side8 奏弓と剣鬼
先に討伐した第五軍同様に、第二軍を急襲、殲滅した。
軍隊長の【重鎧】のフェルムはかなり粘ったが、地形を利用した奇襲には適応し切れなかった。
そして、ここまではムラクモを中心として想定出来ていた結果通りとなった。二軍と五軍は、能力云々以前に普段の行動が愚直で考えなしだった。罠に嵌めれば十中八九勝利出来る相手と考えていた。
問題はここからである。
第三軍、サキガケの率いる部隊は一番オフェンス力が高く、初手の奇襲で確実に痛撃を与えねば苦戦を強いられる可能性があった。
そして、第四軍のギンレイが率いる隊は遠距離特化のメンバーと言われており、狙撃後いかに接敵出来るかで勝敗が決まる。
さて、このやり難い二部隊をどうするか、という所なのだが第三軍は第一軍の護衛や、その他の隊がオフィシャルな戦略行動をする時の守護の任に就く事が多かった。
つまりは、単独でない場合が多く、潜伏先やプライベートのルーティーンが確率していない部隊と言えた。
正直、一番潰しておきたい部隊なのだが、残存部隊を放置して長らく探し続ける様な余裕はなかった。
仕方がないが、四軍を潰してすぐに一軍を襲い、決着を着ける。恐らく合流するであろう三軍は、その時同時に潰す、というのが皆と話し合って決めた作戦である。
第四軍のメンバーは、中流階級の居住区と下層民区の隙間にある隠れ家カフェ、『雪霞』によく居るという情報だった。
かなり入り組んだ分かりづらい場所にある、隠れ家カフェだったので情報料はかなり値が張ったが、正しい情報だったので必要経費は良しとするべきである。
薄暗く、汚れた裏路地の最奥に位置する、白亜のオープンカフェ。隠れ家なのにオープンとは何ぞや、と思うが完全会員制であり非会員には存在すら見えないらしい。
そういう状況では狙撃も無理に思えたが、情報屋の伝手で会員証を秘密裏に入手出来た事により、ムラクモのチームメンバーは目視と来店が可能なのであった。
路地の曲がり角より、店を覗いてみる。
確かにリーダーのギンレイはいつものお気に入りだというオープン席に仲間と座っていた。
メンバーは、いつも傍にくっついて離れる事のない魔術師のユキシロ、もう一人はチームの新参であるというカンパチとかいう男であった。
戦術等は明かされていないが、千尋谷の中では数合わせの様な扱いなので、脅威度は低いらしい。
それよりも気になるのが、シノギと呼ばれるシーフだったが、その姿がない。
そこが気になる点だが、戦力の要ではないと思われるので今の内に三人を潰してしまうべきだろう。
こっそりと陣形を組み、弓士の三兄弟を配置に着かせる。
同じくスナイパーであるギンレイが最も危険なので、彼女を三人で狙撃するのが初手の戦術であった。彼女さえ倒してしまえば、後は接敵し、陣形法の力を借りて押し潰す算段である。
チーム内通信で作戦実行へのカウントダウンを行い、号令を掛ける。
狙撃と陣形のタイミングは練習通りに合わせられ、バフの掛かった強化の矢が狙い通り放たれた。
カップを持ち、目を閉じて香りを楽しむギンレイに向かい、正確に飛ぶ三矢に皆が集中するなか、それは起こった。
「……ユキシロ」
カップを見詰めたままの、ギンレイが隣に声を掛ける。
「……はい。『飛来せしもののための防護円』!」
ユキシロという女術師が傍らの杖を掲げて魔法を発動させると、半透明な球状の魔力が三人を覆う様に展開され、三矢を粉々に砕いた。狙撃は完全に失敗である。
「よく来たな、キミたち。待っていたよ」
ギンレイが初めてこちらを見た。もはや力押しで行くしかない状況と判断し、ムラクモはそれを皆に合図しようとする。
その直前に、店舗内から更なる増援が現れ、メンバー達を驚愕させた。
「矢張り、情報通りだったな」
出てきたのは、サキガケと第三軍の面子であった。まさか、今日に限ってお茶をするだけの四軍を護衛していたのか?いや、情報とはまさか……!?
