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ダイヤモンドスター  作者: オカピ
沖縄合宿編
87/96

招集

沖縄・那覇空港


「着いたぁー!沖縄~!あぢぃ~!」

「そのうるささで余計暑い」

「お前が暗すぎんだよ!もっとはしゃげよ!」

空港に着いた一輝、焦斗、結、智幸の4人。

一輝が背伸しながら大きな声を出すのを焦斗はやかましそうにしている


「ここからどーいくの?」

「バスが迎えに来てるからそれに乗る。

一輝!結ちゃん居るからってあんまはしゃぐなよ!」

「結が居なくても僕ははしゃぎますよ?!」


結の質問に智幸が答え、一輝に注意する


バスでの移動中、海を見て大はしゃぎする一行は目的地へ到着する


~沖縄スポーツセンター~


沖縄スポーツセンター。ここはボーイズリーグの選手のみならずシニアリーグ、U15の強化選手も使用する施設。

ガラス張りの扉からは海を一望でき、徒歩5分圏内には野球場や室内練習場、プールといった様々な施設が備わっている。


智幸はコーチ陣と話があるからと3人と別れ

別館へ。3人は代表選手達と顔合わせで大広間へ足を運んでいた。

大広間の扉の前に立つ3人に緊張が走る



「この向こうに俺らと戦う奴らが居るんだな...」

「あぁ。何となく想像は着くけどな」

「2人とも失礼の無いよにね!」


ゴクリと唾を飲み一輝がガチャリとドアを開ける



体育館ほど大きなスペースには数十名の選手達が

立ち話をしていた。

ドアの開く音を聞くと全員が一輝達の方を見る


「おぉ...広い...」

「広っ...」


一輝と焦斗の2人が建物の大きさに呆気にとられていると、一輝の名を呼ぶ声が部屋に響く


「おー!一輝!やっと来たんか!!」

「!」

ドスドスと巨体を揺らし歩いて来るのはかつて

一輝達と死闘を繰り広げた名門、天王ボーイズ

キャプテン、藤大吾ふじだいご

その傍らには同じく天王ボーイズエース泉優心いずみゆうしんと、正捕手の北島啓太きたじまけいたもいた。


「大吾!居たのか!てっきりU15の方に行ったかと思ってたわ!!」

「へへっ!デジタルチャレンジの日程ミスって応募し損ねたんや!」


鼻の下を擦りながらそういう大吾

「ばっかだなー!」っと一輝が茶化す


「うっさいわ!でもこうしてお前と一緒に野球

できるんならそれも正解やったかもな!」


嬉しそうに笑い合う2人に、呆れた顔をする焦斗に泉が話しかける


「焦斗もデジチャレミスったんか?」

「いや、俺は別にU15興味無いし」


すんっとした態度で受け答えする焦斗


「そーなん。てっきり一輝が受けれんからお前も辞退したかと思ったわ」

「なわけねーだろ」


ジトーっと泉を、見る焦斗。話している4人に1人の男が走って近寄ってくる。


「うぇーい!一輝ー!おっひさー!!」


軽薄な挨拶をしてくるのは

桜木ボーイズキャプテン、那須野良平なすのりょうへい


「良平!お前もいんのか!」

「俺は普通にデジチャレとか知らなかったぜ!でも別にいっかって思ってたら招待状貰ったから来た!」

