夢をみつめて [手紙]
数日後 俺の手紙は典明さんと、あこが暮らすもとへ届けられた
「 あこへ
元気にしてますか?
典明さんから、あこの最近の浴衣姿の写真を送ってもらいました
久し振りに見る、あこは眩しいぐらいに凄く綺麗になっていて驚きました
一緒に花火大会行った時の事覚えてますか?
あの時の、あこも、とっても可愛いくて
愛おしく思っていました
その時の事が蘇ってます
髪飾り大切に今でも付けてくれてるの見て凄く嬉しいです
あこは、いつも明るい愛らしい笑顔で俺を照らしてくれて癒やされていました
今でもいつも、あこの笑顔が浮かんで俺の心を支え癒やしてくれています
本当にありがとう!
今は、この手で、あこを抱きしめる事が出来ないけれども、いつも、あこを思っています
あこなら、うーんと幸せになれると信じて見守っています。
あこ、幸せになって下さいね 」
「 典明さんへ
いつも手紙と写真ありがとうございました
あこの養子縁組みありがとうございました。
そして施設に向けて準備されてる事
本当に感謝しています
もっともっと典明さんとは、いろんな話したかったです
お酒ももっと一緒に飲みたかったです
あこと、もっと一緒に過ごしたかったです
でもそれは叶わない夢ですが
典明さんの近い未来の夢に俺の夢も少しだけ乗せて下さい
典明さんなら安心して夢を託せます
そして、あこを宜しくお願いします
典明さんも、体に気を付けて下さい
それでは今から茂さんの待ってる場所に向かいます
最後に一つお願いがあります
」
と綴られていた
それから月日か流れ
数年後
あこが二十歳になった朝
あの島に
あの茂さんの家が少しリホームされていた
表札には
[ あさひの 家
~茂~ ]
穏やかな数人の笑い声が駆け巡ってる
「あこ!」
「はーい!」
「みんなー集まれー!
せいの!」
みんなで
「あこねーちゃん!お誕生日おめでとう!」
「わあーありがとう!嬉しい」
と、あの笑顔で笑う、あこ
みんなで作ったプレゼントを受け取り
喜び笑う
そして典明さんが
「あこ、もう一つプレゼントだよ」
と渡された手紙と箱を受け取り
手紙を読む
「 あこへ
二十歳の誕生日おめでとう!
素敵な女性になってる姿が見えます(笑)
俺が大好きだった、あこの笑顔の瞳の中で
俺は茂じいと一緒に
いつまでも、見守っています
聡より 」
箱を開けると
あこが子供の頃に真弓さんが持っていて
いつも欲しそうに眺めていた
綺麗な花飾りの、ついた
手鏡だった
あこの瞳はキラキラ輝き
美しく温かい涙が流れた
その先には
4人の笑顔の写真が飾られていた
完
初めて書いたので読みにくい所や誤字など多々ある事お許し下さい
鏡のタイトルには、いろんな想いを込めて作成しました
最後まで読んで頂いた事に改めて感謝致します