「当然だ。オレとウンシアの調べだぞ」
その声に反応する前に、隣にいたアミの首筋に苦無が突き付けられる。シーフだと思っていたシノギが茶褐色の忍装束で現れたのだ。彼はただのシーフではない、ニンジャなのだろう。そして予想よりもクラス的に1ランク上の存在の様だった。
「不覚。ムラクモ、残念だけど私はここまでだよ……」
アミがポツリという。皆、その言い分は理解出来る。
当然このまま不戦敗は嫌だが、だからといって本当に彼女を見捨て良いのか、という焦りと惑いが、当然の如くチームに重くのしかかってくる。
かくして、即席のチーム【リベルフラッグ】の作戦は失敗に終わるのであった……
… … …
翌日。私はダウダールさんよりもらった山刀を装備してみる。
彼のお手製だというこの短刀には、幻夢の木材と穢れの獣の革(浄化済)とで造られた鞘がセットで付属しており、ベルトに通して下げられる様になっているので、背中に吊ってみる事にした。
形としては後ろ手で逆手に抜いた後に手中でくるくる回して順手、逆手と好きな方に持ち換える感じだ。それと、抜いた後は右手左手といつでも素早くスイッチして、メイン・サブと瞬時に切り換えが出来るのが望ましい。昔の映画とかで、ストリートギャングとかが脅しの為にナイフを左右の手で素早く持ちかえてチラつかせるアレだ。イメージは悪いが、あの速さでスイッチ出来れば、戦闘時に補助武器として扱い易いと思うんだよ。
元々、武器など装備するつもりはなかったし、リオレ市民にはもしかすると街の名士であるBNGの屋敷に住み込んでる一般人とでも思われてそうだけど、一応これでも冒険者だからね。ちょっとは武装もアリでしょ。
それと何が気に入ったのかって、このククリ刀は戦闘だけでなく日常使用するツールとしても使えるので持ち歩くと便利なのだ。
何でも、薪割りや草刈り、木工、簡易的穴掘り、釘打、登攀補助など様々な使用用途かまあるってのが、如何にも私好みである。
あとは、冒険者的な仕事を受ける時や短刀を使うぞというイメージを相手に植え付ける為のダミーとしても有効だ。
それに私は、ダウダールさんに扱いを習うという思いは変わってないからね。
ふらりぃさん、サクランさんとふりっぱぁの戦いや、ミミナガ君とのバーチャルバトル、今の私は森の中で誰かと戦っても勝てそうにない。平地でする分には今のバトルスタイルはお気に入りだが、対森林戦闘の術を身に着ける事は必要に思えたのである。
後ろ手に逆手で抜き易い様に、固定位置を軽く微調整する。
くの字型の刀身は、私にとっても慣れる必要があるが、スキルを上げていけば相手もよくある形状じゃないだけにやりにくい筈である。
仕上げに、備え付けの姿見に全身を写し、確認をする……って、短刀どころではない変化があるじゃん!!
私の額に、『ウジャトの目』に似たような象形文字的な紋章が浮かび上がってるのよ!
これ、昨夜のレディ・ラケルの加護という名のキスのやつでしょ!?
加護って、こんなあからさまに出るの〜!?
私はヨタンのモノクルで、鏡に写った額をチェックする。
何か分かるといいけど……
◆夜の加護の紋章 レア度? 刻印
夜と闇の魔女の加護を得た証。発現する場所は、魔女の気まぐれで決まるので、状況によっては隠蔽が難しくなるが、実は紋章を指で長押しすると着脱し、指先に着くので、任意の気に入った場所に移すことが可能。効果は闇の魔法への耐性や闇魔法の強化などだが、法則性のあるものではなく、
数値で計算出来るものではない。
但し、魔女由来のものだけあって加護の呪法としては最上級の力を秘めている。
おお、着脱可能の刻印とはびっくりである。私はどこにするかと少し迷ったが、普段服で隠れている左の肩に移してみた。
ひとまず、どこがベストか分からんけど一端そこにしておく。
本当は手の甲とかも考えたけど私には鱗があるから無理だしね。そこで殴りまくる訳だし。
さて、今日もリオレの街をぶらぶらとしようかなぁ……
「おはよーございまぁす!」
今日は珍しく、朝から皆が会議室に集まっていた。
会議室といっても、堅苦しい事はなく、朝方にいる場合はコーヒーやお茶で一服しながら今日の予定や噂等を駄弁る程度の集いである。別に出なくても良いし、気が向いたら足を運ぶ。そんな感じ。
「……!」
なんか、皆が一斉にコッチを見た。勿論、刻印はちゃんと隠しているんだけどなぁ。
「あんた……何か、変わったね!?」
ふらりぃさんが、一番率直に言った。もしやこれ、皆も何か勘付いてる感じだろうか。
思い立った様に活眼を使用すると、こちらを見る八人の眼が様々な色のオーラを纏っていた。
いや、ミミナガ君とバコツ氏も加えて十人か。
まあ、そりゃそうだよね。達人ともなれば看破スキルの一つや二つに精通してて当然だよね~。
「おい、何か……魔改造されてねーか?」
「昨日までと、明らかに……」
「あら、私に寄せて来たのかしら?」
ゲインさん、ミシュラさん、ノンさんが言う。
刻印一つでそんなに変わるものなの!?
