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世界征服してみた  作者: 伊藤源流斎
第1章 黒と桃
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2-4




今日も帰って作戦会議だ


メールの内容はこうだった。

貴方の文面から誠意を感じました。

誠意には誠意で返すのが私の流儀です。


たしかに、私にとって個人情報は

大事です。

心遣いに感謝致します


電話の件承知致しました


申し訳ないですが、

こちらの用意したアプリで

大丈夫でしょうか

変声機も使わせて頂きたいです。


表にでることはないので


といったような内容だった。


早速麗奈ちゃんと相談しながら

日程を決めた。


その日…


麗奈ちゃんには録音してもらいながら

書記をしてもらっていた。

彼女なら完璧にこなしてくれるだろう。

録音はいらないくらいだ。


さて、

もうじき連絡がくる時間だ


こういったことは

はじめてなので緊張する

電話をしているところを

人に見られてるだけでも

恥ずかしいところがある。


不安そうにしているのがわかったのであろう。


彼女は

大丈夫

そういいながら笑いかけてくれた。


頑張ろう

改めてそう決意を固めたとき、


連絡がきた。


今回の目的は会う約束をとりつけることだ。


こちらも声を変えれるみたいなので、

第一段階だけ変えて話すことにした。


テレビなどでよく聞くような

変えられた声で聞こえてきた。


軽く挨拶をして本題に入った。


とりあえず我々の目的は既に伝えているが、


改めて伝えた。

まず布教方法として

まずSNS等で

ひろく募集し、


必要であれば一人に対して数名もしくは

一対一で説得していく。


これはある程度技術を持った幹部以上の

仕事である。


その下の活動員は

SNSなどで募集したり

まずは大きくすることに力をいれていく。


このように地味に一人ずつ

同じ考えを持つものを増やしていって、

統一させるのだ。


後はそれに対する『xeno』からの質問がメインだが、


分かったことは『xeno』も


大人の理不尽に大いに苦しんだ人物であること。


その結果今引きこもりに近い生活をしているが

それを無くしたいとおもっていること

生きる目標を見つけたいということ


『xeno』は団体ではなく

一人であるということ。


さらにこれは推測の域ではあるが

恐らく女性で我々に近い年頃らしい


これは麗奈ちゃんの意見である

年が近いことは分かるが、

考え方の部分で女性的と判断したらしい。


彼女がそういうならそうなのだろう。


我々は世界を変えようとしている


そして目標を持った今が楽しい


是非幹部をやってほしい


あなたの力が必要です

みたいなことをいった。


すると『xeno』は分かりました。


そう言い


ボイスチェンジャーを切った。

そしてこういった。


「私は赤霧鈴

N市に住んでる

16才」

それに合わせて

僕も答えた

「黒宮未偉哉

17才N市花ノ宮高校の二年です」

そして秘書として彼女にも確認をとった上で、

桃井麗奈も紹介した。



自己紹介をした後、会うことを決めた。


場所は喫茶店だ



改めて約束を取り付け

土曜日にその喫茶店へと向かった。


約束の時間言われた通り隅の席にいってみると彼女はいた。


華奢な格好で眼鏡をかけていた。


声をかけ、

二人で座った


「お越し頂きありがとうございます

黒宮です」

「桃井です」


「いえ…赤霧です…」


はじめて会うはずの赤霧さんは

以前どこかで会った気がした…


「お近く何ですね

もしかして会ったことあったりして」


「え、ええ

むかーし私が一人で遊んでいたら

遊んでくれました…


一人は寂しかったので嬉しかったです

ありがとうございます」


思い出した。

あの日は麗奈ちゃんは

家族で旅行にいっており、


一人だった。

見慣れない

大人しそうな女の子がいたので

声をかけて遊んだのだ


「あー

思い出したよ

一緒に遊んだね」


隣の麗奈ちゃんは最初首を

傾げたが、思い出したように頷いた

帰ってきた後女の子と遊んだと

話した覚えがある。

思い出したのであろう。

すごい


「今まで声かけてもらったことなかったから…

嬉しかったです!

うち…厳しくてあまり外出してもらえなくて

会えなくて残念です…」


「僕も楽しかったよ

そうだったんだね…」




「たまたまなんです…

私ずっとパソコンやってて

色々できるようになって、

今みたいなことしてるんですけど」


「一人でやってるんだね…すごい…」

僕が返すとそのまま、

「いえ…そんな…

そうしてるとたまたま見つけたんです

ちょっと胡散臭かったけど

真っ直ぐな文章で…

わたし変われるかなって思えたんです」

一呼吸すると、彼女はなおも続けた。

「調べたら名前で

おそらくあのときの男の子ってことが

分かって…

気づいたら連絡してました…」

「黒宮さん桃井さん…

わたし変わりたいです

に入れて頂けないでしょうか?」

不安そうにこちらを伺い尋ねる

「もちろん!仲間が増えて嬉しいよ」

「うん…よろしく赤霧さん…」

そして改めて連絡先を交換し、

この日は解散した。


これで三人


赤霧さんが加わって、

加入希望者は加速した。


赤霧さんには宣伝統括担当として

SNSで活動してもらっている。


xenoが入ったことで

知名度が一気に上がった。









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