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ルシエルの白魔女 ʚ♡ɞ  作者: 春原☆アオイ・月代ユカイ
第三章 新米カップル(キュンLV 2)
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第22話 恋人会見

恋人同士(//∇//)アツアツ新章スタートです。

 告白の翌日から朱音(あかね)空翔(あきと)は待ち合わせをして学校に行く事になった。空翔の時間に合わせて朱音が若干遅い時間に出る。


「おはよ空翔君」


「おぅ。おはよう朱音。ほいっ」


 朱音の前に手を出す空翔。照れながらも手を差し出す朱音。まだ馴れていないぎこちない二人を後ろから優しく見守るルシエル。


「ふふふ……ここで出て行くのはヤボってヤツですよね。今日は二人きりにさせてあげましょうかね」


 そんな事を言いながら後ろからふわふわとついて行くルシエル。


 朱音と空翔が一緒に教室に入った事により、クラスの数人が冷やかしの声をかけてくる。


「ヒューヒュー……お二人さん朝から熱いね」


「もしかしてこの前の噂も本当だったりして」


「あの男嫌いの朱音がそんな訳ねぇだろ」


 クラスがザワザワしていると空翔がみんなに言う。


「みんなおはよう。俺と朱音は付き合ってるけど……それがどうかしたか?」


 頬を赤らめている朱音。


「えっ?ええぇー??」


 一瞬の沈黙の後、クラス中がどよめく。それもそのはずだ。男嫌いで有名な朱音がイケメンでモテ男の空翔と付き合っていたのだから……。


「嘘だ……あっあの男嫌いの朱音に彼氏が出来たなんて……」


「空翔って凄いな。いったいどんな手で朱音を落としたんだよ」


「朱音ちゃんおめでとう。空翔君と付き合ってたなんて意外だけど、お似合いだよ」


「朱音ちゃん良いなぁー。あんな格好良い彼氏がいて。どうやって近付いたの?」


 クラスのみんなからチヤホヤされる二人。その様子は仲睦(なかむつ)まじく温かな雰囲気に包まれている。


 ルシエルが優しく見守っているとスッと廊下へと出て行く一人の女子生徒を発見する……それは(はるか)であった。遥はトイレで一人泣いていた。


「ううぅぅ……ああぁぁ……」


 彼女も本当は迷っていたのである。自身の失恋の悲しさと親友の幸せ願う気持ちが何度も何度も衝突してその度に胸を痛めて泣いていた。


「こっちはもう少しだけ……時間が掛かりそうね」


 ルシエルはそう言い残すと教室にへと戻る。教室では朱音と空翔が馴れ初めや好きになった瞬間等、質問攻めにあっていた。


 放課後下校中の朱音と空翔。


「いやーあの質問の嵐には参ったな」


「空翔君がイキナリ暴露するからでしょ?」


「でもほらっ。なんか教室入った瞬間に冷やかされたし、ガツンと一発決めたくてさ」


「まあ、別に事なきを得たし、遥以外の女子とは普通に話せる様になったから良いんだけどさぁ」


「遥ちゃんはまだ怒ってるのか?」


「わからない。でもまだ話せ無いでいるの」


 そんな話をしているとルシエルが話に入ってくる。


「遥さんの怒りは消えている様ですが、心の傷が癒えるにはもう少し時間が掛かりそうです。もうちょっとだけ待ってあげて貰えますか?」


「あっルシエル。どこに行ってたのよ」


「そうだ。今日一日見かけなかったから心配してたんだぞ」


 二人の心配をよそにルシエルは絶好調であった。


「お二人の邪魔をしてはいけないかと思いまして……ふふふ」


 なっ……なんかルシエルの笑いが怖い。そんなやり取りをしていると空翔がルシエルにお礼を言う。


「まあ、ウチラが付き合えたのもルシエルのお陰だし、本当にありがとうな」


「そうだね。私もちゃんとお礼言って無かったよ。ありがとうルシエル」


「ふふふ……どういたしまして」


 少し照れているルシエルと朱音に空翔が言う。


「朱音が遥ちゃんと仲直り出来たらまた三人で喫茶店行こうな。今度はゆっくりと」


「さんせーい」


「楽しみです……ふふふ」


 この時の私達は気付いていなかった。ルシエルの変化に……。

 そしてこの事が後にルシエル運命を左右する事態へと発展して行くのだが……それはまだまだ先のお話。



次回は朱音(あかね)空翔(あきと)からルシエルへ恩返しをします。

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