「コト、あなた……地属性のオーラに微弱な闇属性のオーラ、混ざってる」
「また何か、装備品造ったんじゃねえの?」
「すみません、僕にはまだハッキリと見たりは出来ないみたいです」
トモさん、バコツ氏、ミミナガ君が言う。
そうか、刻印が見えなくともオーラの変容でバレるのか。
「……」
「……」
アカシさん、ブキョウさんの二人が、厳しい顔で私を見る。
「その感覚、決して忘れる事はない……」
「コト!御主、会ったのか!?」
只事ならない様相に、思わず声が詰まる。
「まあ、ちょっと落ち着こうか。これは査問会でもなんでもないんだからさぁ」
バカンスさんが言うと、二人は彼をじっと睨んだ後、居住まいを正した。
「で、コトちゃん。君からは何かあるかな?」
リーダーに問われ、私も覚悟を決める。これは、言うべき事と言うべきでない事を正しく判断しなければならない。
「昨晩、眠れずにINしていたらイベントが起きたんですよ。向こうから来るタイプの。いくつかのアイテムとかスキルとか色々もらったり、交換したり。そこで会ったとある人に気に入られたのか認められたのかしたっていうのが、多分オーラの変容って事に繋がっているのかもです。私自身は、言われるまで自覚なかったんですが、それが原因かもと。私が話せるのはここまでですかね、秘匿性を求められるイベントなので。反故にすればどうなるのか、私にも分からないですが、そこで関わった複数の人達からは念を押されました」
ふぅ……と溜め息を吐く声が幾つか聞こえた。
きちんとした説明になってないのは自分でも分かるが、ここの先輩方はこれだけで充分に状況を理解してくれるのではと思う。
「なるほどねぇ〜。確かにキミは昨日、ゲインとの半獣化の修練を終え、その後に特筆する事はしてない様だったね。市内でも、怪しい来訪者やイベントの類は誰からも上がって来てないし、半獣化を起点としてそんなオーラになる事もないだろう。あとはキミのシンセサイズによる何かの発明だが、それでそんな特典付きイベントが来るのなら、それこそコトちゃん特有のものだし、人造アーティファクトってモンがどれほどのイベントを引き起こすのかなんて、僕等でも未知数だからねぇ。それとだ、ブキョウ!アカシ!オーラの種別からして、キミ等がムキになる必要性はないだろう?ちょっとは落ち着きたまえよ」
ブキョウさんは、人斬り時代に名のある剣豪・剣聖などのプレイヤーを次々と斬り伏せる事に取り憑かれていたので、運営AIのテコ入れが入ったのか、光と恒星を司る魔女、武神フラマリアに徹底的に叩きのめされたらしい。今は人斬りは辞め、地図を作って世渡りしてる訳だが根底には武神に勝つという最強への執着だけは残っているみたい。しかも、プレイヤー内では武神と呼ばれている彼は、世界に武神は一人だという理論で動いている。会う機会こそ未だ無いが、激突は必至だった。
アカシさんはリオレ山地にて七宝アイテムで具現化した塔に住み、各国の軍を実験台にマップ兵器級の術を用いまくっての大量殺戮が問題視されて風の魔女ノウラに塔ごと空の彼方にぶっ飛ばされた事があり、危うく死にかけたらしく、逆に彼女を魔法でぶっ飛ばす事を最終目標にしているとか。
私とレディ・ラケルは茶飲み友達みたいなもので、受けたのは加護だが、二人と魔女との関係は『因縁』そのものであった。
「いや、まあ……分かってはいるんですがね。あの気配を感じ取ってしまうと、つい……ね」
「すまんな、コト。俺もまだまだ修業が足りんな」
「私は大丈夫です。でも、気配というかそういうので、分かるもんなんですね」
「いやいや、そこの二人は特別だよ〜。長くプレイしてても、その他六人と、多分バコツも恐らく未遭遇だからね〜。大きくバランスを崩したプレイヤーと、あちらさんの気まぐれが合致した時、稀に因縁が出来るみたいだねぇ」
「じゃあ、皆さんも実際はリーチ掛かってたかもですね」
「アハハ〜、そうなんだよね〜。まあ、今の所は出会いもないまま、コトちゃんに先越されちゃったなぁ〜」
「私は、危険視されてないっす。それと、何がとは明確には言いませんけど、ブキョウさんに引っ張っていかれた先で見付けたアーティファクトからフラグが立って、アカシさんに解読してもらったスクショの場所への関連がゴニョゴニョ……ってな感じの始まりっぽい様なんで、お二人は既に私の昨日に関連してるんですから今ムキになられても既に関係してるじゃんていう流れでして」
「むう、アレか……」
「ノーッ!アレの、アレ関連の知識がオアズケとはッ!ちょっと、ちょこっと開示しません!?」
アカシさんが例のモードに入りそうになり、皆に教育されて通常モードに戻る一幕がここで入る。
予想出来たっちゃ出来た事だけど、まあそうなるよね。
「ちなみに、マニキュアしてるのとか、腰のククリナイフとかは質問してもいいのかい?」
「あ、それも抵触しますね」
「NO〜ッ!」
一先ず、昨日得た品もスキルも幻夢境関連だし、そちらとの邂逅の仕方から、渡りのスキル、リンボ遺跡、そしてお茶会、レディ・ラケルへと話が繋がってしまうので大っぴらには出来そうにない。
まさか、気配から一発でバレるとは予想外だったけどね。
「はぁ。でもやっぱ、七人?七柱が皆、近いオーラ?神気?みたいなのを持ってるんですかねぇ。確かに、三番目の姉が……とか言ってたし」
「「「えっ!?」」」
えっ?あ、ヤバい。
「あー、なんでもないでーす!」
ハハハ……と、一同乾いた笑いをしつつ、一先ずはおひらきになりました。
なんか、色々申し訳ないけど皆さん私の為に一端引いてくれたのだから、きっとこれは感謝しなくちゃダメだよね?
