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アイランド・デッド  作者: 会原 夏武
6/45

ー6ー

「私達は今、スカル島に足を踏み入れました」

レナが言った。

それをケイが大きなカメラで録る。

「はい、OK!」

サキトが叫ぶようにして言った。

「レナ、今の表情良かったよ」

サキトが親指を立てる。

「じゃあ、次に行きましょうか」

タイチに促され一行は足を進めた。

木々が生い茂り見たこともないような植物が辺りを被う。

まるで、ジャングルの様だった。

「足元に気を付けてください。滑りますよ」

先頭を行くタイチが振り返り言った。

先ほどまで笑顔だったレナは苦痛の表情を浮かべている。

営業スマイルと言う物だろうか。

「きゃっ……!」

ユウタのすぐ後ろで悲鳴が聞こえた。

「イタタタタ……」

アヤが膝を擦っている。

血が滲んでいた。

「大丈夫か?」

サキトが言う。

「足を滑らせちゃって……大丈夫だから」

アヤが立ち上がる。

ズボンに着いた土をパンパンとはらう。

「早く行こう。時間が無い」

サキトが言った。

しばらく歩くと小さな村がユウタ達の前に現れた。

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