「相変わらずアホだな~...」


わちゃわちゃ話している5人に1人の男が

ジリジリ近寄りながら声をかける


「か、一輝~?焦斗~。久しぶり~」

「ん?誰だお前?」


真顔でそう話す一輝。

その男の額に脂汗が滴る。


「あぇ?!わ、忘れちゃったの?!」


気弱そうなその男に一輝が返す


「うそだって!忘れるわけねーだろ!久しぶりだな!剣心!」


幸村剣心ゆきむらけんしん

この男もまた一輝達桑山ボーイズと死闘を繰り広げた狭山市ボーイズ出身のスラッガーだ。


「なぁなぁ一輝!焦斗!ほら!あいつらも

来てるんだぜ!」


嬉しそうに那須野が指を刺す

その指を辿るように視線を動かす2人、そこには壁の隅っこで立っている1人の男と、その男に友達を作らせようとしているのか何かを言っている男が1人。


「鷹宮!?鷹宮じゃん!白鳥も!」

「?...!星...」


鷹宮蓮たかみやれん。舞鶴ボーイズ出身であり一輝、焦斗、大吾、泉、良平と並び中学生最高峰と呼ばれるうちの一人だ。

鷹宮に話しかけていたのは、同じく舞鶴ボーイズキャプテン白鳥凪翔しらとりなぎと


「へいへ〜い。なんでそんなとこいんだよ~

こっち来てみんなで話そうぜ~」


ニヤニヤしながら一輝と那須野の2人がノソノソと近づいていき肩に手を置く


「久しぶりだな鷹宮~。身長伸びた?怪我してたらしいじゃん?治った?」

「蓮て好きな食べ物なに?」


2人の怒涛の勢いに顔を引き攣りながら、肩に置かれた手を振りほどく鷹宮


「うっさいねんアホ共。気安く話しかけんなや」

「また照れてる?」

「ツンデレなの?蓮?」

「黙れや那須野ノッポ。下の名前で呼んでんちゃうぞ」


鷹宮と良平って面識あるんだ...

そう思った一輝だったが、あえて黙った


「お前ら同窓会みたいな雰囲気出してんちゃうぞ。

俺は遊びに来たんちゃうねん。馴れ合う必要無いわ」


いつものようにドライな対応の鷹宮に、2人は折れず話しかける


「さみしー事言うなよ〜」

「それに俺らだって別に遊びに来たんじゃねーぜ

世界一になる為に来たんだからよ!な!一輝!」

「はっ!どーだかな」


大広間のドア前、置いて行かれた結がそこにはいた。


「........」

(なーんでウチの事置いてくんだろー...少しくらい紹介してくれないと入りづらいんですけど?)


ワイワイと話の輪を広げていく一輝達に

置いてけぼりを食らった結が内心で思っていると


「そこーとーるよー」と1人の男が入口から入ってくる。

結は避けながら

「あっ...ごめんなさ...」っと謝りかけるが、その巨躯を見て驚く


「...って!長房くん?!」

「あれ?キミ桑山のとこのマネージャーちゃん

じゃん。なにしてんのこんな所で」


長房泰斗ながふさたいと

一輝達桑山ボーイズと同じボーイズリーグ西東京市部「中附ボーイズ」に所属している身長192cmの超大型投手であり、今年の夏、一輝達桑山ボーイズを打ち破り全国大会出場を決め、その勢いのままベスト4を飾った強豪チームのエースだ。