言いたいことは絶対に沢山あるだろうに、遠慮してくれたんだもん。
いつか話せたら恩返しになるのかも知れないけれど、そんな日がくるかどうか。この件はデリケートだから暫くはこのまま先輩達に甘える他ない私であった。
… … …
NAME:【曰く付きの骨董】コト・イワク 種族:タト族・マニスリング(獣化箇所:センザンコウの鱗の手甲)
LV58 キャラクタークラス:アイテム合成師 RANK:C
STR216 VIT212(+1) DEX214 MEN208 SPD211
《所持金》
1028745P
《師事》
『弧を描く餓狼』ガラム・マサラ
《習得技能》
【工芸】(LV20) ※工芸品知識及び製造におけるプラス補正。補正値はレベルに準ずる。
【目利き】(LV30) ※一定の商業系スキルにプラス補正。NPC商店訪問時にレアアイテム出現率が微細にUP。
【体術】(LV62) ※格闘系スキル。強力な武術ではないが、あらゆる格闘技の基本となっているスキル。
【シンセサイズ】(LV44) ※二種のアイテムを合成して別の何かを造り出す事が出来る固有スキル。
【八十五式和合婚刻拳】(LV12) ※相手の回避にマイナスの補正が掛かる固有武術。レベルに応じ覚える三連打突技毎に威力が上がって行く。
【活眼】(LV25) ※周囲の者の力量を推し測ったりオーラを見たりするスキル。成功率はレベルに準拠。
【調理】(LV3) ※簡単な料理を作り出すスキル。レベルに応じて成功度が上昇する。
【暗闇の歩法】(LV8) ※暗殺者などが用いる歩行術。盗賊の忍び歩きの上級版で、足音・気配を消して達人ともなれば存在まで希薄にし、ステルス化する。戦闘にも組合わせて使用が可能。
【狼煙】(LV2) ※指先から煙を出す簡易魔法。レベルに応じて少ない魔力でより多く発煙させる事も可能。
【四換】(LV8) ※掌中で魔力を属性に関する物質に変換する。✡変換可能物質:小石(地属性)、煤塵(闇の加護)
【魔銃】(LV9) ※指先から魔力を弾丸にして発射する簡易魔法。指先への魔力の集中次第で威力変化。
【魔力撃】(LV3) ※魔力を込めた拳撃を放つ技。鍛える事で威力上昇や属性付与等の応用技が使用可能。
【睡夢撃】(LV3) ※夜魔族の用いる催眠性の魔法拳撃。レベルを上げる事で高位の相手にも催眠効果が見込める。✡加護により成功率上昇。
【魔睡銃】(LV2) ※催眠効果のある魔弾を撃つ技。攻撃威力は極少で、催眠成功率はレベル依存。連射不可。✡加護により成功率上昇、弾速上昇。
【乗馬】(LV0) ※馬に乗る為の技能。このレベルが高いと早駆けや遠乗り、スタミナの調整や馬との意志疎通も可能となる。
【反作用受け】(LV11) ※シンセサイズを応用して産み出された固有技。失敗時の反動で相手の力を相殺する。
【気功】(LV5) ※体内エネルギーを操り、攻撃力・防御力を補強するオーラへと転換する。
【縮地】(LV1) ※戦闘時、周囲30m四方に対して高速移動を可能とする。その速さはスキルレベル、オーラ、SPD依存。
【部分獣化】(LV7) ※タト族及びチト族の獣人病患者専用のスキル。全身獣化に至る前の基本スキルで、レベルが上がる程に自在に素早く任意部位を獣化する。獣化時の能力はタトの種に依存。
【闇刃】(LV1) ※暗闇となった場所に指を入れて発動する闇の刃を指に宿す生活魔術。殺傷力は低い。
【闇刃・改】(LV1) ※高位の夜魔の力で改良が施された闇の刃。斬れ味が高品位の剣程度に底上され、殺傷力が上昇。✡追加能力:魔力消費で短剣→小剣に変化。霊体・魔法生物に攻撃可能な戦闘用の闇刃。
【星の飛槍】(LV1) ※星空の下で極星を指差して発動。指先が煌めいた状態で光の槍が射出可能。象獏族の固有術で星空の夜限定。邪悪な存在、霊体、不死者に特攻。
【月光刃】(LV1) ※月の魔力を具現化した光の小型鎌。月に両掌ないし片掌を翳して発動。手持ち武器、投擲に使用可。月の霊力を宿し、幻夢境の生物や闇属性の者に特攻。技の開祖たる闇の道化師との制約により、良き闇の眷属に使用すると無散して精神力がゼロになり昏倒する仕様。
【暗雲の瞳】(LV1) ※視線の先に50cm程の闇の霧を発現させる。複数発現が可。有効射程は視界内だが、距離に応じて消耗が多いので注意。
【崩閃禍】(LV1) ※護身魔法。任意の手に爪紅をさす。爪紅は術式装填数を示し、手による攻撃で対象の神経系を1秒麻痺させる。殺傷力はない。肉体を持つ生命にのみ有効。
《タト族の力》
◇尖山甲 ※生命エネルギーを込めた拳撃。打撃系『突き』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。
