表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/48

30 ゴレ・迷宮を歩く


 ふわぁ、よく眠れましたぁ~!

 かなり眠ったはずなのに少し体が重いです。あっ、体がでかくなってる……気がします。


 そ、それじゃあ、上層に向かって行きましょう!


 上に上がる階段か上層最後のボスの部屋があるはずなんです。


「ウホッ!」


 体からピンク色の魔石が所々生えている小さなゴリラですね。


 『風刃(ウィンドカッター)


 風刃が小さなゴリラの首に襲いかかる。


 《レベルが1から5に上がりました》

 《熟練度が一定に達しました。魔法『風魔法LV4』が『風魔法LV5』になりました》

 《スキルポイントを獲得しました》


 思ってたより簡単に倒せましたね。拍子抜けです。


 ミニゴリラが居た場所に小さなピンク色の魔石が落ちてます!ドロップ品です!ありがたくもらっておきます!


 バックも収納スキルも持ってないので取り込むことにします!

 それではいただきます!


 《魔石を確認しました。全ステータスが上昇します》

 《熟練度が一定に達しました。スキル『硬化LV3』が『硬化LV4』になりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル『念話LV3』が『念話LV4』になりました》


 この魔石は少し甘いですね。普通に美味しいです。



 あっ!扉らしきものが見えてきました!

 恐らくボス部屋です。走りますね!



 はぁはぁ、疲れましたぁ!

 ちょ、ちょっと休憩です!



 本気(マジ)で走ります!


 ううぅ!ううう!もう…ダメ…あっ、着きました!


 それじゃあ開けますね!んん!!


 ゴゴゴゴ!

 ガタンッ!


 そんなに重くないですね。


 部屋の中心には体が透けた少女が居ますね。

 ゴーストだと思います。


「ここは何処なの…私は誰…なの」


 ゴーストは魔物、人ではないです。


 ゴーストに物理攻撃はほとんど効きません。

 特殊な技か魔法しかダメージを与えられないんですよ。


 火魔法や水魔法でも一応ダメージは入るんですが…やっぱりゴーストには光魔法ですよね。


 でも、光魔法は持ってないので他の魔法で倒そうと思います!


 『風刃(ウィンドカッター)


 風の刃はゴースト少女に向けて放たれた。


「誰…?私をいじめる…悪い子は…!」


 ゴースト少女は風の刃をかわし、ゴレに向かって攻撃を始める。


 かわされた!?え、えぇ!?あれをかわすって相当ですよ?


「いじめないで!いじめないで!」


 ゴースト少女の周りに紫色の火の玉がいくつも現れ、その火の玉はゴレに向かって飛んでいた。


 くっ!強い!


水球(ウォーターボール)


 火の玉を一つずつ消していきます!


「私が何をしたって言うの!私は…!私は…!思い…出せないよぉ」


 ゴースト少女は攻撃を止め、その場に座り込んだ。


 えぇ!何で座っちゃうんですか!あっ、今攻撃して良いですか?


「思い出せそうなのに思い出せない…大切な人も…何もかも」


 うぅ、どうしましょう。


「何もかも……何もかも……こんな分からない世界何て……消えちゃえ」


 ゴースト少女の体から黒いオーラが溢れ出し、ダンジョン全体、ダンジョン外もが大きく揺れ出した。


 ヤバイ気がします!どうしましょう!あぁ、天井が崩れそうです!

 そ、そうだ!念話!


『ねえ、落ち着いて!もういじめたりしないから!』


 少しだけ揺れがおさまった。


「誰なの…?」


『私の名前はゴレです!』


「ゴレ…何で私をいじめたの…?」


『えっ?それはお互い魔物ですし、やられる前にやらないと』


 あ!揺れがおさまりました!ふぅ、よ、良かったぁ。


「そう……許してあげる」


 この子の体から出ている黒いオーラは何なのでしょうか?

 あまり、良いものには見えないです。


「私は…私を知る人を探すことにする…」


 そう言うと、ゴースト少女は天井の中に消えていった。



 ボス部屋のボスがどこかへ行っちゃいました。


 とりあえず宝箱を開けてみようと思います!


 『生命の指輪:一度だけ身代わりとなって死を回避してくれる指輪。使用後は砕けてしまう』


 『魔力の果実:食べるとMPが少し上昇する』


 『転送魔法の巻物:読むだけで転送魔法が習得できる。使用後の巻物は光となって消える』


 かなりアイテムが入ってますね!巻物なんかも入ってますよ!