「おっ!長房?!長房じゃねーか!!」

「やっほー」


人一倍でかい長房を見るとみんなが駆け寄る。

結はその人の波に押され、再び蚊帳の外へ。


「チッ...うっせーな...星のヤロー」


そう呟いたのは山梨のイチローと言われる男、

山梨附属ボーイズの毛利仗助もうりじょうすけ

去年の夏の合宿で一輝達と戦い、屈辱的な敗北をしたからか、話しかけには行かなかったのだ。


「3ヶ月ぶりだな。焦斗」

「?...!和也だ...」


急な声掛けに目を見開いた焦斗が小声でそう言う


「え?!迫じゃん!!」


一輝も同様に驚く


広島坂町ボーイズ鉄壁の遊撃手、迫和也さこかずや

焦斗の従兄弟であり2年生秋の大会で桑山ボーイズと戦った男だ。


「あっちの奴らが一輝おまえのこと探してたぞ」

「あっち??」


迫が首をクイッとする方向に顔を向けるとお菓子を頬張っている1人の男、そしてそれを恥ずかし

そうに見る者が1人いた。


沖縄首里ボーイズWエース

新垣渉あらがきわたる比嘉琉太ひがりゅうた


「おーい!渉ー!琉太ー!」


ブンブンと腕を振る一輝に新垣が振り向く


「!!...ぼぉー!ぶぁずき!!ひざしぶりー!」


お菓子を口に詰め込みながら、同じように手をブンブン振る渉。そして他人のフリをしだす比嘉。


「しかし...すげー役者ばっか集まったな!」

「あぁ...でもまだ19人しか居なくないか?」


嬉しそうな一輝に焦斗が疑問を抱く


「確かに...基本20人だよな?1人遅れてんのか?」



一輝達が話しているとキィィィン.....っと

マイクのハウリングに皆が大広間のステージに

注目する


「あ...あー...これ聞こえてる??」

「聞こえてます」

「OK。じゃ、皆注目してくれ」

壇上に上がった智幸が、傍らにいる男に確認し、皆にそう告げる


「うぉ...本物の朝日智幸だ..」

「すっげぇ...」


数名の選手が智幸の姿に感動にも近い感情を抱く

それもそうだ。日本最高傑作と言われたメジャーリーガーが目の前にいるのだから



「あー...もう人数も集まってるから早速

始めるぞー....取り敢えずスタッフ紹介から...」


そう言いかけた時、バァン!!っとドアが

思い切り開く音が聞こえた。

視線は智幸から一気にドアの方へ向かう。

いや、そこにいた男にと言うべきか。


「す、すません!!場所全く分からなくて!オレ田舎者なモンで...!!こういう所来るのも初めてで迷いました!なっははは!!」

笑いながらそういう男を皆が見つめる


「誰だ??」

「同い年くらいだよな??」

「なら代表選手か...??」


皆のそんな雰囲気を感じたのか、男が名乗りを

上げる


「オレは秋川ボーイズ出身!日高太陽ひだかたいよう

左投左打!ポジションはキャッチャー!

よろしくお願いします!!」


その勢いに圧倒されたのか、それともただ引いていただけなのか、皆何も言わない


「秋川ボーイズ??」


ふと一輝が声にする


秋川ボーイズ。一輝、長房と同じ西東京市部所属のボーイズチームだ。

しかし妙だ。秋川ボーイズは毎年全国大会出場はおろか支部予選1回戦も勝つのがやっとの...

弱小チームな筈なのに。



「秋川ボーイズ...秋川...あ!!」

一輝は思い出す。

3ヶ月ほど前、関東大会予選大会で智幸と会った日

智幸は見に来ていたのだ。足を運んでいたのだ。


秋川ボーイズの試合を....



.....



「さぁ!こい!!」

「ファーストこい!ファーストー!!」


代表選手顔合わせから一夜明けた翌日、選手達は早速球場に出て練習をしていた。

アップ、キャッチボールから始まり打撃、守備のサイン確認・プレー。

全て首脳陣が考えたメニューをこなす。

合宿の予定等は前日の顔合わせで監督の朝日智幸から伝えられていた



~前日、沖縄スポーツセンター大広間~


日高太陽が遅れて到着して間もなく、壇上にいる智幸が声を掛ける


「あ~太陽、おせーぞ。とりあえず荷物そこに置いて皆と一緒に聞け!」

「あ、はい!」


せっせと荷物を置き後ろの方にいる

一輝達にピタリと張り付く。一輝は右手を伸ばし太陽に挨拶をする


「俺星一輝。よろしくな!」

「あっ、よろしく!俺、日高太陽!...ってさっき

言ったか!なはは!」


頭の後ろをポリポリ掻きながら


「太陽か...よろしく!俺も太陽と同じで、

キャッチャーやってるんだ!どっちが正捕手になるか勝負になるな!」

「あぁ...うん。だな」


2人が話しているのを他所に智幸が続ける


「あー...まずスタッフ陣の紹介だな。監督は俺、朝日が務める。

監督補佐は鬼怒川康仁きぬかわやすひと

打撃コーチは山井雄平やまいゆうへい

投手コーチは及川迅壱およかわじんいち

この4名でやっていくつもりだ」


全員NPBで活躍した役者だ。

選手達は目を輝かせながらも話を聞く。


「んで、今回代表のキャプテン、副キャプテンを

今から発表する。呼ばれた者は前に来てくれ」


この癖の強い代表選手達を引っ張る幹部だ。

皆自分じゃないかと周りをキョロキョロし始めていた。


「えー...まず副キャプテン1人目...

