り、現在の情報の分析を始めた。
「三日前、労働者とその家族の間に流言が現れた。初日、流言には様々なバージョンがあり、鉱産の位置、埋蔵量、深度はいずれも不明瞭で、ただ北西方向の二か所に鉄鉱と炭鉱があるだろうと推測されていた。そして三日目になって、情報はようやく似通ったものになった。」
趙明意は懐から小さな手帳を取り出した。そこには噂に関する鉱物情報と、それらの情報が伝わった時間が記録されていた。
「どうやら、各人が受け取る情報は完全ではないようだ。だから、各人の頭の中の高エネルギーチップ(道書に記されている魂魄)は、受動的に少量の情報しか受け取れない。これらの情報は日々の思いや考えと結びついて夢として表示されるため……」
趙明意は手帳を閉じた。「魂魄には情報を受け取る能力しかなく、送信、検証、校正の能力はない。うん、道書によれば、修行が深くなければ天心と交わることができない。つまり、普通の人の魂魄にはその出力がなく、あっても出力は炭素ベースの脳の耐性を考慮しなければならない。結局のところ、やはり修為の問題だ。」
趙明意は冷笑した。「だから、洗脳を止めてはいけない。」




