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氷の美奈兔ふたたび!
何故か、勝負とあいなり、空気の読めない美奈兎が普通に勝利と今にいたるのだ。
実際、美奈兎は芯は強いが優しいお姉さん、だが、伊織を前にすると舞い上がって無骨になるし、
伊織も優しいお人好しという所だが、美奈兎を前にすると粗暴になる、
まるで、三流ラブコメである、その空気感が外野にうつり、日頃溜まっていた事と共に吹き出たのだ。
ここまでくると、もう言いがかりレベルだ雄二を見ていると思う、
武士道とは死ぬこととみつけたりとか、
死して屍、拾う者なしとか、退魔師は根なし草のほうがいい、有事の際に一番に死に直結するから、
雄二いう男にも妻をめとり、幸せな家族を築き事を望んだ。
今、完封なきに叩きのめし心さえへし折る気でいる、自分の事など茅の外。
そんな彼女を称して人はいう、
氷の美奈兎と。