◇暗帰路 ※生命エネルギーを込めた裏拳。打撃系『払い』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。
◇破斬 ※生命エネルギーを込めた手刀。打撃系『斬り』属性。タト族の能力は一日にLV÷10回使用可能。
《フィート》
*【闇の加護】∶夜を紡ぐものの加護。属性に闇を加え、闇の力を帯びた攻撃時と被弾時にプラス補正が入る。
*【夢渡り】∶念じる事で、辺獄(リンボ界)へと渡る事が可能。
【綺羅星の加護】∶NPCに好印象を与え、助力を得やすくなる。
【寄り道の王者】∶秘匿エリア、秘密の店等の看破率アップ。
【応用技術万能】∶組合せスキル、新スキル開発にプラス補正。
【野生の超反応】∶不意打ちや狙撃等をパッシブにオート反応。
【進化創造の手】∶生産品や発明品が大きく化ける可能性有り。
《装備品》
木綿のセーラー、布のナックルガード、腕輪『乾坤一擲』、星虹の腕輪『三色』、鼬鼠のベレー(1)、セブンリーグ・シューズ『昼夜を駆け廻るもの』、毒喰の山刀、転ばす先の杖、クローバー・ピンズ、黄色いマグネット、マタリス入場バッジ、肩掛けカバン(12)×2、鼬鼠のウエストポーチ(3)、鼬鼠のプラントホルダー、魔笛『アムネシアの呼び声』、子鹿の根付
(予備装備:肩掛けカバンにクラウン・ピンズ、タンブラー・ピンズ、ドロップ・ピンズ、ハートフル・ピンズ、赤マグネット、青マグネット、緑マグネット、白マグネット)
《所持品》
水筒(小)、ペン付き手帳、遠眼鏡、小型ナイフ、初期財布(100)、お菓子の巾着、指ぬき軍手(白、赤、橙、緑、黒)、コルキントンの香炉、バンジーの急須、水琴窟の小壷、30%ポーション×7、80%ポーション×1、月光草(薬用素材)×5、夜光草(強化素材)✕5、夜陰草(毒物素材)✕5、石のサイコロ、茶碗『湧水郷』、ナットリング×64、石器ナイフ×6、火口箱×2、ティンダースティック、砥石×3、石筆×5、茶壺『密林の欠片』、翼竜の卵×3、念話の結晶石、ダークマテリアル×34、高原の花、宝石(10万P)×2、宝石(5万P)、ふしぎなルアー、彷徨うボトル、薬の小瓶、虫の化石、きれいな石ころ、オリハルコンインゴット×1、エリクシール(3ダース)、山伏茄子×3、蛇玉×1
《アーティファクト》
鑑定魔のモノクル(C) ※レア度C以下のアイテムの鑑定。
蒼き水源の水差し(B) ※清水が無限に湧く(ON/OFF可)。
夢幻のカレイドスコープ(C) ※夢幻郷の一部を覗き見る事が出来る。
《所属ギルド》
【B・N・G】
◆【混沌】バカンス・デカダンス
◆【禍つ女】点
◆【檮杌】ブキョウ・キナガシ
◆【饕餮】ゲイン・バショク
◆【窮奇】明石・暮紅人
◆【獣王】ふらりぃ
◆【インビジブル】NON・EMPTY
◆【大蟒蛇】魅酒螺
◆コト・イワク
◆ミミナガ・メデカ
《フレンドリスト》
●『第三使徒』【治の司祭】ぷみら・みにま
●ぐすたふ
●アイアン
●ライ・クライ
●エスプレッソ・デミタス
●『メルティ・ローズ』【奈落に咲くもの】ヘルベティア・ローゼンリース
●【採集者】ロータス・ピットフォー
●『黒閃』【十輪の剣匠】TOWA
●『第四軍司令』【百錬将】方天画戟
●【埃の錬金術師】ノックス・N・トリノ
●『戦闘代行業者』【喧嘩屋】殴路羅
●『梟熊』【ねじくれ】ちろる
●『梟熊』【闇食い】ハクア
●【試し屋】リュウザ・ラッシュ
●【棘山猫】ローゼン・リンクス
●【オーバーキル】レッド・ナイヴス
●【古城の貴婦人】ラディアン・ブリリアンツェ・バームクーヘン
●【白き玄武】グレゴル
●【流騎士】フランベル
●【五色の雲舞う】韮井カナエ
●【飛刀使い】エンジ
●【楽匠】久遠
●『第十一使徒』【黄の司祭】シャンメリー・スパークル
●【鉄節】アイゼンヘルツ・ハイマン
●【木陰の瞳】エルツェ
●『剣の獣王』【片角】サクラン
●『死霊術パティシエール』【煉獄の蔓薔薇】ふろらんタン
●『黒き魔弓』【蒼丘の主】ラン・C・ストラトス
●『黒き輝き』【瞬速の貴公子】ステイン・グレイ
《従士隊》
◆プルカリ【リビングメイル】♀(ガーディアン)
◆コルベル号【ロットワイラー】♂(番犬)
◆シュロ【白猫】♂(ストレイキャット)
◆フレデリック【うりぼう】♂(ゴミ漁り)
◆がじゅまる【アギル・カクタス】?(観葉植物)
◆シトリン【マーモットリング】♀(バトル・ファーマー)
●バコツ・ドコゾノ【エクウスリング】♂(無頼漢)
《積載獣》
◆アンドレイア号【荷馬兼乗用馬】♀
◆ディムナール号【荷馬兼乗用馬】♀
《ギルド部屋の金庫(99)》
