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掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2026.5.
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2382/2451

蛍がいる、見えるかい






 生温い熱が籠る家から離れ山に近づくにつれて下がっていく体感温度に、思わず目を細めた。梅雨が始まる前でないと見られないから。そう彼に誘われて彼女は彼と川沿いを歩き続ける。彼は川を、彼女は彼を無言で観続ける中、不意に彼が手招きして川の中を指し、距離を縮めた彼女の耳に口を寄せて囁いた。






【ひゃくよんじゅうじにいどもうとしたらもじすうがたりないとでてきてしまったのでひらがなでかいておりますよみにくくてすみません】






(2026.5.30)



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