天王ボーイズ、藤大吾」

「!はいっ!」


歯切りよく返事し、前に出る大吾


「2人目、桜木ボーイズ、那須野良平」

「おすっ!」


大吾、良平の2人が壇上へ歩いていく


「で、最後キャプテン、桑山ボーイズ、星一輝」

「はいっ!!」


「やったじゃん♪」

「まぁ妥当か」

「か、一輝しかいないと思ってたよ!」


結、焦斗、剣心の3人がそう言い送ってくれる。

にしても俺がキャプテンか...

このメンバー引っ張っていくの大変そうだな...

ちょっと嫌だ...。


「んじゃキャプテン、みんなに一言頼むわ」


智幸が一輝にマイクを渡しながらそういう


「はいっ...えー...何だろ...急だからあんまいい

こと言えないな...」


マイクを握り珍しく緊張する一輝


「代わるか?!一輝!」


隣にいる良平が大きな声で声を掛ける


「おいおい良平!一輝に任せとけて!

きっと皆が震え立つ言葉かけるに決まってる

やろ!」


目を輝かせながら大吾が言う。

ほんとにそう思ってんのか茶化してるのか...

嫌な副キャプテン達だ。


「んっんん...えぇーと、正直このメンツで試合をできることに俺は、感動で震えるくらい楽しみです...」


一輝が話し始めた


「ボーイズリーグに入ってから各々戦った事あるライバルがいて、それぞれ思う所があるかもしれない。切り替えて戦っていこう。前の事は忘れて戦おう。

そんな簡単に踏ん切りは付かないと思う。

けど今は目の前の世界一に向けて全員が力を合わせ無いと勝てない。

見るのは世界一の景色、全員で世界一の旗持って日本に帰りましょう!」

「「おぉ!!!」」


一輝の演説に皆が大きな返事をする


「はい。ありがと。んじゃー今後の予定話していくから、そのまま聞いてくれ」


一輝からマイクをひょいっと取り上げ智幸が監督補佐の鬼怒川にマイクを渡す


「監督補佐の鬼怒川です。

ここからは私が説明していきます」


鬼怒川が説明を始める


「まず、今日はもう日が暮れ始めているので

各々解散して部屋割りされたところに荷物を置いてください。

明日から2日間、投内外野手に別れて練習を行っていきます。

4日目は沖縄の「沖縄商学おきなわしょうがく高校」から練習試合を打診されているのでそこで初実践。

そして5日目はU15代表選手達と練習試合を行います」

「沖縄商学?!U15?!」


今年の夏、甲子園出場を果たした沖縄の強豪校、それにU15代表選手との試合と聞かされ驚く選手達。


U15代表選手。それはデジタルチャレンジで

内定したボーイズリーグ以外の名選手達も集まる中学生日本代表チームだ。


「そして6日目は~....」


鬼怒川の話しはそれ以降も続き18:30に選手達は

解散した。



...



パンッ!


場面は戻り現在。内野と外野は今シートノックを受けていた。

その様子を智幸と鬼怒川が見守る

ノックを打っているのは打撃コーチの山井だ。


「それにしても...よくこんな選手達が集まりましたな。朝日監督。」

「あぁ。数名はU15に持ってかれると思っていたが何とかなったよ」


2人は話を続ける


「それもこれも、春先から声をかけた監督のおかげですよ。」

「だな!」

「...」


少しわっしょいした鬼怒川に、智幸がドヤ顔でそう言ったのを見て、鬼怒川は褒めたことを少し

後悔した。


鬼怒川おまえから見て選手達はどうだ?」

「んんっ...どうだも何も...凄いですよ。」


咳払いをし、タブレットを取り出す鬼怒川。


「まず注目は外野手の毛利仗助。

中学通算打率.511 本塁打16本...」


カァン!