ロセオの花瓶、クルリエの錆びたスプーン、クルリエの錆びたナイフ、クルリエの錆びたフォーク、クルリエの錆びた包丁、クロウトの皿、耳長新報(創刊号)、厚手の手袋(左)、紺のベレー
《工房の所持物品》
古びた荷車、空の頭陀袋×42、リサイクル・ピンズ×73(内訳:クローバー13ヶ、王冠9ヶ、酒杯11ヶ、雫石10ヶ、ハート11ヶ、剣9ヶ、渦巻9ヶ)、小さなメダリオン×67、ワッシャー・タグ×38、付与マグネット×26(内訳:赤5、黄7、青5、緑3、白6)、石のフィギュア×11、宝石の卵×2、バルグナン・パフェグラス、もっと黒い塵芥×1、すごく黒い塵芥×1、黒い結晶×1、すごく黒い結晶×1
… … …
これから戦闘が始まるというのに、ギンレイは優雅にカップを傾けていた。
白地に金の刺繍を施した丈の長いサーコートと青く染めた胸当、同色の肘当てと膝当て、白地のマントと、戦支度をしたままカフェでお茶とは、余裕の現れだろうか。それとも、そう見せ掛ける為のブラフか。
三軍四軍の同時攻略という状況に、ムラクモからは攻防速をバランスよく上昇(小)させる密集陣形の指示が飛んできた。
奇襲が失敗したことで、伏兵を気にしてのオールラウンドな陣形に切り換えたのであろう。
イレギュラー時はそうすると、事前の説明にあった。
確かに楽勝という状況にはならなかったが、ハレーは負ける気がしなかった。
今のメンバーで相応の訓練は行って来たし、国家の試験官にこそ格の違いを見せ付けられたが、彼等はこちらと同じ士官前の浪人である。
パーティの強化と陣形法というバフを手に入れたこちらにイニシアチブがある筈であった。
「さて、そろそろ頃合いかな?サキガケ!」
「応よッ。今ぞ、イビツ!」
「あいよっ、兄貴ィ!」
ギンレイがカップを持ったままでサキガケに声を掛けると、サキガケはイビツという人物に行動を促す。
少し後ろに立っていた痩せぎすがイビツらしかったが、イビツは狭い椅子やテーブルの合間を掛けてスキルを発動する。
「『人喰いの太刀』ッ!」
なんと、彼はギンレイの右隣に座っていた四軍メンバーの男の首をはねた。確かムラクモの調べでは、カンパチと呼ばれていた武器マニアの男だ。
ギンレイと左隣にいるユキシロなる術師はすまし顔で座っていて、立ち上がる事すらしない。
そんな中、唯一人驚愕してイビツにハルバードを構えた巨漢が、次の刹那にサキガケによって音もなく首を飛ばされた。
完全にこちらの面々が呆気にとられた次の瞬間、アミの首元でクナイを構えていたシノギが、神速の速さでカフェまで離脱し、二人の墓標にクナイでバツを刻んだ。
あの武器はロストペンの効果も持っていたのだ。もし、アミがやられていたら本当におしまいだった事だろう。
「さて、邪魔者は予定通り始末した。こちらの情報屋経由で、君らの使っている情報屋から会員証を買っているだろう?こっちに来て、座ったらどうかね」
「いったい、どういう事だ?今更誤魔化しようもないが、こちらは第四軍を奇襲に来たのに……」
メンバーを代表して、軍師のムラクモが問い掛ける。
「その意気も含めて、話し合う価値があると判断したまで。我等三軍・四軍は、他の連中と違ってアヴァロンに忖度せぬ故な、軍監の様な監視者が付けられていたのだ。もう居ないから席に着いてくれないか?このカフェ、『スノー・ヘイズ』は完全会員制だから、邪魔は入らない」
ギンレイが片手を上げると、店内から一人の人物がゆっくりと出てきた。
「新規のお客だ」
「いらっしゃいませ。スノー・ヘイズへようこそおいで下さいました」
品の良さそうでなイケボの店員がそう言って頭を下げた。
白いシャツに黒のベスト、礼節と気品ある所作の彼だが、一番目を引くのは、彼が豹の顔を持つ獣人である事だった。
「彼はウンシア。ここのマスターであるユキヒョウのタト族だ。彼は冒険者ではない(差し支えなくNPCを指す言い回し。冒険者登録するのはプレイヤーのみだから)が、情報屋でもある。依頼が出来る条件は会員であること。必要ならば依頼するといい」
「何故です?こちらに都合が良過ぎます。これは何かの取り引きですか?」
「言ってしまえばそういうことだ。まずは席に着いてくれないか?」
第三軍・四軍の6名と、リベルフラッグ(仮)の13名が、ウンシアの案内で、席に着く。
先程まで彼等が座っていたテラス席ではなく、店内の大テーブルである。
ここで、改めて互いが自己紹介をしていく。
「第四軍の代表をしている、銀嶺だ。『奏弓術』という、弓弦で弦の様に音を出す事で、発射した矢に変化を与える『音術』を用いる弓使いだ。よろしく頼む」
「雪白と言います。防御術特化の魔術師です。銀嶺姉さまの護衛を努めております。普段より、余り話す事はありませんが、現実でいう所のSP的な立場とご理解下さい」
