エピローグ
幸子がその一生を終えた頃…
【選択の間】とは異なる聖域では…
神と管理者が次の【選択の間】に送る者について話をしていた。
『二人とも選んだプランに少し心残りがあったようですが…再度【選択の間】に送りますか?』
管理者の確認に、神は二人の魂を天秤に乗せた。
『誤差の範囲だ。もう魂は満たされているので、普通の転生プログラムに戻して問題ないだろう。
しかし…この男の方はひどい…
何度転生させてもヒーロー願望が強く、自分が納得のいくヒロインに巡り会えないと不満のようだ…』
『どうしますか?』
『例のゲームを模して作られた世界のハーレムヒーローにでも転生させたらどうだ?』
『あのちゃんと自分で積み上げていかないとすぐバットエンドに突入するヒーローですか?』
『そうだ。あの男はヒーローになりたいと言う割に、上手くいかないのは全て周りのせいにするからな…。
ちゃんと考えて行動するなら良い。
しかしまた他責思考で不満を持って亡くなるようなら…次は虫にでも転生させれば良い。
理想のヒロインのために尽くしたいようだから…働きバチあたりはどうだ?』
『それなら自らをメスの糧にできる女郎蜘蛛のオスなども良いかもしれませんね。
命懸けの恋がお好きなようなので…』
こうして神と管理者の選定は終わり、次の者がまた【選択の間】へと招かれる。
『さあ、選択は自分次第。
あなたなら、どちらを選びますか?』
お読みいただきありがとうございました。
何とかGW中に終えることができました☺




