↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婿はイケメン店長。(連載編)  作者: 武 画美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
27/178

ドタキャン。

土曜日。ディナータイム。

「いらっしゃいませ。今日は、友達は?」

リョウタが、常連のOLさんに聞いた。

「またドタキャンされたんです。友達に彼氏ができて、ドタキャン当たり前になりました」

常連のOLの松子さん。26歳。いつも友達と来ていたのだが、最近、友達に彼氏が出来たらしく、彼氏優先になり、ドタキャンが多くなり、一人で、来店されることが多くなった。


「ドタキャンするなら、約束しなきゃいいのに。こっちだって、約束した日は、予定いれないようにしてたのに、ほんと約束するだけ無駄なんで、もう約束しませんよ。どーせ、会っても、ノロケ話を聞かされるんですよ。私、イケメン好きだから、友達のブサメンとの彼氏とのノロケを言われても、羨ましくないんですよ。」

松子さんは、注文したワインを飲みながら、パスタを食べながら、リョウタに、愚痴った。

松子さんが言ってることは、すごく解る。

私も独身時代、彼氏優先にして、やたらドタキャンする女いた。そんなら女友達と約束しなければいいのにと思うのだが、彼氏と会えないときの暇潰しとして、女友達との約束は、補充用なのだろう。

そして、彼氏と別れると、『やっぱり女友達よね』と調子のいいこと言って誘ってくる。



「最近、一人で、出掛けるのが楽しくなってしまったんです。一人で、好きな時間で、好きなとこに行って、好きなお店に行って、好きなもの食べて、見て。なんか、一人が、ラクになりました。」

その気持ちも解る。しかし、その一人行動が長引くと、男と付き合うのも、おっくうになるかもしれない。


「イケメン好きだから、私は、彼氏できないんですけどね。なのに、彼氏欲しいからって、焦って、誰でもいいって、気持ちにもなれないんです」

松子さんは、妥協はしないわけだ。確かに、彼氏が欲しいと、焦って、適当な好きでもない男と付き合うのも、きついだろう。


「私、イギリスの俳優Aが好きなんですよ。近くに、そんな人いるわけないんですよ」

んっ?イギリス俳優?


「いらっしゃいませ。あっ、駿くん。カンジくん。」

カンジくんを見た松子さんは、思わず立ち上がった。

松子さんの瞳は、恋する乙女になっていた。


リョウタは、松子さんの衝撃に気づいたのか、駿くんと、カンジくんを松子さんの隣の席に案内した。


「カンジくん、こちら常連の松子さんです」

リョウタが、カンジくんに松子さんを紹介した。

「初めまして。坂上松子と、言います。26歳。OLしてます。」

「よろしく。カンジです。オレと同じ年だね」

「カンジさんは、趣味は、なんですか。」

早速、松子さんは、カンジくんに質問をする。

「趣味っていうか、バンドやってたんで、ドラムかな」

「ドラムできるんですね。私も町のサークルで、和太鼓やってるんです」

無理矢理、共通の趣味にしたようだが太鼓同士だし、まあいいだろう。

「へえー。和太鼓か。すごいね」


「カンジくんさ、松子さんに、この町のこと色々教えてもらうために、このあと、松子さんと飲みいったら?」

リョウタは、気を効かして言った。

「カンジ行ったら?この町で、友達増やしてもいいだろうし。オレは、彩が待ってるから二人で行ってこいよ」

駿くんも、気づいたのか言った。

「ぜひ、行きましょう」

松子さんは、行く気満々だった。


「じゃあ。行きますか」

カンジが言った。

「私、個室の居酒屋知ってますー」

やはり、個室がいいのだろう。


こうして、松子さんと、カンジくんは、飲みに行った。



朝、酔っぱらっていた松子さんは、目を冷ました。

「寒いー」

隣にはカンジくんが眠っていた。

「んっ。なぜ、ここに。憧れの俳優が?」

松子さんが、起きてみると、二人とも裸だった。すっぽんぽんだった。


ひえーーっ。


松子さんは、悲鳴をあげた。



その後、二人は、どうなったのかは知りません。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。