2人は話しながらノッカーの山井が打った打球を

目で追う


「ライト!!中継まで!!」


一塁を守る合津ボーイズ矢島純太やじまじゅんたが指示を送る


「俺にカットなんて要らねーんだよドアホ」


そう呟きボールを握り変え、ホームへ送球する。

毛利の矢のような送球はバウンドすることなく捕手のミットへ収まる


「1番で塁に出て投手を掻き回す足に加えあの守備範囲、そしてあの肩。まさに山梨のイチローですね。」

「どこに置いても便利そうな打者だな〜」


カァン!

ノックは続き打球はセカンドへ

2塁ベース寄りの打球を楽々捕球するのは

坂町ボーイズ、迫和也。

ベースカバーに入った鷹宮へグラブトスで渡す


「おぉー...いい動きだなあのセカンド」

「ですね。迫和也。広島坂町ボーイズ出身、

通算打率.479、2本塁打。派手な打撃は見せませんが、あの絶壁の守備力と相手の意表を突く

打撃、人がいないところに打球を飛ばす技術は

中学生でもトップクラスです。」


「よっしゃぁ!!」

レフトに入った新垣がそう叫び下がりながら

ボールを追うが、バンザイで逸らす。


「コラー!渉ー!バンザイなんて今日日きょうび小学生でもしねーぞ!!」


一輝が大声でそういうも、

「わりーわりー!もういっちょ!」と軽く返す渉


「新垣渉。首里ボーイズのキャプテンであり

Wエースの一角。打率も.300後半と高く本塁打数も12本と高水準です。

しかし彼の真骨頂は投手。左のアンダースローで多彩な変化球を武器に凡打の山を築く投手です」


「ショート!!」


一輝の呼び声よりも早く、ショートを守る比嘉が

足を動かす。

華麗な足運び、正確なスローイング。

それを見た鷹宮が声を掛ける


「なかなかやるやんけ。でもココに居っても

ショートは俺なんやからセカンド行ったほうがええんちゃう?」

「...決めんのは監督だろ。」


「比嘉琉太。新垣と同じ首里ボーイズ出身で

Wエースのもう一人。新垣とは対照的にMAX135キロを操る剛腕投手。

打順も1番で4割を超える好打者です。」

「器用な子だな」



「次はフリー打撃だ!呼ばれた者から

順々に打席へ入っていけ!!」

山井がそう言い、チームは打撃練習へと移る


「今年のチームは投手力もだが打撃力が過去一

って言われてんだろ?

そこら辺打順決める俺らにかかってるよな」


智幸が再び鬼怒川に質問をする


「ですね、...ええ...っとあ、これだ」

タブレットをスイスイ動かし選手たちの情報を

見る鬼怒川。


「今回は指折りの打者ばかりです。

1人目は狭山市ボーイズ出身、幸村剣心。

通算打率.449、本塁打36本の超大物スラッガー。

身長がそこまで大きくなく、気弱な性根な彼ですが、打席に立たれると相手は怖いでしょう」


カァァァン!! ドムっ!!!


2人が話していると打席に入っている剣心が

バックスクリーンに当たる痛烈な打球を放つ。

それに負けじと隣のゲージに入る長房もバットを振る。


「長房泰斗。中附ボーイズ出身、

身長192cmの大型中学生でポジションは投手。

打率.393、19本塁打と投手でありながら

名門中附ボーイズで4番エースをやっていた

だけあります。」

「あいつは...投手で最高140超えてたな...

投手もいいがあのバッティングは捨てがたい。

外野起用もしてーけど...かなりわがままって中附の監督さんに聞いてるからなぁー」


頭をポリポリと掻きながら話す智幸に

鬼怒川が言う


「いえ...彼は野手での起用も問題ないと言ってましたよ?」

「あぁ?!そうなの?...そりゃ嬉しい誤算だ」

(俺なんも聞いてねーけど)



2人が話していると、3つあるゲージに3人の選手が入る。

藤大吾、鷹宮蓮、那須野良平の3人だ


「おっ、あいつらか。」

「ここからは凄いですよ...あの3人と

星、天野、泉はこの世代でも別格です!」

「へー...楽しみだ」


ご視聴ありがとうございました!

次回更新は3/7、19:00〜です!

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