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掌編小説シリーズ  作者: 藤泉都理
2026.4.
2327/2335

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり

「『カクヨム』の自主企画「【青竹の季節】竹取物語で縦読み物語を作りませんか(「野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり」を使います。各文字を文章の冒頭に用いて掌編を書いてください。文字一つにつき一文のみ書くことができます」参加物語です」






【の】野山を駆け走っていた時だった。

【や】矢が次から次へと飛んで来た。

【ま】まさか追っ手がもう迫って来たのかと全ての矢を剣で弾き返しつつ、現れた人物に剣先を向ける。

【に】義兄様、何故。

【ま】まさか私が来るとは思いもしなかっただろう。

【じ】自由に生きたいのです私は。義兄様。お見逃し下さい。

【り】了解した。と、私が慈悲の言葉を与えるでもと思ったか?

【て】では、手をお取りください。私の手を。共に。逃げましょう。

【た】戯けた事を。

【け】契約を。領主と禁断の契約を交わしたのですか。

【を】恐ろしいか。

【と】とても。

【り】理解しなくていい。私は、私の野望のためにおまえを、

【つ】月が見えた。

【つ】強い印象を与える玲瓏たる白い半月。

【よ】夜でもないのに惹きつけてやまない。

【ろ】老若男女問わず。

【づ】月が、綺麗ですね。

【の】喉が引き攣って言葉を発する事ができなかった。

【こ】恋をしていた。

【と】共に生きたかった。

【に】義兄様。

【つ】ついにこの刻が、

【か】風が吹く。とても強い風。

【ひ】広く厚い雲を呼び、半月の光が遮られる。

【け】景色が、一変した。

【り】理解、しています、よ。











(2026.4.22)



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