「シノギ。ギンレイの所属クランのボスに金で雇われている」
「第三軍のサキガケ・タチハジメだ。金で人斬り稼業をしている。今は依頼により、ギンレイの必要とする戦闘を担っている」
「俺は、ケサガケ・イビツだ。元は千尋谷に普通に所属してたが、サキガケの兄貴に負けて、弟子入りっつうか、ギンレイの派閥に雇ってもらった。人を斬る事、闇討ちなどのスリルを求めている」
「リンネ。リンネ・サードアイ。魔術師で通しているけど、実際は索敵術士。遠距離通信や仲間の位置把握、マーキング相手の追尾、鳥瞰視覚、感知術、レーダーサイトなどを担当してるわ」
これが、彼等6人の紹介だった。そして、リベルフラッグ(仮)の面々も自己紹介を行った。
「まず、我々が望んでいるのはそちらとの共闘です」
「共闘?残る幹部はアヴァロンの第一軍四人で、それ以外は日和見で従ってる連中だよね?先程の一幕を見ても、貴女達6人でおつりがきそうに思えるのだけど……」
「無論だ。私や雪白、リンネ、サキガケ、シノギはレベルを落とす秘薬を使っているからな。解除薬も持っているし、元々私等は妖国第百位の国軍所属クランの関係者だ。国軍に合格していない浪人に負ける道理はない」
アミの問いに、ギンレイは平然とそう告げた。
「国軍所属?って事は、千尋の谷に寄宿する意味ないって事だよな?」
「そういう事になるな。言ったろ、俺等は雇われたって。つまり任務だ」
今度はハレーの疑問にサキガケが答える。最初こそ、ギンレイとムラクモが代表していたが、特に堅苦しくする必要は相手にもない様だった。
「任務ってのは、話してもらえる様なものなのか?」
今度は、ターセルが聞いてみる。
「構わない。それも話し合いに関係する事だからだ。私達は元々、第百位のクランにて、新人の青田買いという事も一つの目的としてやってきた。元来は、こんな潜伏する様な形ではないのだ。普通に有望かつ、話の分かる協力可能な者に交渉するだけだったからな」
「それが、潜入する任務へと変わった?」
「そうだ。アヴァロンが台頭し、有望な新人が潰されたり、危険を感じて行方をくらませたりした。私は、仲間と共に奴の早急な排除を考えていたが、我がリーダーはそれを由としなかった。千尋谷の中にも、同志足り得る者がいる筈だとな。そういう理由で幹部として潜伏する羽目になったが、暗殺と諜報を兼ねての潜伏によって、見えてくるものもあった。ムラクモ、アミの両名はアヴァロンのチームに付かず離れずに燻ぶっていたが、時折見せる視線には何かを感じさせるものがあると私は見ていた。そこへ新規で来たのがタンクトリオと猫耳だ。実力こそ未知数だったが、特殊な組み合わせだと思って気にはなった。そこにダメ押しで七人組がやって来て、何やらそのまま糾合しそうじゃないか。本当はあの時、私も駆け寄りたかった位だよ」
アヴァロンや取り巻きは、自分達の独裁を信じて余裕だったが、その一角を担っていたギンレイがあの時からこちらを注目していたというのは意外だった。
「私が望むのは、まずは対等な同盟による、アヴァロンと千尋谷傑士軍の殲滅だ!」
「対等って事は、こっちに譲歩してくれてるって分かるんだが、正直オレ等の協力が無くとも、殲滅は容易いんじゃないか?あんた等が裏切ると敵さん、もう幾らも残ってないだろう?」
トランスが言う。元々助けられた事を発端に加わった彼だが、利にさとい男だ。リベルフラッグ、千尋谷、ギンレイ一派とそれぞれのパワーバランスを鑑みて負け戦には加担しない様に考えているのかも知れない。
「あくまでアピールの為だ。連中を殺すなら、多勢に無勢を見せ付けて嬲り殺す位に大々的にやりたい。何処の手の者が、どれだけ徹底してやったか。それが分かれば、国軍の窓口になる宿に一勢力による強権は作れないと内外に知らしめられる。また、性悪クラン討伐の武威も互いに喧伝出来るだろう?」
「つかぬことを聞いちゃいますが、第百位って……失礼だけど国軍内では一番発言力やら武威から遠い位置じゃにゃいですかにゃ?良い事も悪い事も、悪目立ちするのが不利に働いたりもするんじゃ?」
チェトラの言葉に、リベルフラッグの面々が少し緊張する。どう転ぶにしても、下手に怒らすのは得策じゃないだろう。
「ハハ、その通りではあるがな。もうじき二十位まで上がる予定なんだ。アヴァロン討伐後、キミ等が隊に合流、もしくは国軍入りを果たして同盟クランになってくれればの話だがな」
やはり、これは勧誘を目的とした同盟なのだろうか。それを考えると、ライドウ達はどうしても気になる事があった。
