表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/48

9 ゴブリン転生!? ゴブ生1

他の転生者の話。

 ここはどこだぁ?

目が覚めたら知らない天井だった……何てことはなく、雲の上だった。

 何だぁ?どうなってんだぁ?



 っう、俺の名は霧ヶ峰武志(きりがみねたけし)

 変な場所にいる、うん、どうみても雲の上だけどなぁ。


「ほっほっほ、起きたかの」


 一瞬、あの有名な帝王様かと思っちまったぜぇ。


「ここはどこだ?」


「ここはのぉ天界と言ってのぉ、簡単に言うと神がおる場所じゃの」


「てことはあんたは神か?」


「物分かりが良いのぉ」


 優しそうな顔して裏がありそうだな。


「何で俺はここにいんだよ!教えろよ」


「お前さんは死んだんじゃよ。と言ってもワシらの都合で死んだみたいなもんじゃがのぉ」


「はぁ?」


 何を言ってるんだ、この神は。


「あんたらの都合?」


「いやのぉ?ワシがある神と賭けごとをしてたんじゃがな、賭けに負けてしもうてのぉ。ワシが管理する世界の住人の中から高品質な数十人の人間をその神の世界に渡すことになったんじゃよ」


「何でそんな賭けをしたんだ?」


「暇潰しって言うのもあるんじゃが、何せ異世界人が住む世界は人気になるからのぉ。ワシも女神ちゃんに注目されたかったんじゃ」


 何てやつだ、地球もお前の管理なのかぁ。

こんなやつが神だなんて!!どうしてくれるんだよぉ!俺の高校人生は終わりってか!?


「でもスキルとかもやるからの、安心せい、ほっほっほ」


「安心できるかボケェ!!」


「もう鬱陶しい、早く欲しいスキルをいいんしゃい」


「スキルなんてどうでも良いから元の世界に戻せ!!」


「それじゃあワシが適当にスキル選んでやるからの、後悔するでないぞ」


「話聞いてんのか、この"クソ爺"!!」


「なんじゃとぉ!?人間風情がなめた口を!さっきから言ってきたのも全部許してやっていたと言うのにのお、お前さんなど下級魔物に変えてあっちの世界に送ってやるのじゃ!感謝せい!あほ!」


 こ、こんのやろぉ。


「老いぼれが、ふざけんな!せめて送るなら魔王位にしろよ!スキルもとびっきりのやつにしろ!」


「聞こえないのじゃー、お前さん一人に構ってやるほど暇じゃないのじゃー!まあ、可哀想じゃから加護くらい渡しといてやるがの」


 加護をくれるのか、優しいじゃねぇか……ってなるかボケェ!暇だろ!?暇だから賭けごとしてたんだろぉ!?ちょっと待てやクソじじーー。


巨大な魔法陣が俺の真下に現れて、眩しい光が俺を包み込んだ。


「ふっざけんなぁーー?!?!」



こうして俺の新たな人生が始まる……と思っていたのだがぁ。



ある程度の知識は脳に組み込まれている。

 そして

ステータスオープン


------------

ゴブリン LV1

ステータス

HP:50/50

MP:40/40

SP:40/40

攻撃能力:10

防御能力:10

魔法能力:1

速度能力:80

抵抗能力:50

スキル

「武器生成LV5」「防具生成LV5」「念話LV3」「言語理解LV1」「装備召喚LV5」

魔法

「武器魔法LV1」「防具魔法LV1」

スキルポイント:500

称号「転生者」「ボルマの加護」

------------


 よりによって、ゴブリンかよぉ。

 ステータス低いし、小石投げられたら死にそうな感じだぜぇ。


まず、お手並み拝見『武器生成』


 創造力が大事だそう。


『防具生成』


薄い服と皮の腰巻き?銅の剣?


 もっとましなのできないのかぁ?


近くにいるゴブリンでも仲間にするか。


 まずは武器をやる、"俺様"についてこいとゴブリン語で言う。


「ギャギャ!」


 頷いている、通じたようだなぁ。



森にやって来た、勿論レベル上げのために。



早速黄色のオークに出会ったが。



 武器生成であらかじめ作っておいた銅の剣を装備召喚でオークの喉元目掛けて使った。


 銅の剣はオークの喉に刺さり血が滝のように吹き出たあといきたえた。


《レベルが1から15になりました》

《進化条件を満たしました》


 おぉおー!いきなりか進化かよぉ!

 こんなゴブリンの進化って何があんだよ。


《進化先を次の中からお選びください

 ゴブリンリーダー

 トーテムゴブリン

 ゴブリンシャーマン

 ゴブリンウィザード》


 俺は仲間が欲しい、集団で相手をフルボッコにしてやる。集団の頭。


 ゴブリンリーダー


 良いじゃねぇかゴブリンリーダー、リーダーってところが良いぜぇ。


 早く進化させろよ。


《固体ゴブリンがゴブリンリーダーに進化します》


 良いねぇ早く頼むよ。


ゴブリン達は心配そうに武志の方を見ていた。


《進化が完了しました》

《種族ゴブリンリーダーになりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『装備召喚LV5』が『装備召喚LV6』になりました》

《進化により『身体強化LV3』を獲得しました》

《進化により『槍術LV3』を獲得しました》

《進化により『棍棒術LV2』を獲得しました》

《称号『ゴブリンアニキ』を獲得しました》

《スキルポイントを獲得しました》



あぁ寝む気が。

------------

ゴブリンリーダー LV1

ステータス

HP:100/100(50up)

MP:60/60(20up)

SP:50/50(10up)

攻撃能力:30(20up)

防御能力:30(20up)

魔法能力:5(4up)

速度能力:110(30up)

抵抗能力:80(30up)

スキル

「武器生成LV5」「防具生成LV5」「念話LV3」「言語理解LV1」「装備召喚LV6(1up)」「身体強化LV3(new)」「槍術LV3(new)」「棍棒術LV2(new)」

魔法

「武器魔法LV1」「防具魔法LV1」

スキルポイント:800

称号「転生者」「ボルマの加護」「ゴブリンアニキ(new)」

------------

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