 魔力の果実ですかーちょっと食べてみますね。


 《魔力の果実の効果によりMPが上昇します》


 生命の指輪ですかぁ!私の手は平べったくてはめれません!


 でも、両腕に魔力を集中的に流せば、少しくらいなら形を変えることができるんです!


 こんな感じで良いと思います!細い指になりました!


 生命の指輪を小指にはめます。

はぁ、ご主人様からもらいたいものです。


 最後は転送魔法の巻物ですか。読むだけで習得できるってすごいじゃないですか!読みます!すぐに読みます!


 うぅん、これはなかなかですね。そういう感じなんですか……えぇ始めて知りました!なるほど。


 《『転送魔法LV1』を習得しました》


 本当に転送魔法が習得できちゃいましたね。巻物凄いです!



 転送魔法で出口まで行きたいのですが、失敗すれば壁に埋もれて死にますし。素人がダンジョンで使うものじゃないです。


 ボス部屋を突破しまくれば上層が見えてくるはずです!なので次のボス部屋を目指したいと思います。


 MPが少し減ってますけど、次のボス部屋につくまでには全回復してると思います。


 それじゃあ開けます!んんぅー!!


 ゴゴゴゴ!

 ガタンッ!


 こっちの扉の方が重いです!これあれですね、肩を痛めますね!


 そして、少し進むこと数分。右の道から二人の男がやってきた。


「魔物だぞ!」

「そんなの見れば分かる!」


 えっ、あ、そうか!ここはダンジョン、人が居ても全然おかしくないですね。むしろ居ない方がおかしいです。


「熱く輝く炎の精よ、その力を我に与え、逆らうものを消し炭にせよ!火炎槍(フレイムランス)


 『水槍(ウォーターランス)


 ゴレが放った水の槍は火炎槍を消してもなお勢いはおさまらず、男の顔へと進んでいった。


「ぐはっ!」

「だ、大丈夫か!?」

「ぐぅあ、目がぁあ!」

「よくも俺のパーティーメンバーに手を出したな!殺してやる!うあぁぁあ!!」


 男は雄叫びをあげ、剣を振り回しながら此方へ走ってくる。


 『石生成(ストーンクリエイト)


 地面と同色の石の塊を気づかれないように男の近くにいくつか作り出す。


「うわぁっ」


 それに気づかず躓いてしまう間抜けな男。


 よしっ!今です!


 『火炎光線(フレイムビーム)


 倒れているこの男の頭に向かって放ちました!

 見事命中!やってやりましたよ!


 もう一人も片付けますね!


 『石槌(ストーンハンマー)


 うわっ!プチっといきました!


 《レベルが5から10に上がりました》

 《熟練度が一定に達しました。スキル『魔力制御LV3』が『魔力制御LV4』になりました》

 《熟練度が一定に達しました。魔法『土魔法LV4』が『土魔法LV5』になりました》

 《称号『人族殺し』を獲得しました》

 《スキルポイントを獲得しました》


 二人倒しただけなんですけど、結構上がるんですね~。


 ここ分かれ道なんですよね。

 この二人が出てきたのが右の道です。右へ行くと人と遭遇するかもしれません。なので左の道へ行きます!


 壁の中から謎のうめき声が聞こえます。奥の方から獣っぽい鳴き声が聞こえてきます。かなり不気味なんですよ!


 出口を目指して今日も私は迷宮(ダンジョン)を歩き回る。

ゴレ

------------

インテレクチュアルゴーレム LV10

ステータス

HP:550/550(170up)

MP:740/740(220up)

SP:530/530(170up)

攻撃能力:420(130up)

防御能力:450(130up)

魔法能力:660(170up)

速度能力:130(40up)

抵抗能力:330(90up)

スキル

「硬化LV4(1up)」「念話LV4(1up)」「瞑想LV1」「魔法耐性LV3」「魔法強化LV6」「魔力制御LV4(1up)」

魔法

「土魔法LV5(1up)」「回復魔法LV3」「火魔法LV5」「水魔法LV4」「風魔法LV5(1up)」「雷魔法LV5」「転送魔法LV1(new)」

スキルポイント:800

称号「土人形」「知的な土人形」「スネークハンター」「上級魔法使い」「魔法道を歩む者」「人族殺し(new)」

------------

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