「一ついいか?先輩にあたる人が、好条件で仲間や盟友に誘ってくれる。何も裏がなければ、これはチャンスでもあるんだろうな。だが、俺等達六人はそれで酷い目に逢ってる。俺達はエルデフトで食い物にされ、仲間の犠牲によって奴隷一歩手間でここまで逃げて来たんだよ」
「『ドレッドノート』か。いや、偽名で動いていたかも知れんが、妖国まで噂は届いているぞ。南方を中心にした犯罪シンジケートだ。プレイヤーを制約により体よく使い回したり、チト族の固有アイテムをアーティファクト化する秘宝を持ってるなんて話を聞くな。私達をソレと疑うのは勝手だが、そんなのがのさばれる程、ランカーは甘くないぞ。まあ、気になるのなら私等の行動をよく見て判断する事だな。悪いが、この場で100%安心出来るという都合のよい証拠品とかは持ち合わせておらんぞ」
確かに、ギンレイとライドウが話すのはこれが初めてだし、ドレッドノートじゃない証拠を見せる約束等は一度もしていないのだ。それを逆に今持っている方がおかしいというものだろう。
「ところで、青田買いの話なんだが、それを行った所で百位から二十位なんて、飛び級もいいところだ。ムリゲーなんじゃないか?」
ぐすたふが聞く。彼等に騙す意図は無くとも、勝算の無い賭けに付き合うか否かは、こちらで決める事である。
「普通ならばな。だが、元々二十位に食い込む実力を身に着ける算段がある人物が、百位の長だったら?」
「「「?」」」
「君等を気に入った理由の一つでもあるのだがな、我がクランも『旗』を象徴としている。国軍入りを果たした後、常に不動の万年百位であるその団の名は、『燦耀の旗幟団』。リーダーは、【一百八星主】こと『旗持ち』のダナ。非公式の話だが、彼女の側近No.1と2は、国軍第二十一位と二十二位のリーダーである。私は、後方支援及び工作班を率いている、【旗幟団No.4】、『奏弓』の銀嶺だ。改めて、宜しく頼む!」
ギンレイはそう告げると、闊達に微笑むのであった……
①前回のCパートのリザルトにより、今回もステータス大幅追加・変更回になります。
②前回の投稿以降に変更がありました。ふりっぱぁ討伐時、戦闘はサクランとふらりぃが行っていますがコトがエリクシールを用いたシンセサイズにより、HPが0へと変動中だった死亡途中のサクランを復活させたシーンがあります。死者はエリクシール無効ですが、シンセサイズによる裏技的な意味合いでゲームAIが蘇生成功としていますので、あれは戦闘補助として戦闘に参加していた形となります。つまり経験値が得られる対象です。ダメージは与えてませんので若干の獲得ですが、妖国No.2の討伐戦参加者として5レベルが上がっているとしましたので、討伐回以降はレベルとステータスに変更を掛けました。
③魔女の加護について、フィートの欄に闇の加護と夢渡りが強制付与されました。スキルや魔法ではなくパッシブ能力として扱われます。
④闇の加護により、地属性のコトですが、サブの力として闇属性も持つ様になりました。これにより、簡易魔術の四換の生成可能物に「煤塵」が加えられました。煤塵は、黒い塵芥と同等の扱いになります。これにより、鉄屑や小石を失敗して生成する手間がなくなり、ダークマテリアルは身一つで生成が可能となりました。
実際の簡易魔術の四換は、アカシが造った四大元素に関するものを手から具現する変わり種能力で、火:掌で着火、水:掌から水滴、地:掌から小石、風:掌から微風というものです。
⑤ステータス情報のフレンド欄、A級ランカーが10名に達しましたので、特典といいますか、表記に【組織での通称】『固有の異名』を追加しました。
⑥コトのランクについて、改めて上昇した状況(偉業)の確認をしました。
ランクF:タト族の初期ランク。レベル上限40。
ランクE:七宝であるシンセサイズの発見と習得。レベル上限50。
ランクD:Sランカーのバコツを従者(弟子)にする。レベル上限60。
ランクC:人造アーティファクトの製造。レベル上限70。←今ココ。
⑦ふろらんタン、ふれいむタンの平仮名四字、片仮名二字が逆になってる表記ブレがいっぱいあると気付きました。どっかで修正かけたいと考えてますが、まだ未着手です。
⑧私の知識不足による変更。初期より、コトの標準装備をセーラー服としてきましたが、この度、ククリナイフを装備する形になりました。ベルトに掛ける形を考えたのですが、所謂昭和からある様なセパレート型の一般的なセーラーはベルトがないとの事で、どうしようか迷いましたが、セーラー服のタイプを私立とかにある様なワンピース型でベルトでウエストを締めるタイプに変更する事にしました。今更な感じですが、とりあえずセーラー服じゃなくなるという様な変更にはならなかったので、若干のデザイン変更、ご容赦下さい。




